しかのうみ‐じんじゃ【志賀海神社】
福岡市東区志賀島にある神社。祭神は、底津綿津見神(そこつわたつみのかみ)・中津綿津見神・表津(うわつ)綿津見神。
しか‐の‐うら【志賀浦】
志賀島(しかのしま)の海岸。[歌枕]「—にいざりする海人(あま)明け来れば浦廻(うらみ)漕ぐらし梶の音聞こゆ」〈万...
しか‐の‐しがらみ【鹿の柵】
《「鹿の作った柵」の意で》ハギの別名。「河水に—かけてけり浮きて流れぬ秋萩の花」〈新古今・秋上〉
しか‐の‐しま【志賀島】
福岡県北西部、海ノ中道にある陸繋島(りくけいとう)。古来、大陸交通の要地。天明4年(1784)に「漢委奴国王(かん...
しか‐の‐その【鹿の苑】
「鹿野苑(ろくやおん)」を訓読みにした語。「聞きそめし—にはことかへて色色になる四方(よも)のもみぢ葉」〈長秋詠藻・上〉
しかのその【鹿の園】
《原題The Deer Park》米国の小説家メーラーの長編小説。1955年刊。
しか‐の‐つのきり【鹿の角切り】
奈良の春日大社で、毎年秋に、鹿の角を切り落とす行事。《季 秋》
鹿(しか)の角(つの)を蜂(はち)が刺(さ)す
鹿の角を蜂が刺しても、鹿はなんとも感じないように何の手ごたえもないことのたとえ。鹿(しし)の角を蜂が刺す。
しかの‐ぶざえもん【鹿野武左衛門】
[1649〜1699]江戸前期の落語家。大坂の人。通称、安次郎。江戸へ出て、仕方噺(しかたばなし)で人気を博し、江...
しか‐の‐ほうよう【四箇の法要】
大法会の4種の儀式作法。梵唄(ぼんばい)・散華(さんげ)・梵音・錫杖(しゃくじょう)の称。
しかのまきふで【鹿の巻筆】
江戸前期の咄本(はなしぼん)。5巻。鹿野武左衛門著。貞享3年(1686)刊。収められた笑話は江戸落語の基礎ともなる。
しか‐のみ‐ならず【加之】
[接]《副詞「しか」+副助詞「のみ」+断定の助動詞「なり」の未然形+打消しの助動詞「ず」から》そればかりでなく。そ...