しま【島/嶋】
1 周囲が水で囲まれている陸地。「—へ渡る」「—国」 2 庭の池や泉水の中にある築山。また、池や築山などがある庭。...
しま【縞/島】
1 2種以上の色糸を使って織り出した縦または横の筋。また、その織物。その筋模様の出し方で、縦縞・横縞・格子縞などと...
しま【志摩】
旧国名の一。東海道に属し、現在の三重県東部、志摩半島の鳥羽市、志摩市にあたる。志州。 三重県、志摩半島南東部の市。...
し‐ま【四魔】
仏語。仏道修行の妨げとなる4種のもの。心身を悩まし乱す煩悩(ぼんのう)魔、身体の苦悩を生じる五蘊(ごうん)魔、生命...
し‐ま【死魔】
四魔の一。死を魔にたとえていう。
し‐ま【揣摩】
[名](スル)《「揣」「摩」は共におしはかる意》他人の気持ちなどを推量すること。「内部生活を忖度(そんたく)したり...
し‐ま【詩魔】
詩心を刺激し、作詩の心を起こさせる不思議な力。
しま【島】
姓氏の一。 [補説]「島」姓の人物島耕二(しまこうじ)島秀之助(しまひでのすけ)島義勇(しまよしたけ)
シマ
地球内部の、シアルの下の層。地殻の玄武岩質層にほぼ相当する。古くはマントル物質をさしたこともある。珪素(けいそ)(...
しま
[接尾] 1 名詞、その他状態を表す語に付いて、そのようなようすであることを表す。さま。「思はぬに横—風のにふふか...
しま‐あい【縞合(い)】
縞模様の色合い。
しま‐あおじ【島青鵐】
ホオジロ科の鳥。スズメ大。夏鳥として北海道の島や草原などで繁殖し、冬期東南アジアへ渡る。
しま‐あじ【縞味】
カモ目カモ科の鳥。全長38センチくらい。まゆに白帯がある。ユーラシアの北部で繁殖。日本では冬にみられるが数は少ない。
しま‐あじ【縞鰺】
アジ科の海水魚。全長約1メートル。体は長楕円形で側扁が著しい。背部が青灰色、腹部は銀白色、体側に幅広い黄色の縦帯が...
し‐まい【仕舞(い)/終い/了い】
1 物事が終わること。物事をやめること。「これで—にする」 2 物事の終わりの部分。最後。「本を—まで読みとおす」...
し‐まい【仕舞】
1 能・芝居・舞踊などで、舞ったり、演技したりすること。 2 能の略式演奏の一。囃子(はやし)を伴わず、面も装束も...
し‐まい【姉妹】
1 姉と妹。女のきょうだい。「三人—」 2 同じ系統に属し、互いに類似点または共通点をもっている二つ以上のもの。「...
し‐まい【死米】
米穀検査における米粒の区分の一つ。粒の大部分が粉状質で光沢がなく充実していないもの。しにまい。
しまい‐うたい【仕舞謡】
能で、「仕舞2」を舞うときにうたう謡。
しまい‐がた【四枚肩】
ふつう二人で担ぐ駕籠(かご)を四人で担ぐこと。また、交替の担ぎ手が二人ついた駕籠。しまいかご。
しまい‐がね【仕舞ひ金】
節季の支払いのための金。「頼みて売払ひ、—のたよりにいたさるべし」〈浮・文反古・一〉
しまい‐ぎわ【仕舞(い)際】
終わりになろうとするとき。「作業の—」
しまい‐ぐち【仕舞(い)口】
終わりのころ。終わり時分。
しまい‐こうぼう【終い弘法】
京都市の東寺で12月21日に開かれる、その年最後の縁日。1月21日に開かれる「初弘法」とともに、多くの参詣者と多数...
しまい‐こ・む【仕舞(い)込む】
[動マ五(四)]物を奥まった所へしまう。「物置に—・む」
しまい‐ご【姉妹語】
同系統に属する言語を比喩(ひゆ)的にいった呼称。
しま‐いさき【縞伊佐木】
スズキ目シマイサキ科の海水魚。全長約20センチ。体は長楕円形で吻(ふん)がとがる。体色は灰青色で、体側に黒色の太い...
しまい‐せん【姉妹船】
同じ構造・性能につくられた2隻以上の船。
しまい‐せんしょくぶんたい【姉妹染色分体】
細胞分裂の過程で複製された一対の染色分体のそれぞれをいう。同じ遺伝情報を持ち、それぞれ娘細胞に移動する。
しまい‐そうしつ【島井宗室】
[1539〜1615]安土桃山時代の豪商・茶人。筑前の人。名は茂勝。号、虚白軒。酒屋・金融業を営み、富を築いた。茶...
しまい‐だいこ【仕舞(い)太鼓】
1 遊郭の大門を閉じる合図に鳴らした太鼓。三番太鼓。 2 芝居などの興行物のその日の終わりに打った太鼓。打ち出し太鼓。
しまい‐だな【仕舞ひ店】
「しまいみせ2」に同じ。「大門筋の—に、昔長持の目出度くも煙幾度かのがれしを」〈浮・諸艶大鑑・四〉
しまい‐つ・く【仕舞ひ付く】
[動カ四]始末がつく。きまりがつく。片がつく。「徳兵衛も—・かず、ことばなければ」〈浄・重井筒〉
しまい‐つ・ける【仕舞ひ付ける】
[動カ下一]《近世語》 1 始末をつける。殺してしまう。「まづ這奴(しゃつ)を—・けて、路銀を奪ひ」〈読・弓張月・...
しまい‐とし【姉妹都市】
親善や文化交流を目的として特別の関係を結んだ、国を異にする都市と都市。友好都市。親善都市。
しまい‐どう【四枚胴】
革または鉄板4枚を厚く重ねてじょうぶに作った鎧(よろい)の胴。
しまい‐ばしら【仕舞柱】
近世初期の芝居小屋で、舞台端の柱のこと。ひいきの客から俳優に贈られた花(祝儀)などを挿しておいた柱。能舞台の目付柱...
しまい‐ぶろ【仕舞(い)風呂】
「仕舞い湯」に同じ。
しまい‐へん【姉妹編】
小説・戯曲・映画などで、内容・趣向などに関連性・共通性をもたせてつくられた作品。
しまい‐みせ【仕舞(い)店】
1 店じまいや転業などに際して、在庫品を売る店。 2 古道具屋。また、季節外れの物や売れ残りの物などを専門に扱う店...
しまい‐もの【仕舞(い)物】
時節はずれの品物。売れ残りの品物。
しまい‐ゆ【仕舞(い)湯】
みんなが入りおわって、湯船の湯を落とすころの風呂。また、それに入ること。仕舞い風呂。
仕舞(しま)いを付(つ)・ける
1 始末をつける。片をつける。 2 江戸の遊里で、前もって揚げ代を払い、その遊女を買い切る約束をする。「十日ほども...
し‐ま・う【仕舞う/終う/了う】
[動ワ五(ハ四)]《「し」は動詞「す」の連用形》 1 ㋐続いていた物事を、そこで終わりにする。終業する。「仕事を—...
しま‐うしのした【縞牛の舌】
ササウシノシタ科の海水魚。全長約25センチ。両眼が体の右側にあり、有眼側は褐色の横縞が多数ある。食用。つるまき。
しま‐うた【島唄】
《「シマ唄」とも書く。「シマ」は集落の意という》奄美群島で歌われる民謡。唄の名手を唄者(うたしゃ)という。
しま‐うちゅう【島宇宙】
《島のように大宇宙に散在しているところから》「銀河2」に同じ。
しま‐うま【縞馬/斑馬】
奇蹄(きてい)目ウマ科の哺乳類の総称。アフリカに分布。体は白地に黒の縞模様があり、たてがみは立っている。グラントシ...
しま‐え【島絵】
古く南方諸島から渡来した絵。また、出所のはっきりしない渡来画。
しま‐えなが【島柄長】
エナガの亜種。目の周辺の黒帯がなく、頭部全体が白い。北海道に生息。