ざいもく‐ざ【材木座】
中世、営業独占権を認められていた材木商の組合。京都堀川の座、鎌倉の材木座などが有名。
ざいもく‐ぶぎょう【材木奉行】
1 中世、幕府・寺社などの造営工事の際、材木の調達・管理をつかさどった役。 2 江戸幕府の職名。作事奉行のもとで、...
ざいもく‐や【材木屋】
1 材木を売る店。また、材木の売買を業とする人。 2 《「気取る」を「木取る」にかけた俗語で》気取り屋。
ざいもくや‐ふう【材木屋風】
元禄(1688〜1704)ごろに流行した男性の髪形で、頭の後ろに髷(まげ)を細く結ったもの。
ざい‐もつ【財物】
⇒ざいぶつ(財物)
ざい‐や【在野】
《田野に住むの意から》 1 公職に就かないで民間にいること。「—の人材」⇔在朝。 2 与党に対して、野党の立場にあ...
ざい‐よう【財用】
1 財貨の用途。 2 もとで。費用。
ざい‐よく【財欲】
仏語。五欲の一。財物をむさぼる欲望。
ざい‐らい【在来】
これまであったことや、行われていたこと。また、そのもの。今までどおり。「—の風習」
ざいらい‐さくもつ【在来作物】
その地域で古くから栽培されてきた穀類、野菜、樹木などの農作物。
ざいらい‐しゅ【在来種】
動植物の品種のうち、ある地方の風土に適し、その地方で長年栽培または飼育されているもの。
ざいらい‐せん【在来線】
同一区間に新しく作られた鉄道線に対して、従来からある鉄道線。特に、新幹線に対して従来の路線。
ざいらい‐ひんしゅ【在来品種】
近代的な育種の対象とされず、ある限られた地域で生育・保存されてきた品種。育種によって改良された品種に比べ、遺伝的多...
ざいらい‐やさい【在来野菜】
⇒伝統野菜
ざ‐いり【座入り】
1 茶会のとき、客が茶席に入ること。また、その作法。席入り。 2 仲間入りをすること。「盗人の—をしけるに」〈浮・...
ざい‐りゅう【在留】
[名](スル)ある期間、ある土地にとどまって住むこと。特に、外国に居住する場合にいう。「日本に—する外国人」
ざいりゅうかんり‐せいど【在留管理制度】
日本に在留する外国人の情報を管理する制度。法務省入国管理局(現・出入国在留管理庁)と市区町村の二元管理だった外国人...
ざいりゅう‐カード【在留カード】
入国管理法に基づき、90日を超えて日本に在留する外国人に法務省が交付する身分証明書。ICチップ内蔵のプラスチックカ...
ざいりゅう‐きかん【在留期間】
在留資格を持つ外国人が日本に在留できる期間。在留資格によって異なる。入管法・同施行規則に規定。
ざいりゅう‐しかく【在留資格】
外国人が日本に入国・在留するための資格。日本で行うことができる活動や、日本において有する身分・地位を類型化したもの...
ざいりゅうしかく‐しんさ【在留資格審査】
入国を認められた外国人が、在留期間の延長や在留目的の変更を申請した場合に、入管法に定められた在留資格に該当するかど...
ざいりゅう‐しんさ【在留審査】
外国人の在留資格の変更や在留期間の更新等の申請に対して、法令の要件に適合するか判断すること。
ざいりゅう‐とくべつきょか【在留特別許可】
日本に不法滞在・残留している外国人に対して、法務大臣が特別に在留資格を与えること。またその制度。入国管理法第50条...
ざいりゅう‐ほうじん【在留邦人】
外国に住んでいる日本人。
ざい‐りょう【材料】
1 ものを作るとき、そのもとにするもの。「料理の—を用意する」「—費」 2 研究や調査、または判断などを裏づける証...
ざいりょう‐かがく【材料科学】
材料の科学的性質を研究したり、工学的な応用や開発を行ったりする学問分野。材料の物性を主眼とする場合は物性科学または...
ざいりょうきょうじゃく‐がく【材料強弱学】
⇒材料力学
ざいりょう‐こうがく【材料工学】
材料の工学的な応用や開発を行う学問分野。工学的な見地から新規材料を開発したり、目標とする性質や性能を追求したりする...
ざいりょう‐しけん【材料試験】
工業材料の特性を測定するために行う試験。引っ張り・圧縮・曲げ・衝撃・ねじり・硬度などの力学的試験のほか化学的な腐食...
ざいりょう‐しけんき【材料試験機】
工業材料の、負荷される外力に対する機械的性質や強度を試験する装置。対象により種々のものがある。
ざいりょうしけん‐げんしろ【材料試験原子炉】
⇒材料試験炉
ざいりょう‐しけんろ【材料試験炉】
原子炉で用いる材料や燃料に中性子を照射し、それらの耐久性や特性を試験する原子炉。産業用・学術研究用の放射性同位体(...
ざいりょう‐じょうほうかがく【材料情報科学】
⇒マテリアルズインフォマティクス
ざいりょう‐ひ【材料費】
製造原価のうち、物品の消費によって生じる原価。製品を製造するために消費された物品の費用。
ざいりょう‐りきがく【材料力学】
機械や建造物に使用する材料の適否、外力に対する強さ、その他の諸性質を総合的に研究する学問。材料強弱学。
ざいりょう‐リサイクル【材料リサイクル】
⇒マテリアルリサイクル
ざい‐りょく【財力】
1 財産があることによって生じる物事をなしうる力。金力。「—にものをいわせる」「—に飽かせて買いまくる」 2 費用...
ザイル
登山用の綱。クライミングロープ。ロープ。《季 夏》
ざい‐るい【罪累】
1 罪のまきぞえになること。連座。 2 罪を重ねること。
ざい‐れい【罪例】
犯罪の実例。
ザイレン
⇒キシレン
ざい‐ろう【在廊】
[名](スル)画廊にいること。特に、展覧会の主催者や美術品の作者が、画廊にいて来場者の対応をすること。
ざいわり‐ぶね【氷割船】
《「ざい」は氷の意》江戸中期以降、蝦夷地の諸港にその年の春最初に入港した内地からの廻船。食料・衣類などを運んで来た。
ざ‐いん【座員】
演劇の一座に属している人。
ざ‐いん【座隠/坐隠】
《「世説新語」巧芸の「王中郎、囲碁(いご)を以て坐隠とす」から》碁を打つこと。囲碁は座したまま隠遁できるという気持...
ザイン
実在。存在。⇔ゾレン。
ザイール
コンゴ民主共和国の旧称。
ザイール‐モスク
マレーシア、マレー半島北西部、ケダー州の都市アロースターの市街中心部にあるイスラム寺院。1915年に建造。玉ねぎ型...