しっ‐ぽ【尻尾】
《「しりお」の音変化》 1 動物の尾、また、魚の尾びれ。「犬が—を振る」 2 尾に似たもの。また、細長いものの末端...
しっ‐ぽ【疾歩】
速く歩くこと。はやあし。
しっぽ
[副] 1 十分ぬれるさま。しっとり。「—とやぬれかけ道者北時雨/余淋」〈貝おほひ〉 2 情がこもって、しめやかな...
しっ‐ぽう【七宝】
1 「しちほう(七宝)1」に同じ。 2 「七宝焼き」の略。 3 「七宝繋(つな)ぎ」の略。 4 紋所の名。七宝文を...
しっぽう‐インデン【七宝インデン】
彩色した紋柄(もんがら)をつけたインデン。 [補説]「七宝印伝」とも書く。
しっぽう‐しょうごん【七宝荘厳】
七宝を用いて仏具・仏像などを飾ること。
しっぽう‐つなぎ【七宝繋ぎ】
七宝文(しっぽうもん)をつなぎ合わせた文様。七宝。
しっぽう‐ながし【七宝流し】
七宝焼きの異称。
しっぽう‐もん【七宝文】
円周を円弧によって四等分した文様。これを基本として、さまざまの変形文様がある。
しっぽう‐やき【七宝焼(き)】
金属などの表面にガラス質の色釉(いろぐすり)を焼きつけて模様・絵などを表す装飾工芸。有線七宝・無線七宝・透明七宝な...
しっぽうらでんしゅう【七宝螺鈿集】
《原題、(フランス)Emaux et camée》ゴーチエの詩集。1852年刊。
しっ‐ぽく【卓袱】
1 《卓の覆いの意》中国風の食卓。4脚で高さ1メートル弱。多くは朱塗りで周囲に紅白の紗綾(さや)を垂れる。しっぽく...
しっぽく‐だい【卓袱台】
「卓袱(しっぽく)1」に同じ。
しっぽく‐りょうり【卓袱料理】
中国料理に日本料理の手法を加えた長崎特有の料理。大きな器に料理を盛って食卓の中央に置く。
しっぽり
[副] 1 ぬれて十分に湿りけを含むさま。「春雨に—(と)ぬれる」 2 男女の情愛のこまやかなさま。「—(と)語り...
尻尾(しっぽ)を出(だ)・す
《化けた狐や狸が尻尾を出して正体を見破られる意から》隠していたことやごまかしが露見する。ぼろを出す。
尻尾(しっぽ)を掴(つか)・む
他人のごまかしや悪事の証拠などを押さえる。「犯人の—・む」
尻尾(しっぽ)を振(ふ)・る
力のある者に気に入られるように振る舞う。「上役に—・る」
尻尾(しっぽ)を巻(ま)・く
立ち向かう気持ちをなくす。降参する。「—・いて逃げ出す」