しまでのさようなら【島でのさようなら】
東峰夫の小説。昭和47年(1972)刊行の「オキナワの少年」に表題作とともに収録。
しま‐でほん【縞手本】
いろいろな縞織物の切れ端をはり並べた見本帳。縞帳。
しま‐と【島門】
島と島、または島と陸地の間の狭い水路。「大君の遠のみかどとあり通ふ—を見れば神代し思ほゆ」〈万・三〇四〉
しま‐とうがらし【島唐辛子】
トウガラシの一品種。南西諸島で栽培される。果実は小さめで3センチほどだが、辛味が強い。→こおれえぐす
しま‐どうふ【島豆腐】
おもに沖縄県で作られる豆腐。大豆を絞る際に加熱しないなど、製法が一般の豆腐と異なる。大豆の味わいが濃厚。
しま‐どじょう【縞泥鰌】
コイ目ドジョウ科の淡水魚。全長約15センチ。体は淡黄褐色で、体側に暗褐色の斑紋が並ぶ。水のきれいな川や湖の砂礫底(...
しまなか‐ゆうさく【嶋中雄作】
[1887〜1949]出版業者。奈良の生まれ。中央公論社に入り、雑誌「婦人公論」を創刊。のち、中央公論社社長。
しま‐ながし【島流し】
1 罪人を島や辺鄙(へんぴ)な土地に送った刑罰。流刑。流罪。遠島。 2 遠い所や不便な所へ転勤させること。
しまなみ‐かいどう【しまなみ海道】
⇒瀬戸内しまなみ海道
しま‐なんようすぎ【島南洋杉】
ナンヨウスギの別名。
シマニンド
インドネシア、スマトラ島北部、トバ湖に浮かぶサモシール島の村。同島北端に位置する。バタック人の伝統舞踊が見られるほ...
しま‐にんにく【紫磨忍辱】
紫磨金(しまごん)の仏身は常に柔和で、忍辱の相を持っているということ。
しま‐ぬけ【島抜け/島脱け】
[名](スル)島流しになった罪人が、その島をこっそり抜け出すこと。また、その罪人。島破り。
しま‐ね【島根】
《「ね」は接尾語》島。島国。「岩が根の荒き—に宿りする君」〈万・三六八八〉
しまね【島根】
中国地方中央部の県。日本海に面する。もとの出雲(いずも)・石見(いわみ)・隠岐(おき)の3国を占める。県庁所在地は...
しまね‐いかだいがく【島根医科大学】
島根県出雲市にあった国立大学。昭和50年(1975)設置。平成15年(2003)島根大学と統合し、島根大学医学部と...
しまね‐かいようかんアクアス【しまね海洋館アクアス】
島根県浜田市の島根県立石見海浜公園内にある水族館。平成12年(2000)開館。総水量約3000トン。サメなどが泳ぐ...
しまね‐けん【島根県】
⇒島根
しまねけんりつ‐いわみかいひんこうえん【島根県立石見海浜公園】
島根県浜田市と江津(ごうつ)市にまたがる公園。全長5.5キロメートルの海岸を中心に、キャンプ場やテニスコートなどがある。
しまねけんりつ‐だいがく【島根県立大学】
島根県浜田市にある公立大学法人。平成12年(2000)に開学した。平成19年(2007)公立大学法人となる。
しまね‐げんしりょくはつでんしょ【島根原子力発電所】
島根県島根半島の海岸部、松江市鹿島町に立地する、中国電力の原子力発電所。1号機は昭和49年(1974)運転開始、平...
しま‐ねずみ【縞鼠】
シマリスの別名。
しまね‐だいがく【島根大学】
島根県松江市にある国立大学法人。松江高等学校・島根師範学校・島根青年師範学校を統合し、昭和24年(1949)新制大...
しまね‐はんとう【島根半島】
島根県北東部、日本海に臨む半島。東端の地蔵崎から西の日御碕(ひのみさき)まで長さ約65キロメートル、幅15〜20キ...
しまのあき【島の秋】
吉田絃二郎の短編小説。大正6年(1917)、「早稲田文学」誌に発表。著者の出世作となる。
しまのうち【島之内】
大阪市中央区の地名。船場(せんば)の南にあり、表堀川・道頓堀川・東横堀川・西横堀川に囲まれた地域。問屋が多い。
しま‐の‐くに【志摩国】
⇒志摩
しま‐のじこ【島野路子】
ホオジロ科の鳥。全長14センチほど。雄は頭から背、のどが赤褐色、腹が黄色。雌は黄褐色に黒い縦斑がある。東部シベリア...
しま‐の‐ほうそく【島の法則】
⇒島嶼化
しま‐はぶたえ【縞羽二重】
太糸や太い縒り糸で、縦縞・横縞または縦横縞を織り出した羽二重。
しま‐はんとう【志摩半島】
三重県東部にある半島。典型的なリアス式海岸。伊勢志摩国立公園の主要部。真珠養殖が盛ん。
しま‐ばえ【縞蠅/大麻蠅】
1 双翅(そうし)目シマバエ科のハエ。小形で、色彩や形状はさまざま。雑木林や水辺に多い。《季 夏》 2 ニクバエの別名。
しまばら【島原】
長崎県南東部の市。江戸時代は松平氏の城下町。雲仙岳への入り口。市内各所に湧水がみられ、古くから水の都と呼ばれる。平...
しまばらあまくさ‐いっき【島原天草一揆】
寛永14年(1637)から翌年にかけて、九州の島原・天草に起こったキリシタン信徒を主とする農民一揆(いっき)。幕府...
しまばら‐きょうげん【島原狂言】
明暦(1655〜1658)ころから寛文(1661〜1673)にかけて流行した、京都の島原遊郭を舞台とする傾城(けい...
しまばら‐し【島原市】
⇒島原
しまばら‐じょう【島原城】
長崎県島原市にあった城。有馬氏のあとの領主松倉重政が元和4年(1618)から寛永2年(1625)にかけて築城。のち...
しまばらたいへん‐ひごめいわく【島原大変肥後迷惑】
寛政4年(1792)の雲仙岳噴火活動によって起こった災害。雲仙岳の東にある眉山(まゆやま)が火山性地震により山体崩...
しまばら‐どうちゅう【島原道中】
京都にあった島原遊郭の年中行事。毎年4月21日に郭中の太夫が盛装し、揚屋(あげや)入りを様式化して練り歩いたもの。...
しまばら‐の‐らん【島原の乱】
⇒島原天草一揆
しまばら‐はんとう【島原半島】
長崎県南東部に突き出た、雲仙岳を中心とする半島。有明海・島原湾・橘(たちばな)湾に囲まれる。
しまばら‐もよう【島原模様】
和服で、襟先から衽(おくみ)・前裾(まえすそ)にかけて置いたはでな模様。京都島原の遊女の衣装から始まったという。千...
しまばら‐わん【島原湾】
九州西部にある内湾。湾奥を有明海とよび、島原半島と熊本県の間をさすこともある。南方は宇土半島・天草諸島に限られる。
しま‐ひでのすけ【島秀之助】
[1908〜1995]プロ野球選手・審判。兵庫の生まれ。法大で活躍後、昭和10年(1935)名古屋金鯱(きんこ)軍...
しまひろ‐やま【島広山】
茨城県坂東市にあった地名。天慶年間(938〜947)平将門が平貞盛・藤原秀郷の軍と戦った地。
しま‐びと【島人】
島に住んでいる人。島の住人。
しま‐ふくろう【島梟】
フクロウ科の鳥。全長70センチくらい。全身褐色で黒い縞がある。北海道の森林にすむ。コタンクルカムイ。《季 冬》
しまへ【島へ】
井出孫六の著書。昭和60年(1985)刊行。
しま‐へび【縞蛇】
ナミヘビ科の爬虫(はちゅう)類。無毒。全長約1.5メートル。体は褐色で4本の黒褐色の縦縞がある。全身黒色のものはカ...
しま‐べ【島辺】
《上代は「しまへ」》島のほとり。島の付近。「潮さゐに伊良虞(いらご)の—漕ぐ舟に」〈万・四二〉