しゅん【俊】
[常用漢字] [音]シュン(呉)(漢) 才知がとび抜けてすぐれている。才知のすぐれた人。「俊傑・俊才・俊秀・俊敏・...
しゅん【春】
[音]シュン(呉)(漢) [訓]はる [学習漢字]2年 〈シュン〉 1 はる。「春季・春日・春宵/初春・惜春・早春...
しゅん【峻】
[人名用漢字] [音]シュン(呉)(漢) 1 山が高くけわしい。「峻険/急峻・険峻」 2 非常に厳しい。「峻拒・峻...
しゅん【悛】
[音]シュン(呉)(漢) [訓]あらためる 過ちを悔い改める。「改悛」
しゅん【浚】
[音]シュン(呉)(漢) [訓]さらう 水底の土砂を掘って深くする。さらう。「浚渫(しゅんせつ)」
しゅん【竣】
[人名用漢字] [音]シュン(呉)(漢) 工事が終わる。「竣工・竣成」
しゅん【舜】
[人名用漢字] [音]シュン(呉)(漢) 中国古代の伝説上の聖天子の名。「尭舜(ぎょうしゅん)」 [名のり]きよ・...
しゅん【駿】
[人名用漢字] [音]シュン(呉)(漢) スン(慣) 〈シュン〉 1 足の速い良馬。足が速い。「駿足・駿馬(しゅん...
しゅん【瞬】
[常用漢字] [音]シュン(呉)(漢) [訓]またたく まばたきをする。また、それほどの短い時間。「瞬間・瞬時・瞬...
しゅん【蠢】
[音]シュン(呉)(漢) [訓]うごめく 虫がうごめく。「蠢動」
しゅん【旬】
⇒じゅん
しゅん【旬】
[名] 1 魚介類や蔬菜(そさい)・果物などの、最も味のよい出盛りの時期。「—の魚」「たけのこの—」 2 物事を行...
しゅん【皴】
1 しわ。ひだ。「麻の葉のような—のある鞍馬の沓脱」〈鴎外・青年〉 2 ⇒皴法(しゅんぽう)
しゅん【舜】
中国太古の伝説上の聖天子。五帝の一人。姓は虞(ぐ)(有虞)、名は重華(ちょうか)。尭(ぎょう)帝の信任を得て摂政と...
しゅん
[副]しょげかえって声も出ないさま。元気をなくして沈んでいるさま。「こっぴどくしかられて—となる」
しゅん‐い【俊異/儁異】
才知がすぐれていて普通の人と異なること。また、その人。「俗は—を悪み世は奇才を忌む」〈東海散士・佳人之奇遇〉
しゅん‐い【春衣】
春に着る衣服。春服。春着。
しゅん‐い【春意】
1 春めく気配。また、春ののどかな気分。《季 春》「窓の枝揺るるは—動くなり/風生」 2 男女間の欲情。色欲。
しゅん‐いつ【俊逸】
学問・才能などが人にぬきんでてすぐれていること。また、その人。
しゅんいん‐しゅうだ【春蚓秋蛇】
《「晋書」王羲之伝賛から》春のミミズや秋のヘビのように、字も行も、うねうねと曲がりくねっていること。字がへたなこと...
しゅん‐う【春雨】
春に降る雨。春の雨。はるさめ。
しゅん‐うん【春雲】
春の雲。「桃は咲かねど、—日を籠めて」〈蘆花・自然と人生〉
しゅんえ【俊恵】
[1113〜?]平安末期の歌人。東大寺の僧。源俊頼の子。通称大夫公(たゆうのきみ)。白川の自坊歌林苑で歌会・歌合わ...
しゅん‐えい【俊英】
学問・才能などが人より秀でていること。また、その人。「門下の—」
しゅん‐えん【旬宴】
旬(しゅん)3のときに催される宴。
しゅん‐えん【春怨】
若い女性が春の気配に感じてもの思いにふけること。また、恋に嘆くこと。
しゅん‐おう【春鶯】
《連声(れんじょう)で「しゅんのう」とも》春を告げるウグイス。
しゅんおうでん【春鶯囀】
⇒しゅんのうでん(春鶯囀)
しゅんおく‐みょうは【春屋妙葩】
[1312〜1388]南北朝時代の臨済宗の僧。甲斐の人。伯父の夢窓疎石に参禅。天竜寺・南禅寺などの住持を経て、初代...
しゅん‐か【春歌】
1 春の歌。 2 性的なことを露骨に表現した歌。
しゅん‐か【春霞】
春のかすみ。はるがすみ。
しゅん‐か【蕣花】
ムクゲの花。
しゅん‐かい【悛改】
[名](スル)過去のあやまちを悔い改めること。改悛。
しゅんか‐しゅうげつ【春花秋月】
春の花と秋の月。四季折々の自然の美のたとえ。「—をめでる」
しゅん‐か‐しゅう‐とう【春夏秋冬】
1年の、四つの季節。四季。 [補説]書名別項。→春夏秋冬
しゅんかしゅうとう【春夏秋冬】
正岡子規を中心とする日本派の代表的句集。4冊。明治34年(1901)子規編の春の部を発刊。夏の部以下は、明治36年...
しゅんかしゅうとうちょう【春夏秋冬帖】
俳人、安住敦による随筆集。昭和41年(1966)刊行。第15回日本エッセイストクラブ賞受賞。
しゅんか‐しょり【春化処理】
植物の生長期に、低温の時期を与えることによって、花芽の形成を促進する方法。秋まき小麦の種子を低温にさらすと、春にま...
しゅんか‐もん【春華門/春花門】
平安京内裏外郭門の一。南面の東端にあり、中央の建礼門を挟んで修明(しゅめい)門に対する。左馬(さま)の陣。
しゅんか‐もんいん【春華門院】
[1195〜1211]後鳥羽天皇の第1皇女。名は昇子。母は九条兼実の娘宜秋門院任子。承元2年(1208)順徳天皇の...
しゅんかん【俊寛】
[1143〜1179]平安末期の真言宗の僧。鹿ヶ谷(ししがたに)の山荘で藤原成親・成経父子や平康頼らと平清盛討伐の...
しゅん‐かん【春官】
1 中国、周代の官職。六官(りっかん)の一つで、王を補佐して祭典や礼法をつかさどった。 2 治部省(じぶしょう)の唐名。
しゅん‐かん【春寒】
立春からあとのぶり返した寒さ。はるさむ。余寒。「—料峭(りょうしょう)(=春風がまだ肌に冷たく感じられること)の候...
しゅん‐かん【笋羹/笋干/筍干】
1 普茶料理の一。季節の野菜などを盛り込んだ煮物料理。 2 鹿児島県の郷土料理。筍(たけのこ)・塩豚(古くはイノシ...
しゅん‐かん【瞬間】
《またたきをする間の意》きわめて短い時間。またたく間。また、何かをした、そのとたん。「事故は—の出来事だった」「声...
しゅんかん‐こう【瞬間光】
写真撮影に用いる、瞬間的に発せられる光。フラッシュなどをいう。→定常光
しゅんかん‐せっちゃくざい【瞬間接着剤】
きわめて短時間に固定することができる接着剤。主成分のシアノアクリレートが、空気中の水分に反応して硬化することを利用...
しゅんかんそうずしまものがたり【俊寛僧都島物語】
読本。8巻。曲亭馬琴作。文化5年(1808)刊。俊寛と義経にまつわる伝説を題材とし、俊寛を鬼一法眼に仕立てたもの。
しゅんかん‐ふうそく【瞬間風速】
絶えず変動している風速の瞬間的な値。→最大瞬間風速 [補説]天気予報や気象情報では3秒間の平均値を用いる。かつては...
しゅんかん‐マーケティング【瞬間マーケティング】
《flash marketing》⇒フラッシュマーケティング