しぶ‐く・る【渋くる】
[動ラ五(四)] 1 なめらかに動かない。また、ためらう。しぶる。「此間から—・って居たが」〈風葉・青春〉 「目ガ...
しぶ‐ごのみ【渋好み】
衣服や装身具などの、落ち着いた深みのあるものを好むこと。また、その人。
しぶさわ【渋沢】
姓氏の一。 [補説]「渋沢」姓の人物渋沢栄一(しぶさわえいいち)渋沢敬三(しぶさわけいぞう)渋沢竜彦(しぶさわたつひこ)
しぶさわ‐えいいち【渋沢栄一】
[1840〜1931]実業家。埼玉の生まれ。一橋家に仕えて幕臣となり、パリ万国博覧会幕府使節団に加わって渡欧。維新...
しぶさわ‐けいぞう【渋沢敬三】
[1896〜1963]実業家。東京の生まれ。栄一の孫。日本銀行総裁を経て、敗戦後、幣原(しではら)内閣の蔵相に就任...
しぶさわ‐たつひこ【渋沢竜彦】
[1928〜1987]仏文学者・小説家・評論家。東京の生まれ。本名、竜雄。サドやコクトーなどフランス文学の翻訳、研...
しぶし【志布志】
鹿児島県東端、志布志湾北岸にある市。江戸時代には貿易港として栄えた。白子(しらす)・縮緬雑魚(ちりめんざこ)の水揚...
しぶし‐し【志布志市】
⇒志布志
しぶ‐したじ【渋下地】
漆器の素地(きじ)に柿渋を塗って下塗りとしたもの。
しぶ‐しぶ【渋渋】
[副]気が進まぬまま、しかたなく物事をするさま。嫌々ながら。「—(と)承諾する」 [形動ナリ]に同じ。「童(わらは...
しぶ‐しゅ【四部衆】
4種の仏弟子。比丘(びく)・比丘尼・優婆塞(うばそく)・優婆夷(うばい)。四衆。
しぶし‐わん【志布志湾】
鹿児島県大隅半島の火崎(ひざき)と宮崎県南端の都井岬(といみさき)との間の湾。亜熱帯植物の自生地がある。有明湾。
シブースト
スポンジケーキやパイ生地の上に、カスタードとメレンゲを合わせたクリームをのせ、表面を焦がしたカラメルで覆った洋菓子...
しぶ‐ずみ【渋墨】
柿渋に灰墨(はいずみ)をまぜ合わせた塗料。防腐剤として板塀などに塗る。
しぶ‐せん【渋扇】
「渋団扇(しぶうちわ)」に同じ。
しぶ‐せん【渋煎】
糊(のり)に柿渋をまぜて煮ること。また、その糊。
しぶ‐せんい【篩部繊維】
篩部の一部をなす繊維組織。篩管の外側にあって、細長い繊維細胞からなる。→靭皮繊維(じんぴせんい)
しぶ‐ぞめ【渋染(め)】
柿渋で染めること。また、その染め色や染めた物。
シブタ
イスラエル南部、ネゲブ砂漠にある都市遺跡。ナバテア人により紀元前1世紀に建設。東ローマ帝国時代の5世紀から7世紀頃...
しぶたみ【渋民】
岩手県盛岡市の地名。旧村名。石川啄木(いしかわたくぼく)の郷里。
しぶ‐ちゃ【渋茶】
1 出しすぎて味が濃く渋くなった茶。 2 味が渋いだけの下等な茶。
しぶ‐ちん【渋ちん】
物や金を出し惜しみする人。けちな人をいう俗な言葉。
し‐ぶっしつ【視物質】
脊椎動物の目の網膜に含まれ、光感覚の受容体としてはたらく色素たんぱく質の総称。
しぶっ‐つら【渋っ面】
「しぶつら」の促音添加。
し‐ぶつ【四仏】
金光明経に説く、四方に位置する仏。東方の阿閦(あしゅく)、南方の宝相、西方の無量寿(阿弥陀)、北方の微妙声(みみょ...
し‐ぶつ【四勿】
《「論語」顔淵から》孔子が顔回に与えた視・聴・言・動についての四つの戒め。礼にあらざることを見たり、聞いたり、言っ...
し‐ぶつ【死物】
1 生命のないもの。活動しないもの。「文明は—に非ず」〈福沢・文明論之概略〉 2 役に立たないもの。また、利用して...
し‐ぶつ【私物】
公のものでなく、個人の所有する物品・財貨。「—入れ」「—化」→公物
しぶつ‐きせい【死物寄生】
生物が他の生物の死体・排泄物(はいせつぶつ)などを栄養源として生活すること。細菌や菌類に多くみられる。物質を分解し...
しぶつ‐さん【至仏山】
群馬県北部、尾瀬ヶ原にある山。標高2228メートル。北東の燧(ひうち)ヶ岳とともに尾瀬のシンボル的存在。高山植物の...
しぶつたんまつ‐りよう【私物端末利用】
⇒ビー‐ワイ‐オー‐ディー(BYOD)
しぶ‐つら【渋面】
《「しぶづら」とも》不満そうな顔つき。苦りきった顔。じゅうめん。しぶっつら。
しぶ‐てぬぐい【渋手拭い】
渋染めの手ぬぐい。柿手ぬぐい。
しぶと・い
[形][文]しぶと・し[ク]強情で臆するところがない。また、困難にあってもへこたれずねばり強い。「—・い奴だ、こら...
シブ‐とう【シブ島】
《Pulau Sibu》マレーシア、マレー半島南東岸沖に浮かぶ島。ジョホール州の町メルシンの沖合約15キロメートル...
しぶ‐とうげ【渋峠】
長野・群馬の県境にある峠。標高2172メートル。横手山(標高2307メートル)の北側を通り、古くは草津峠と呼ばれて...
しぶ‐とり【渋取り】
渋柿をつき砕いて、渋を抽出すること。《季 秋》
しぶ‐なわ【渋縄】
柿渋、または柿渋色の漆を塗って丈夫にした縄。
しぶ‐ぬき【渋抜き】
[名](スル)渋を抜くこと。特に、渋柿を温湯に浸したりエチルアルコールを吹きつけたりして渋味を抜くこと。また、渋を...
しぶ‐ぬり【渋塗(り)】
柿渋を塗ること。また、塗ったもの。
しぶ‐の‐でし【四部の弟子】
「四部衆(しぶしゅ)」に同じ。
しぶ‐の‐はかせ【四部の博士】
律令制で、大学寮の明経道・紀伝道・明法道・算道4部門の博士のこと。
しぶ‐み【渋み/渋味】
1 渋い味。「—の強い茶」 2 じみで深みのある趣。「—のある文章」
しぶみ‐がわ【渋海川】
新潟県南部を流れる川。信濃川の支流の一。長野県との境にある天水(あまみず)山(標高1088メートル)付近に源を発し...
しぶ‐めん【渋面】
「しぶつら(渋面)」に同じ。
しぶや【渋谷】
東京都の区名。東京副都心の一。明治神宮・国立代々木競技場・NHK放送センターなどがあり、渋谷駅付近は都内有数の繁華...
しぶや【渋谷】
姓氏の一。 [補説]「渋谷」姓の人物渋谷天外(しぶやてんがい)渋谷実(しぶやみのる)
しぶや‐く【渋谷区】
⇒渋谷
しぶや‐センターがい【渋谷センター街】
東京都渋谷区、渋谷駅西側の商店街。メーン通りのバスケットボールストリートを中心に、日本有数の繁華街として知られる。
しぶや‐てんがい【渋谷天外】
[1906〜1983]喜劇俳優・劇作家。2世。京都の生まれ。本名、渋谷(しぶたに)一雄。父は初世渋谷天外。筆名、館...