先(さき)を追(お)・う
貴人の先に立ち、進路の通行人を追い払う。先を払う。「車ども数(あまた)遣り続けて、—・ひののしりて来たりければ」〈...
先(さき)を折(お)・る
物事をしはじめようと勢いづいているところをさまたげる。でばなをくじく。
先(さき)を駆(か)・く
戦いで、真っ先に敵陣に攻め入る。「景高余りに—・けんと進みければ」〈平家・九〉
先(さき)を越(こ)・す
相手に先んじて事を行う。機先を制する。「新製品の開発で、—・されてしまった」
さ‐きん【砂金/沙金】
金鉱床が浸食されて砂粒状になった金が水に流されて、河床や海岸などの砂礫(されき)中に沈積したもの。しゃきん。→山金...
さ‐きん【差金】
差し引きした残りの金額。差額。
さきん【砂金】
西条八十の第1詩集。大正8年(1919)に自費出版。40編の詩、9編の童謡、3編の散文詩からなる。大正7年(191...
さきん‐けっさい【差金決済】
現物・現金の受け渡しをせず、反対売買による差額の授受で決済すること。
さきんけっさい‐とりひき【差金決済取引】
差金決済で行う取引。CFD(contract for difference)。
さ‐きんご【左金吾】
左衛門督(さえもんのかみ)の唐名。
さきん・じる【先んじる】
[動ザ上一]「さき(先)んずる」(サ変)の上一段化。「英語では兄に—・じる」
さきん・ずる【先んずる】
[動サ変][文]さきん・ず[サ変]《「さきにする」の音変化》他の人より先に進む。先に何かをする。「何事をするにつけ...
先(さき)んずれば人(ひと)を制(せい)す
《「史記」項羽本紀から》他人よりも先に事を行えば、有利な立場に立てる。
さきん‐せき【砂金石】
雲母(うんも)や赤鉄鉱の小さい結晶を含む石英。黄・緑・赤・褐色などの光輝を放つ。装飾用にされる。アベンチュリン。
さきんだち‐や【さ公達や】
[連語]《「さ」は接頭語、「や」は間投助詞》貴公子の皆さんよ。囃子詞(はやしことば)として用いられる。「挿し櫛もな...
さきん‐づつみ【砂金包】
一定量の砂金を、紙または布で包んだもの。ふつう、金10両(銭20貫)にあたる砂金44匁(もんめ)を包んだ。
さぎ【鷺】
ペリカン目サギ科の鳥の総称。くちばし・くび・脚が長い。飛ぶときにくびを乙字形に曲げる。水辺にすみ魚を捕食するが、草...
さぎ【鷺】
謡曲。四番目物。帝の命で鷺を捕らえようとした蔵人(くろうど)が「勅諚(ちょくじょう)ぞ」と言うと、鷺は自ら地に伏し...
さ‐ぎ【詐偽】
真実でないこと。いつわり。
さ‐ぎ【詐欺】
1 他人をだまして、金品を奪ったり損害を与えたりすること。「—にあう」「寸借—」「振り込め—」 2 他人を欺く行為...
さぎ【サギ】
岩崎京子の短編児童文学作品。昭和33年(1958)発表。昭和34年(1959)、第8回児童文学者協会新人賞受賞。
さぎ‐あし【鷺足】
1 鷺のように、足を高く上げて静かに歩くこと。ぬきあし。 2 田楽の道具で、1本の棒の中程に横木のあるもの。横木に...
さぎ‐アプリ【詐欺アプリ】
不正アプリの一種。スマートホンやタブレット型端末対応のアプリケーションソフトのうち、ワンクリック詐欺を目的として作...
さぎ‐がい【鷺貝】
ニッコウガイ科の二枚貝。貝殻は白色で、殻長約5センチ。卵形で平たく、後縁が張り出している。外洋の砂泥底に多い。
さぎ‐ぐさ【鷺草】
サギゴケの別名。
さぎこうせい‐ざい【詐欺更生罪】
会社の取締役や支配人などが更生手続き開始の前後を問わず、自己もしくは他人の利益を図り、または債権者・担保権者・株主...
さぎ‐ごけ【鷺苔】
サギゴケ科の多年草。田のあぜなどに生える。葉は根際に群生。春から夏に数個の淡紫色の唇形の花をつける。花が白色のもの...
さぎ‐ざい【詐欺罪】
他人の財物をだまし取ったり、自己または第三者に不法な財産的利益を得させたりする罪。刑法第246条が禁じ、10年以下...
さぎ‐し【詐欺師】
詐欺を常習とする者。かたり。いかさまし。
さぎ‐すげ【鷺菅】
カヤツリグサ科の多年草。本州中部以北の高原に自生。高さ35〜50センチ。夏、茎の頂に数個の穂状の花をつけ、実を結ん...
さぎ‐ずもう【鷺相撲】
遊戯の一。二人が相対し、各自が後ろに曲げた自分の片足を片手で持ち、一方の手で突き合い、または体をぶつけて、一定範囲...
さぎ‐そう【鷺草】
ラン科の多年草。日当たりのよい湿地に生え、高さ30〜40センチ。8月ごろ花茎を伸ばし、飛び立つサギに似た形の白い花...
さ‐ぎちょう【左義長/三毬杖】
《もと、毬杖(ぎちょう)を三つ立てたところからという》小正月の火祭りの行事。宮中では、正月15日および18日に清涼...
さぎ‐とうひょう【詐偽投票】
氏名を詐称するなどして投票する、または投票しようとすること。公職選挙法違反として刑罰の対象となる。
さぎとゆき【鷺と雪】
北村薫の中編推理小説。昭和初期を舞台に、士族の令嬢英子と、お抱え運転手の別宮(べっく)みつ子ことベッキーさんが事件...
さぎのもり‐べついん【鷺ノ森別院】
和歌山市鷺ノ森にある浄土真宗本願寺派の別院。開創は文明8年(1476)、蓮如に帰依した了賢が建てた道場に始まる。天...
サギノー
米国ミシガン州中部の都市。ヒューロン湖に注ぐサギノー川沿いに位置する。19世紀初めに毛皮交易の拠点となり、農産物や...
さぎ‐はさん【詐欺破産】
債務者が、破産手続開始の決定(旧法の破産宣告)の前後を問わず、債権者を害する目的で、破産財団の隠匿・毀棄(きき)、...
さぎ‐ふえ【鷺笛】
ヨウジウオ目サギフエ科の海水魚。全長約20センチ。体色は淡紅色で腹が白い。吻(ふん)が細長く、背びれに長いとげがある。
さぎ‐まい【鷺舞】
民俗芸能の一。白鷺の頭(かしら)をかぶり、白い羽の作り物を身につけて舞う一種の風流(ふりゅう)。山口県山口市・島根...
さぎむすめ【鷺娘】
歌舞伎舞踊。長唄。壕越二三治(ほりこしにそうじ)作詞、杵屋忠次郎作曲。四変化舞踊「柳雛諸鳥囀(やなぎにひなしょちょ...
さ‐ぎょう【さ行/サ行】
五十音図の第3行。さ・し・す・せ・そ。
さ‐ぎょう【作業】
[名](スル)仕事。また、仕事をすること。特に、一定の目的と計画のもとに、身体または知能を使ってする仕事。「修復—...
さぎょう‐い【作業衣】
⇒作業着
さぎょう‐かせつ【作業仮説】
研究や実験を進める過程で、暫定的に有効とみなされてたてられる仮説。
さぎょうかんれん‐しっかん【作業関連疾患】
職場の作業環境や作業条件によって、発症率が高まったり、症状が悪化したりする疾患。高血圧・虚血性心疾患・喘息・糖尿病...
さぎょう‐きょういく【作業教育】
⇒労作教育(ろうさくきょういく)
さぎょう‐きょくせん【作業曲線】
単位時間当たりの作業量の推移をグラフ上の曲線として表したもの。個人の能力や心身状態、作業内容、作業条件が曲線の形を...
さぎょう‐きょり【作業距離】
⇒ワーキングディスタンス
さぎょう‐ぎ【作業着】
作業をするときに着用する服。作業衣。作業服。