しけ【絓】
1 繭の上皮。粗悪な絹糸・真綿の材料になる。 2 「絓糸(しけいと)」の略。 3 「絓絹(しけぎぬ)」の略。
しけ【時化】
《動詞「しけ(時化)る」の連用形から》 1 風雨のために海が荒れること。「—で出港できない」⇔凪(なぎ)。 2 海...
し‐け【四家】
藤原氏の四家。南家・北家・式家・京家の称。 茶道で、表千家・裏千家・武者小路千家・藪内(やぶのうち)家の称。 大...
し‐け【四華/四花】
1 仏の説法などの際、瑞兆(ずいちょう)として天から降るという4種の蓮(はす)の花。白蓮華・大白蓮華・紅蓮華・大紅...
し‐け【師家】
禅の修行を終えた人で、僧堂において雲水の修行を指導する僧。→しか
し‐けい【支系】
もととなる系統から分かれたもの。直系から分かれた系統。傍系。
し‐けい【四計】
《「月令広義」から》生活を充実させるための四つの計画。一日の計は朝にあり、一年の計は春にあり、一生の計は勤めにあり...
し‐けい【市警】
旧警察法で、各市に置かれた自治体警察。
し‐けい【死刑】
罪を犯した者の生命を奪う刑。現行刑法の規定する主刑の一。日本では、絞首して執行される。生命刑。→死罪 →永山基準
し‐けい【私刑】
個人や集団が、法律によらずに加える制裁。私的制裁。リンチ。
し‐けい【私計】
自分だけの計画。また、自分だけのために考えた計画。「自家の—を謀らんが為に」〈染崎延房・近世紀聞〉
し‐けい【施恵】
[名](スル)金品などをめぐむこと。「大臣自ら僧尼に—し」〈田口・日本開化小史〉
し‐けい【紙型】
活版印刷で、鉛版を鋳造するために組版などの原型に特殊な紙を当て、押圧して作った鋳型。これに地金を流し込み、鉛版を鋳...
し‐けい【詩形/詩型】
詩の形式。定型詩・自由詩・散文詩・文語詩・口語詩・無韻詩など。
しけい‐おん【歯茎音】
《alveolar》上の門歯と、舌尖または舌端との間で調音される音。例えば、[n][t][s]など。はぐきおん。
しけい‐かくていしゃ【死刑確定者】
死刑の言渡しを受けて拘置所に収容されている人。「死刑囚」ともいう。確定死刑囚。
し‐けいざい【私経済】
個人または私法人などが、私的利益を目的として営む経済。⇔公経済。
しけい‐しゅう【死刑囚】
死刑の確定判決を受けた囚人。法律上は「死刑確定者」という。
しけ‐いと【絓糸】
繭の上皮からとった粗末な絹糸。節が多く、太さもふぞろいで、織物の横糸などに用いる。しけのいと。しけ。
しけいと‐おり【絓糸織(り)】
絓糸を横糸にして織った織物。襖(ふすま)張り地・表具地などに用いられる。屑糸織り。絓織り。
シケイロス
[1896〜1974]メキシコの画家。早くから革命運動に参加、社会的なテーマをダイナミックに表現した。アメリカ大陸...
シケイロス‐ぶんかポリフォルム【シケイロス文化ポリフォルム】
《Polyforum Cultural Siqueiros》メキシコの首都メキシコシティーにある文化施設。市街南西...
シケイン
自動車レースのサーキットの途中に設けるS字状のクランク。それによって走行速度が速くなりすぎるのを防ぐ。
しけ‐おり【絓織(り)】
「絓糸織(しけいとお)り」の略。
しけ‐ぎぬ【絓絹】
絓糸で織った平絹。表装地・襖(ふすま)張り地などに用いる。しけ。
しけ‐こ・む【しけ込む】
[動マ五(四)] 1 遊郭などに入り込む。また、男女が情事のためにある場所に一緒に泊まる。「ホテルに—・む」 2 ...
しけ‐ざむ【湿気寒】
《「しけさむ」とも》空気が湿っていてひんやりと冷たいこと。また、そのような寒さ。
しけ・し【蕪し】
[形シク]きたない。荒れている。「葦原の—・しき小屋に菅畳(すがたたみ)いやさや敷きて我が二人寝し」〈記・中・歌謡〉
しげ‐しげ【繁繁】
《「しけしけ」「しけじけ」とも》 [副] 1 物事が、たび重なるさま。たびたび。何度も。「その店へ—(と)足を運ぶ...
しけ‐しだ【湿羊歯】
メシダ科の多年生のシダ。山野に自生。葉は長さ20〜40センチで羽状複葉。葉の裏の胞子嚢(ほうしのう)は半月形の膜で...
し‐けつ【止血】
[名](スル)出血を止めること。血止め。
し‐けつ【四穴】
日本の楽器の調律に用いた器具。長さ約8センチ、直径約1.5センチの竹または象牙製の筒状の管で、一端を和紙でふさぎ、...
し‐けつ【四橛】
《「橛」は、くいの意》密教の仏具。修法壇の四隅に立てて結界を示すもの。
し‐けつ【死結】
1 こまむすび。 2 香道で、切ったのち数十年経てからよい香気を発する香木。
しけつ‐ざい【止血剤】
出血を止めるための薬剤。ゼラチン・トロンビン・ビタミンK・カルシウム製剤など。止血薬。血止め薬。
しけつ‐せん【止血栓】
⇒タンポン
しけつ‐たい【止血帯】
外傷による出血を止めるためのバンド。ターニケット。
しけつ‐ほう【止血法】
外傷などによる出血を止める方法。傷口にガーゼなどを当て、その上から包帯を巻く圧迫包帯法、傷口より心臓に近い側の血管...
しけつ‐やく【止血薬】
「止血剤」に同じ。
しけ‐もく
《「もく」はタバコの煙を雲に見立てた、その倒語》タバコの吸い殻。 [補説]第二次大戦後、闇市時代の造語か。「けちな...
しけ・る【湿気る】
[動ラ五]下一段動詞「しけ(湿気)る」の五段化。「海苔(のり)を—・らない所にしまう」
し・ける【時化る】
[動カ下一][文]し・く[カ下二]《「湿気(しけ)る」と同語源。「時化」は当て字》 1 風雨が強く、海が荒れる。ま...
し・ける【湿気る】
[動カ下一][文]し・く[カ下二]湿気を帯びる。しっける。「—・けたビスケット」→しけ(湿気)る〔五段〕
し‐けん【私見】
自分一人の意見・見解。また、それを謙遜していう語。「いささか—を述べる」
し‐けん【私権】
私法関係において認められる権利。財産権・人格権・身分権など。→公権
し‐けん【試験】
[名](スル) 1 ある物事の性質や性能などをためしてみること。また、検査すること。「新建材の耐久性を—する」「—...
しけん‐かん【試験官】
試験の実施を直接に担当する人。試験の立ち会い、監督あるいは受験者との面接などを行う。
しけん‐かん【試験管】
化学実験器具の一。一端を閉じて丸底にした細長いガラス管。少量の薬品を加熱したり反応させたりするのに使用される。
しけんかん‐ベビー【試験管ベビー】
体外人工授精児の俗称。→体外受精2
しけん‐し【試験紙】
溶液の性質を調べるための試薬を塗った紙。リトマス試験紙・ヨードカリ試験紙・でんぷん試験紙など。