しに【死に】
[名] 1 死ぬこと。「生き—にかかわる」⇔生き。 2 そのものがもつ効果が発揮されないまま終わること。「—金」 ...
シニア
1 年長者。上級生。上級者。「—クラス」⇔ジュニア。 2 高齢者。「—住宅」
シニア‐カー
《(和)senior+car》高齢者向けの電動車椅子の商標名。
シニア‐グラス
《(和)senior+glass》老眼鏡。 [補説]英語ではfarsighted eyeglasses
シニア‐さい【シニア債】
《シニア(senior)は「上位の」の意》債務担保証券などの証券化商品に組み込まれる債券を、リスクの度合いで3分類...
シニア‐じゅうたく【シニア住宅】
高齢者向けの集合住宅。診療施設も設けられ、食事や介護サービスも受けられる老人向けの住宅を、住宅・都市整備公団(現都...
シニア‐ソーシャルオフィサー
客船でパーティーやゲームのイベントを企画する首席航海士。
シニア‐ツアー
プロゴルフの満50歳以上の選手によるトーナメント。
しに‐あと【死に後】
死んだあと。特に、配偶者の死んだあと。死後(しご)。
シニア‐ハイ‐スクール
米国の中等学校で、六・三・三制の10〜12年級に当たるもの。日本の高等学校に相当。→ジュニアハイスクール
シニア‐パートナー
合名会社や合資会社における共同経営者のこと。
シニア‐レジデント
⇒レジデント
しに‐いき【死に生き】
1 死ぬことと生きること。生死。生き死に。 2 死ぬこと。「—も出来かねまいと思へば、胸もふさがって」〈浄・氷の朔日〉
しに‐いき【死に息】
死期が近づいて絶え絶えにわずかに続く息。虫の息。
しに‐いくさ【死に軍】
死を覚悟したいくさ。決死の戦い。死闘。「もとより味方は—、思ひきったる事なれば」〈浄・吉野忠信〉
しに‐いし【死に石】
囲碁で、相手に囲まれて殺された石。また、打ったかいのない、むだ石。
しに‐いそ・ぐ【死に急ぐ】
[動ガ五(四)]死ななくともよいのにわざわざ死のうとする。「こんな軽装で冬山に登るのは—・ぐようなものだ」
しにいたるやまい【死に至る病】
《原題、(デンマーク)Sygdommen til Døden》哲学書。キルケゴール著。1849年刊。絶望を死に至る...
しに‐いちばい【死に一倍】
親が死んで遺産が入ったら、元金を倍にして返すと約束して借金すること。また、その借金。「はや—三百目の借り手形」〈浮...
しに‐いでたち【死に出で立ち】
「死に装束」に同じ。
しに‐い・る【死に入る】
[動ラ四] 1 息が絶える。死ぬ。「—・る魂の、やがてこの御骸(から)にとまらなむと、思ほゆるも」〈源・御法〉 2...
しに‐うま【死に馬】
死んだ馬。また、役に立たない馬をののしっていう語。
死(し)に馬(うま)に蹴(け)られる
賭事(かけごと)などの際、回復が望めないような状態の相手から、大きな痛手を受けることのたとえ。→死に馬に鞭(むち)打つ
死(し)に馬(うま)に鍼(はり)
何の効果もなく、むだであることのたとえ。死馬(しば)に鍼をさす。
死(し)に馬(うま)に鍼(はり)をさす
⇒死に馬に鍼
死(し)に馬(うま)に鞭(むち)打(う)つ
賭事(かけごと)などの際、回復が望めないような状態の相手に、さらに痛手を与えることのたとえ。→死に馬に蹴られる
しに‐え【死に絵】
浮世絵の一。役者や文人などの有名人が死んだとき、その似顔絵に生前の事績や法号・辞世などを添えて追善のために版行したもの。
しに‐おく・れる【死に後れる/死に遅れる】
[動ラ下一][文]しにおく・る[ラ下二] 1 死ぬべき機会を逃して生きている。「—・れて生き恥をさらす」 2 ほか...
しに‐かえ・る【死に返る】
[動ラ四] 1 死んで再び生き返る。「恋するに死するものにあらませばあが身は千度(ちたび)—・らまし」〈万・二三九...
しに‐かか・る【死に掛(か)る/死に懸(か)る】
[動ラ五(四)]まさに死のうとしている。もうすこしで死にそうである。「おぼれて—・った」
しに‐かけ【死に掛け/死に懸け】
もう少しで死にそうなこと。瀕死(ひんし)。「—のところを助けられる」
しに‐か・ける【死に掛ける/死に懸ける】
[動カ下一][文]しにか・く[カ下二]今にも死にそうになる。死に瀕(ひん)する。「危うく—・けた」
しに‐かた【死に方】
1 死ぬ方法。 2 死ぬときのようす。死にざま。死によう。「眠るような—」
シニカル
[形動]皮肉な態度をとるさま。冷笑的。嘲笑(ちょうしょう)的。シニック。「—な表現」
しに‐かわ・る【死に変(わ)る】
[動ラ五(四)]死んでほかのものに生まれ変わる。「女に—・りたい」
しに‐がお【死に顔】
死んだときの顔つき。死人の顔つき。
しに‐がくもん【死に学問】
実際の生活に役立たない学問。
しに‐がね【死に金】
1 蓄えるばかりで、活用されない金。 2 使っても効果がなくて、むだになる金。⇔生き金。 3 自分が死んだときの費...
しに‐がみ【死に神】
人を死に誘うという神。「—に取りつかれる」 落語。病人の寿命を知る力をさずけられた男が、死に神をあざむいて富を得る...
しにがみとのインタビュー【死神とのインタビュー】
《原題、(ドイツ)Interview mit dem Tode》ノサックによる中編小説、および同作を表題作とする中...
しに‐ぎわ【死に際】
まさに死のうとする時。死ぬまぎわ。いまわ。
し‐にく【死肉/屍肉】
死体の肉。
し‐にく【歯肉】
歯冠の根もとの部分を取り巻いている粘膜。歯齦(しぎん)。歯茎。
し‐にく・い【為難い】
[形][文]しにく・し[ク]することがむずかしい。うまくすることができない。やりにくい。「当事者の前では話が—・い」
しにく‐えん【歯肉炎】
歯茎に起こる炎症。赤くはれ、出血することもある。歯齦炎(しぎんえん)。
しにく‐こう【歯肉溝】
歯の表面のエナメル質と歯肉との間にある溝状の隙間。健康な人で約1〜2ミリの深さがある。これが細菌などに破壊されて広...
しに‐くち【死に口】
口寄せの一。死者の霊が巫女(みこ)などに神懸かりして語ること。また、その言葉。⇔生き口。
しに‐ぐるい【死に狂ひ】
死に物狂い。「腰刀を抜き持ちて、はねて係りて戦ひけり。—とぞ見えたりける」〈盛衰記・一五〉
しに‐げしょう【死に化粧】
死者の顔に施す化粧。
しに‐ごう【死に業】
前世の悪業の報いとして死ぬこと。また、死にも値する罪業。「され共此の人—や来ざりけん」〈太平記・三二〉