し‐かん【士官】
1 下士官・兵に対して、将官・佐官・尉官をいう。将校。 2 上級船員の通称。
し‐かん【子癇】
妊娠中毒症の一種。妊産婦が突然、全身の痙攣(けいれん)、失神などの発作を繰り返す状態。
し‐かん【支干】
十二支と十干。えと。干支(かんし)。
し‐かん【支幹】
樹木で、主幹から分かれて出ている幹。→主幹
し‐かん【支管】
水道管やガス管などで、本管から分かれて使用者の所まで引かれている管。
し‐かん【止観】
1 天台宗で、禅定(ぜんじょう)により心の動揺を払って一つの対象に集中し、正しい智慧を起こして仏法を会得すること。...
し‐かん【仕官】
[名](スル) 1 官職に就くこと。役人になること。 2 浪人していた武士が大名などに召し抱えられて仕えること。
し‐かん【史官】
歴史編纂(へんさん)に従う官職。特に、古代中国で、文書・記録の任にあたった官。
し‐かん【史観】
歴史を全体的に把握し、解釈するときの基礎的な立場・考え方。歴史観。「皇国—」
し‐かん【弛緩】
[名](スル)《慣用読みで「ちかん」とも》ゆるむこと。たるむこと。「筋肉が—する」
し‐かん【死諫/屍諫/尸諫】
死をもって主君に忠告すること。「腹をかっ切って—を進めるのが、臣下としての本分じゃ」〈菊池寛・忠直卿行状記〉
し‐かん【糸管】
弦楽器と管楽器。糸竹。また、音楽のこと。管弦。
し‐かん【私感】
一個人として抱く感想。
し‐かん【使館】
「公使館」「大使館」などの略。
し‐かん【枝幹】
1 えだとみき。 2 手足と胴体。また、末と本(もと)。
し‐かん【屍姦】
死体を相手にして性交すること。
し‐かん【祠官】
神社の祭礼・社務に携わる人。かんぬし。神官。
し‐かん【視官】
視覚器官。「人の五官の中にて—と嗅官(きゅうかん)とを比較すれば」〈子規・墨汁一滴〉
し‐かん【視感】
「視覚(しかく)」に同じ。「魚の—を研究した人の話によると」〈寅彦・芝刈り〉
し‐かん【歯冠】
歯茎よりも上側に、冠状に出ている歯の部分。象牙質をエナメル質が覆っている。
し‐かん【詩巻】
詩を集めた書物。詩集。
し‐かん【篩管/師管】
植物の維管束の篩部を構成する主要素。葉で作られる同化物質を下へ流す通路で、細長い細胞が縦につながった管状の組織をな...
し‐かん【歯間】
歯と歯のあいだ。歯と歯のすきま。
し‐かん【支間】
⇒スパン2
しかん‐がっこう【士官学校】
「陸軍士官学校」の略。
しかんき‐けつあつ【弛緩期血圧】
⇒拡張期血圧
しかん‐ぎょう【四巻経】
《4巻からなる経であるところから》金光明経(こんこうみょうきょう)の異称。
しかん‐げた【芝翫下駄】
長方形で、前後の歯が間遠になっている駒下駄。大坂の歌舞伎役者3世中村歌右衛門(芝翫)が江戸興行で用いてから流行した。
しかん‐こうほせい【士官候補生】
所定の学業修了後、士官に任ぜられる資格を有する者。旧日本軍の場合は海軍についてのみいう。
しかん‐ごう【止観業】
日本の天台宗で、学生に課した学業の一。摩訶(まか)止観による修行をし法華経・金光経・仁王経などを読誦・講読するもの...
しかん‐ざい【止汗剤】
汗が出るのを抑える薬。
しかんしき‐かごうぶつ【脂環式化合物】
炭素原子が環状に結合した化合物で、芳香性をもたないものの総称。鎖式化合物である脂肪族化合物に似た性質をもつ。シクロ...
しかん‐じゅうじょう【止観十乗】
「十乗観法(じゅうじょうかんぽう)」に同じ。
し‐かんじょう【四灌頂】
真言宗で、東寺・観音寺・尊勝寺・最勝寺の4寺で行う灌頂。
しかんせい‐べんぴ【弛緩性便秘】
大腸の運動や緊張が低下して便が滞留し硬くなることによって起こる便秘。
しかん‐たざ【只管打坐/祗管打坐】
ただひたすら座禅すること。特に曹洞宗でいう。
シカンダラバード
インド南部、テランガーナ州の都市。州都ハイデラバードに隣接し、双子都市を形成。英国統治時代に軍の駐屯地が置かれ、独...
しかん‐ちゃ【芝翫茶】
柔らかい赤茶色。中村歌右衛門(俳名・芝翫)が好んで用いた。
しかんとわらうむすめ【士官と笑う娘】
《原題、(オランダ)De soldaat en het lachende meisje》⇒兵士と笑う娘
シカンドラ
インド北部、ウッタルプラデシュ州の都市アグラの郊外にある町。市街中心部より北西約10キロメートルに位置する。ロディ...
しかん‐ブラシ【歯間ブラシ】
歯間の歯垢(しこう)を取るのに使う、ごく細いブラシ。
しかん‐ほう【私間法】
国際私法の別名。