さん・する【賛する/讃する】
[動サ変][文]さん・す[サ変] 1 力を添えて助ける。賛助する。「地元の美術展開催に—・する」 2 同意する。賛...
さん・する【簒する】
[動サ変][文]さん・す[サ変]奪う。奪い取る。簒奪する。「王位を—・する」
三寸(さんずん)の見直(みなお)し
《物の長さも測りようによっては3寸の誤差がある意から》物事は、詳しく点検すれば多少の欠点は見つかるということ。また...
三寸(さんずん)俎板(まないた)を見抜(みぬ)く
厚さ3寸のまな板の裏まで見通す。物事を見抜く力の鋭いことのたとえ。
サンスーシ‐きゅうでん【サンスーシ宮殿】
《Château de Sans-Souci》ドイツのポツダムにあるロココ式宮殿。1745〜1747年、フリードリ...
サンスーシ‐こうえん【サンスーシ公園】
《Park Sanssouci》ドイツ東部、ブランデンブルク州の都市ポツダムにある公園。市街西部に広がる広大な庭園...
サンスーシ‐じょう【サンスーシ城】
《Palais Sans-Souci》ハイチ北部にある城。港湾都市カパイシャンの南約30キロメートルの高原に位置す...
さん‐ず【三途/三塗】
仏語。 1 死者が行くべき三つの場所。猛火に焼かれる火途(かず)、互いに食い合う血途(けつず)、刀剣・杖で強迫され...
さん‐ず【三頭/三図】
牛馬の背の尻に近い高くなっている所。
さん‐ずい【三水】
漢字の偏の一。「河」「泳」などの「氵」の称。漢和辞典では「氺(したみず)」とともに「水」の部首に属する。さんずいへん。
さんず‐の‐かわ【三途の川】
仏語。死後7日目に渡るという、冥途にある川。三つの瀬があり、生前の業(ごう)によって、善人は橋を、軽い罪人は浅瀬を...
さんず‐の‐やみ【三途の闇】
仏語。生前の悪業(あくごう)に応じて死者が苦悩を受けなくてはならない、三つの暗い境遇。三悪道。また、そこへ行く不安...
さん・ずる【参ずる】
[動サ変][文]さん・ず[サ変] 1 上位者の所に「行く」また「来る」の意の謙譲語。参上する。まいる。うかがう。「...
さん・ずる【散ずる】
[動サ変][文]さん・ず[サ変] 1 散る。ちりぢりになって、なくなる。また、散らす。「聴衆が—・ずる」「春嵐が桜...
さん‐ずん【三寸】
1 1寸の3倍。かね尺で約9.1センチ。鯨尺で約11.4センチ。 2 3寸くらいのもの。また、短いもの、薄いものな...
さんずん‐くぎ【三寸釘】
かね尺で長さ3寸の釘。長さ1寸の釘にもいった。
さんずん‐なわ【三寸縄】
罪人を縛るときの縄のかけ方の一。後ろ手に縛り、上方に上げてその縄を首縄にかけ、首と手首の間を3寸ほどにして縛る方法...
さんずん‐にんじん【三寸人参】
ニンジンの栽培品種。根の長さが3寸くらいしかなく太い。西洋にんじん。
さんずん‐ふりつ【三寸不律】
《「不律」は筆のこと》長さ3寸の短い筆。
さんずん‐もよう【三寸模様】
女性の着物で、模様が裾から鯨尺の3寸ほどのところまでにあるもの。
さん‐せ【三施】
仏語。3種の布施。財施・法施・無畏施(むいせ)。
さん‐せい【三世】
1 本人・子・孫の3代。さんぜ。 2 同じ地位・称号などを有する人の、3代目。また、同名の法王・皇帝などの3番目の...
さん‐せい【三正】
1 《「書経」甘誓から》天・地・人の、三つの正しい道。 2 《「礼記」哀公問から》君臣の義、父子の親、夫婦の別の三...
さん‐せい【三牲】
1 宗廟に供える3種のいけにえ。牛・羊・豕(ぶた)。三犠。 2 中国で俗に、鶏・魚・豕をいう。
さん‐せい【三省】
《「論語」学而の「吾日に吾が身を三省す。人の為に謀りて忠ならざるか、朋友と交わりて信ならざるか、習わざるを伝えしか...
さん‐せい【三聖】
世界の三人の聖人。 ㋐釈迦・孔子・キリスト。 ㋑老子・孔子・釈迦。 古代中国の三人の聖人。 ㋐伏羲(ふっき)・文王...
さんせい【山西】
中国北西部の省。太行山脈の西に位置し、万里の長城で内モンゴル自治区と接する黄土山岳地帯。省都、太原。石炭・鉄鉱など...
さん‐せい【山棲】
人里離れた山中に住むこと。隠遁(いんとん)すること。山居。
さん‐せい【山勢】
山の姿。山のようす。山容。
さん‐せい【山精】
山の神。山の精霊。また、やまびこ。「—木魅の出でて遊ぶを」〈紅葉・金色夜叉〉
さん‐せい【参政】
1 政治に参加すること。「—権」 2 執政の次位にあって政治に参与する職。江戸幕府の若年寄、大名の用人(ようにん)など。
さん‐せい【産生】
[名](スル)細胞で物質が合成・生成されること。「抗体が—される」
さん‐せい【産制】
「産児制限」の略。
さん‐せい【散聖】
世俗を捨て仏門に入った人を敬っていう語。特に、布袋(ほてい)和尚をさす場合がある。
さん‐せい【酸性】
酸としての性質を示すこと。金属酸化物と反応して塩と水をつくる性質を示すこと。水溶液中では水素イオン指数pHが7より...
さん‐せい【賛成】
[名](スル) 1 人の意見や行動をよいと認めて、それに同意すること。「原案に—する」⇔反対。 2 助力すること。...
さんせい‐う【酸性雨】
大気中の二酸化硫黄や窒素酸化物が溶け込んでいて酸性度の強い雨。動植物その他に被害を与える。
さんせい‐えん【酸性塩】
酸と塩基の中和が完全でなく、酸性の成分が残っている塩。硫酸水素ナトリウム・炭酸水素ナトリウムなど。
さんせい‐がん【酸性岩】
火成岩で、化学成分の二酸化珪素(けいそ)の含有量が66パーセント以上あるもの。有色鉱物が少ないので白っぽい。花崗岩...
さんせい‐けっしょう【酸性血症】
⇒アシドーシス
さんせい‐けん【参政権】
国民が直接または間接に国政に参加する権利。選挙権・被選挙権、公務員となる権利、公務員を罷免する権利、国民審査の権利など。
さんせい‐さんかぶつ【酸性酸化物】
酸性を示す酸化物。酸化物のうち、水と反応してオキソ酸となり、塩基と反応して塩をつくるもの。二酸化硫黄・二酸化窒素・...
さんせい‐し【酸性紙】
にじみ止めに硫酸アルミニウムなどを用いて製した紙。硫酸アルミニウムが繊維を徐々に加水分解するため長期の保存に耐えない。
さんせい‐しょう【山西省】
⇒山西
さんせい‐しょくひん【酸性食品】
食品を燃焼して得た灰の成分中に燐(りん)・硫黄・塩素などの酸性を示す元素を多く含むもの。魚・肉・豆・穀類・卵黄など。
さんせい‐しょくぶつ【酸性植物】
泥炭地・湿原、酸性に傾いた畑地などの酸性土壌によく生育する植物。ミズゴケ・アシ・スゲ・スギナなど。
さんせい‐ショック【酸性ショック】
⇒アシッドショック
さんせい‐じ【三生児】
三つ子。
さんせいじん‐きょうかい【三聖人教会】
《Mănăstirea Sfinţii Trei Ierarhi》ルーマニア北東部の都市ヤシにある教会。17世紀に...
さんせい‐せいこうほう【酸性製鋼法】
珪酸(けいさん)・石英などの酸性の耐火材を用いた製鋼法。