さん‐と【三都】
大きな三つの都市。特に、江戸・大坂・京都をさしていった。
さん‐と【山斗】
泰山と北斗星。人々が仰ぎ見て尊ぶもの。人々から尊敬されている権威者。泰斗。
さん‐と【山徒】
比叡山延暦寺の衆徒。寺の雑事や警護をしたが、非常時には僧兵となった。山法師。
さん‐と【蚕都】
蚕糸業の中心地として繁栄している都市。 [補説]山形県鶴岡市、福島県伊達市梁川町、埼玉県深谷市・熊谷市、富山県富山...
サント
1 キリスト教用語で、聖人のこと。 2 ((ポルトガル)・(スペイン)・(イタリア)Santo)他の語に冠して、聖...
サント
⇒ルーガンビル
サント‐ブーブ
[1804〜1869]フランスの批評家。科学的な立場から人間性の問題を探究、近代批評の父といわれる。著「ポールロワ...
サントアンタン‐とう【サントアンタン島】
《Ilha de Santo Antão》アフリカ西岸のベルデ岬西方沖にあるカーボベルデの島。同国北西端に位置する...
サントアントニオ‐きょうかい【サントアントニオ教会】
《Igreja de Santo António de Lisboa》ポルトガルの首都リスボン中央部にある教会。リ...
サントアントニオ‐しゅうどういん【サントアントニオ修道院】
《Convento de Santo Antônio》ブラジル南東部の都市リオデジャネイロの旧市街にある修道院。1...
サントゥール
西アジアおよびインド、パキスタンの打弦楽器。台形をした共鳴箱の上に多数の弦を水平に張り、2本の桴(ばち)で打奏する...
さん‐とう【三冬】
1 初冬・仲冬・晩冬の3か月。冬季の3か月。陰暦の10・11・12月。 2 3回、冬を過ごすこと。3か年。
さん‐とう【三到】
《朱熹「訓学斎規」から》読書に必要な三つの事柄。心と目と口を十分に働かせて読むこと。心を集中し、目でよく見、口で朗...
さん‐とう【三塔】
比叡山延暦寺の東塔・西塔(さいとう)・横川(よかわ)。また、延暦寺の異称。三院。
さん‐とう【三等】
1 第3の等級。3番目の順位。「くじ引きで—を当てる」「—航海士」 2 もと、船舶・鉄道で、客室や客車を3等級に分...
さん‐とう【山刀】
やまがたな。
さんとう【山東】
1 中国北東部の省。太行山脈の東の意で、泰山山脈と山東半島を含む地域。省都、済南。落花生・小麦・綿・タバコなどを産...
さんとう【山東】
姓氏・号の一。
さん‐とう【山頭】
1 山のてっぺん。山頂。 2 《古くは山頭に多くあったことから》火葬場。また、墓地。
さん‐とう【山濤】
[205〜283]中国、晋代の政治家。懐(河南省)の人。字(あざな)は巨源。晋の武帝に仕えて重用された。竹林の七賢...
さん‐とう【参頭】
1 禅寺で、新来の僧のうち、代表者として詞を述べる役。さんじゅう。 2 「参頭行者(さんとうあんじゃ)」の略。
さん‐とう【算当】
[名](スル)計算しておよその見当をつけること。「ひきあわなければ追いだすまでと爺さんは胸のうちで—した」〈中勘助...
さんとう【山塔】
斯波四郎の短編小説。昭和34年(1959)発表。同年、第41回芥川賞受賞。
さんとう‐あんじゃ【参頭行者】
禅寺で、行者たちの頭となる古参・高齢の僧。
さんとうか【山頭火】
⇒種田山頭火(たねださんとうか)
さんとうかんぷ‐もんだい【山東還付問題】
1915年(大正4)の対華二十一箇条要求の中の山東省におけるドイツ権益継承をめぐって起きた日本・中国間の紛争。19...
さんとう‐きょうざん【山東京山】
[1769〜1858]江戸後期の戯作者。江戸の人。本名、岩瀬百樹(いわせももき)。京伝の弟。篆刻(てんこく)を本業...
さんとう‐きょうでん【山東京伝】
[1761〜1816]江戸後期の戯作者・浮世絵師。江戸の人。本名、岩瀬醒(いわせさむる)。通称、京屋伝蔵。浮世絵を...
さんとう‐さい【山東菜】
アブラナ科の越年草。ハクサイに似るがやや大形で、緩く結球する。葉を煮物や漬物にする。中国山東省の原産で、日本に明治...
さんとう‐しゃ【三等車】
旧日本国有鉄道で、客車に三等級があったころの、最下級の車両。
さんとう‐しゅっぺい【山東出兵】
昭和2〜3年(1927〜1928)三次にわたって、田中義一内閣が在留邦人保護の名目で中国山東省に出兵した事件。国民...
さんとう‐しょう【山東省】
⇒山東
さん‐とうしん【三等親】
⇒三親等
さんとう‐じゅうやく【三等重役】
名目だけで、実質的には一般社員と変わりのない重役。サラリーマン重役。 [補説]源氏鶏太の小説の題名から広まった語。...
さんとうじゅうやく【三等重役】
源氏鶏太の長編小説。昭和26年(1951)から昭和27年(1952)にかけて「サンデー毎日」誌に連載。「三等重役」...
さんとう‐じゅんれい【三塔巡礼】
比叡山の三塔をめぐって参拝すること。また、その人。
さん‐とうじょう【三答状】
中世、三問三答で、論人(被告)が提出した三度目の陳状。→三問状
さんとう‐すいへい【三等水兵】
旧海軍における水兵科の兵の4階級の一つ。昭和17年(1942)に一等水兵と改称された。教育を終えたばかりの兵。
さんとう‐せいじ【三頭政治】
三人の有力政治家の結びつきによって行われる政治。寡頭政治の一形態。特に、前60年にカエサル・ポンペイウス・クラッス...
さんとうせんきゃく【三等船客】
前田河広一郎の短編小説。大正10年(1921)8月、雑誌「中外」に発表。プロレタリア文学の先駆的作品。同作を表題作...
さんとう‐とくれい【三島特例】
昭和62年(1987)の国鉄民営化後、経営自立のめどが立たないJR北海道・四国・九州のJR三島(さんとう)会社とJ...
さんとう‐な【山東菜】
サントウサイの別名。
さんとう‐の‐せんぎ【三塔の僉議】
比叡山の三塔の僧徒が一山の一大事に際し、東塔の大講堂の広庭に集まって評議すること。
さんとう‐は【山東派】
自由民主党の派閥の一。番町政策研究所の平成27年(2015)以降の通称。大島派を山東昭子が継承したが、平成29年に...
さんとう‐はくさい【山東白菜】
サントウサイの別名。
さんとう‐はんとう【山東半島】
中国山東省の東部、黄海と渤海(ぼっかい)との間に突き出た半島。南に青島(チンタオ)、北に煙台・威海などの良港がある...
さんとう‐へいそう【三等兵曹】
旧海軍における水兵科下士官の最下位の階級。昭和17年(1942)に二等兵曹と改称された。
さんとう‐まい【三等米】
米穀検査で判定される米の等級区分の一。水稲うるち玄米・水稲もち玄米の場合、整粒が45パーセント以上、被害粒・死米・...
さんとう‐ゆうびんきょく【三等郵便局】
特定郵便局の旧称。
さんとう‐れき【三統暦】
中国、前漢の劉歆(りゅうきん)が作った太陰暦。前7年成立。夏・殷・周3代に行われた太初暦を増修したもの。