さん‐り【三里】
1 1里の3倍。 2 灸点の一。また、そこにすえる灸。膝頭の下約3寸(大人で約6センチ)、脛骨の外側の所。足三里と...
さん‐り【散吏】
職務のひまな役人。散官。
さんり‐がみ【三里紙】
昔、旅人や武家奴(ぶけやっこ)などが膝の三里に当てた三角形の白い紙や布。土下座するときのため、また、灸の跡を隠すた...
さん‐りく【三陸】
陸奥(むつ)・陸中・陸前の3国の称。
さんりく‐おおつなみ【三陸大津波】
三陸海岸を襲った津波のうち、明治以降に起こった最大級のもの。歴史的には、三陸沖地震による明治29年(1896)6月...
さんりくおき‐じしん【三陸沖地震】
三陸海岸沖を震源地とする大地震。リアス式海岸のため津波による被害が大きく、明治29年(1896)6月15日のもので...
さんりく‐かいがん【三陸海岸】
青森県八戸(はちのへ)市の鮫角(さめかど)から岩手県を経て宮城県の金華山に至る太平洋岸。リアス式海岸が広がり、好漁...
さんりく‐じしん【三陸地震】
⇒三陸沖地震
さんりく‐てつどう【三陸鉄道】
三陸海岸を走る鉄道。昭和59年(1984)、久慈(くじ)・宮古間の北リアス線(71.0キロ)と釜石・盛(さかり)間...
さんりくはるかおき‐じしん【三陸はるか沖地震】
平成6年(1994)12月28日に発生したマグニチュード7.6の地震。震源は青森県八戸(はちのへ)市の東方沖。八戸...
さんりくふっこう‐こくりつこうえん【三陸復興国立公園】
青森・宮城の太平洋岸を占める国立公園。昭和30年(1955)陸中海岸国立公園として指定され、平成25年(2013)...
さんりく‐もの【三陸物】
三陸(青森・岩手・宮城など)沿岸で水揚げされる海産物。
さん‐りげん【三利源】
生命保険会社の利益の内訳である死差損益(想定死亡率と実際の死亡率との差による損益)、利差損益(予想運用利回りと実際...
さん‐りつ【惨慄】
[名](スル)むごたらしさに身震いすること。恐ろしさにぞっとすること。
さん‐りつ【簒立】
[名](スル)《「簒」は奪う意》臣下が君主の地位を奪って自らその位に就くこと。
さんりづか【三里塚】
千葉県成田市南東部の地名。もと御料牧場地で、桜の名所。昭和53年(1978)に暫定開港した成田国際空港の用地の一部...
さんりづか‐とうそう【三里塚闘争】
新東京国際空港(現成田国際空港)建設に対する反対闘争。昭和41(1966)年、新たな国際空港を千葉県成田市三里塚に...
さん‐りゃく【三略】
古代中国の兵法書。上略・中略・下略の3巻からなる。漢の張良が、黄石公から授けられたといわれるが、後漢以後の著作。→...
さん‐りゅう【三流】
1 三つの流派。三派。 2 その分野で3番目に位置する等級。二流よりまた一段劣った、程度の低いものをいう。「—のホテル」
さん‐りゅう【山流】
1 傾斜の急な所を流れる川。 2 川の上流部と中流部の称。
さん‐りゅう【産瘤】
分娩の際に、胎児の頭部などが鬱血(うっけつ)して体液がたまり、こぶ状になったもの。生後数日で消失する。
さんりゅう‐しゅ【霰粒腫】
まぶたの中にできるぐりぐりしたはれもの。マイボーム腺が詰まって分泌物が固まり、その周囲に炎症が起こる。
さん‐りょう【三稜】
1 稜(かど)が三つあること。また、そのもの。三角。 2 ウキヤガラの塊茎の表皮をはいで乾燥させたもの。漢方で通経...
さん‐りょう【山梁】
1 山中の谷川にかけた橋。 2 《「論語」郷党から》キジの別名。
さん‐りょう【山陵】
1 山と丘。 2 君主の墓。天皇・皇后などの墓。みささぎ。御陵。
さん‐りょう【山稜】
山頂から山頂へ続く峰すじ。山の尾根(おね)。
さん‐りょう【産量】
生産される量。生産量。
さんりょう‐きょう【三稜鏡】
プリズムのこと。
山陵(さんりょう)崩(くず)・る
《「戦国策」秦策から》君主の崩御をいう。
さんりょう‐し【山陵使】
⇒告陵使(こくりょうし)
さんりょうし【山陵志】
江戸後期の史書。2巻。蒲生君平(がもうくんぺい)著。文化5年(1808)成立。漢文体で、山陵の崇敬を説き、歴代天皇...
さんりょう‐しん【三稜鍼】
稜(かど)が三つある鍼(はり)。瀉血(しゃけつ)やはれものの切開などに用いる。
さんりょう‐せき【三稜石】
砂漠地方や風の強い砂地で、砂を吹きつけられて磨かれ、表面に2または3平面のできた岩片や礫(れき)。静岡県の御前崎の...
さん‐りょうたい【三量体】
三つの単量体で構成された重合体。トライマー。
さんりょう‐ぶぎょう【山陵奉行】
江戸末期の幕府の職名。山陵2の管理・補修などにあたった。
さん‐りん【三輪】
1 三つの輪。 2 「三輪車」の略。「オート—」 3 仏語。 ㋐この世の地下にあって世界を支えているという金輪(こ...
さん‐りん【山林】
1 山と林。また、山にある林。 2 地目の一。樹木の多く生えている山地。「—を切り開く」「—地主」
さんりん‐かさい【山林火災】
「山火事」に同じ。
さんりん‐しゃ【三輪車】
車輪が三つある車。子供の乗り物や、荷物の運搬などに用いる。
さんりん‐しょとく【山林所得】
山林を伐採したり立木のままで譲渡することによって生じる所得。所得税法に規定。山林を取得してから5年以内の場合は、事...
さんりんしょとく‐きんがく【山林所得金額】
所得税の課税標準(税額計算の対象)となる金額の一つ。山林の伐採または譲渡による所得(山林所得)から必要経費を控除し...
山林(さんりん)に交(まじ)わ・る
山林の中に住む。隠棲(いんせい)する。出家する。「世を遁(のが)れて—・るは」〈方丈記〉
さんりん‐ぼう【三隣亡】
暦注の一。この日に建築をすれば火事を起こし、近隣3軒を焼き滅ぼすといって忌む。