さん‐せ【三施】
仏語。3種の布施。財施・法施・無畏施(むいせ)。
さん‐せい【三世】
1 本人・子・孫の3代。さんぜ。 2 同じ地位・称号などを有する人の、3代目。また、同名の法王・皇帝などの3番目の...
さん‐せい【三正】
1 《「書経」甘誓から》天・地・人の、三つの正しい道。 2 《「礼記」哀公問から》君臣の義、父子の親、夫婦の別の三...
さん‐せい【三牲】
1 宗廟に供える3種のいけにえ。牛・羊・豕(ぶた)。三犠。 2 中国で俗に、鶏・魚・豕をいう。
さん‐せい【三省】
《「論語」学而の「吾日に吾が身を三省す。人の為に謀りて忠ならざるか、朋友と交わりて信ならざるか、習わざるを伝えしか...
さん‐せい【三聖】
世界の三人の聖人。 ㋐釈迦・孔子・キリスト。 ㋑老子・孔子・釈迦。 古代中国の三人の聖人。 ㋐伏羲(ふっき)・文王...
さんせい【山西】
中国北西部の省。太行山脈の西に位置し、万里の長城で内モンゴル自治区と接する黄土山岳地帯。省都、太原。石炭・鉄鉱など...
さん‐せい【山棲】
人里離れた山中に住むこと。隠遁(いんとん)すること。山居。
さん‐せい【山勢】
山の姿。山のようす。山容。
さん‐せい【山精】
山の神。山の精霊。また、やまびこ。「—木魅の出でて遊ぶを」〈紅葉・金色夜叉〉
さん‐せい【参政】
1 政治に参加すること。「—権」 2 執政の次位にあって政治に参与する職。江戸幕府の若年寄、大名の用人(ようにん)など。
さん‐せい【産生】
[名](スル)細胞で物質が合成・生成されること。「抗体が—される」
さん‐せい【産制】
「産児制限」の略。
さん‐せい【散聖】
世俗を捨て仏門に入った人を敬っていう語。特に、布袋(ほてい)和尚をさす場合がある。
さん‐せい【酸性】
酸としての性質を示すこと。金属酸化物と反応して塩と水をつくる性質を示すこと。水溶液中では水素イオン指数pHが7より...
さん‐せい【賛成】
[名](スル) 1 人の意見や行動をよいと認めて、それに同意すること。「原案に—する」⇔反対。 2 助力すること。...
さんせい‐う【酸性雨】
大気中の二酸化硫黄や窒素酸化物が溶け込んでいて酸性度の強い雨。動植物その他に被害を与える。
さんせい‐えん【酸性塩】
酸と塩基の中和が完全でなく、酸性の成分が残っている塩。硫酸水素ナトリウム・炭酸水素ナトリウムなど。
さんせい‐がん【酸性岩】
火成岩で、化学成分の二酸化珪素(けいそ)の含有量が66パーセント以上あるもの。有色鉱物が少ないので白っぽい。花崗岩...
さんせい‐けっしょう【酸性血症】
⇒アシドーシス
さんせい‐けん【参政権】
国民が直接または間接に国政に参加する権利。選挙権・被選挙権、公務員となる権利、公務員を罷免する権利、国民審査の権利など。
さんせい‐さんかぶつ【酸性酸化物】
酸性を示す酸化物。酸化物のうち、水と反応してオキソ酸となり、塩基と反応して塩をつくるもの。二酸化硫黄・二酸化窒素・...
さんせい‐し【酸性紙】
にじみ止めに硫酸アルミニウムなどを用いて製した紙。硫酸アルミニウムが繊維を徐々に加水分解するため長期の保存に耐えない。
さんせい‐しょう【山西省】
⇒山西
さんせい‐しょくひん【酸性食品】
食品を燃焼して得た灰の成分中に燐(りん)・硫黄・塩素などの酸性を示す元素を多く含むもの。魚・肉・豆・穀類・卵黄など。
さんせい‐しょくぶつ【酸性植物】
泥炭地・湿原、酸性に傾いた畑地などの酸性土壌によく生育する植物。ミズゴケ・アシ・スゲ・スギナなど。
さんせい‐ショック【酸性ショック】
⇒アシッドショック
さんせい‐じ【三生児】
三つ子。
さんせいじん‐きょうかい【三聖人教会】
《Mănăstirea Sfinţii Trei Ierarhi》ルーマニア北東部の都市ヤシにある教会。17世紀に...
さんせい‐せいこうほう【酸性製鋼法】
珪酸(けいさん)・石英などの酸性の耐火材を用いた製鋼法。
さんせい‐せん【酸性泉】
泉質の一。硫酸・塩酸など遊離の酸を多量に含み、酸性を呈する鉱泉。殺菌力が高く皮膚疾患などに効く。草津温泉・那須温泉など。
さんせい‐せんりょう【酸性染料】
色素の分子中にスルホン酸基・カルボキシル基などの酸性の基をもつ水溶性染料。羊毛・絹・ナイロンなどのたんぱく質系の繊...
さんせい‐たんさんえん【酸性炭酸塩】
⇒炭酸水素塩
さんせい‐たんさんナトリウム【酸性炭酸ナトリウム】
⇒炭酸水素ナトリウム
さんせい‐とう【参政党】
令和2年(2020)に結成された政党。新型コロナ禍における、社会生活への規制が過剰であるなどと主張し、令和4年(2...
さんせい‐ど【酸性度】
酸としての強さの程度を示す値。ふつう、水素イオン指数pHで表す。
さんせい‐どう【三清洞】
《Dong Tam Thanh》⇒タムタン洞窟
さんせい‐どじょう【酸性土壌】
酸性反応を示す土壌。雨の多い地方に多く、土壌中の塩基が流出したり、酸性物質が集積したりして生じる。耕作には適さない...
さんせい‐はくど【酸性白土】
白色の粘土の一種。微粉末で、主成分は粘土鉱物のモンモリロナイト。水を加えると弱酸性を呈する。吸着性があり、石油の脱...
さんせい‐はんのう【酸性反応】
ある物質に酸の性質があることを示す反応。青色リトマスを赤色に変えたり、赤色フェノールフタレインを無色に変えたりすること。
さんせい‐バター【酸性バター】
⇒発酵バター
さんせい‐ひりょう【酸性肥料】
それ自体が酸性の肥料。また、連続使用すると土を酸性にする性質のある肥料。過燐酸(かりんさん)石灰・硫安・硫酸カリなど。
さんせい‐ぼんち【鑽井盆地】
不透水層に挟まれた透水層が、一方に傾斜した構造や盆地構造を呈する地域。被圧地下水が存在し、井戸を掘ると自噴しやすい...
さんせい‐む【酸性霧】
酸性の大気汚染物質を含んだ霧。空気中に長時間漂っているため、酸性雨より酸性度が強く、森林などに大きな被害を及ぼす。...
さん‐せき【三夕】
1 三晩。三夜。 2 「三夕の和歌」の略。
さん‐せき【三関】
⇒さんかん(三関)
さん‐せき【三蹟/三跡】
平安中期の三人の能書家。また、その筆跡。小野道風・藤原佐理(ふじわらのすけまさ)・藤原行成(ふじわらのゆきなり)。...
さん‐せき【山積】
[名](スル)山のようにうず高く積もること。また、処理すべき仕事・問題などがたくさんたまること。やまづみ。「難問が...
さん‐せき【霰石】
あられいし。
さんせき‐の‐わか【三夕の和歌】
新古今集所収の、「秋の夕暮れ」を結びとした3首の名歌。寂蓮(じゃくれん)の「さびしさはその色としもなかりけり槙(ま...