しろ‐ぬり【白塗(り)】
1 白く塗ること。また、白く塗ったもの。 2 役者が顔を白く塗ること。また、そういう化粧をする役柄。「—の二枚目」
しろ‐ね【白根】
1 シソ科の多年草。池や沼などの水辺に生え、高さ約1メートル。地下茎は白く、茎は四角柱。夏から秋に、葉のわきに白い...
しろね【白根】
新潟県中部にあった市。蒲原(かんばら)穀倉地帯の中心をなす米どころ。6月の大凧(おおだこ)合戦は有名。平成17年(...
しろ‐ねぎ【白葱】
ネギの葉鞘(ようしょう)が白く長いもの。軟白葱。根深(ねぶか)葱。関東で多く栽培される。→葉葱
しろね‐し【白根市】
⇒白根
しろ‐ねずみ【白鼠】
1 毛が白いネズミ。福の神の大黒(だいこく)の使者といわれ、古来吉兆とされた。 ㋐ドブネズミの飼養白変種。動物実験...
しろ‐ねり【白練り】
1 白い練り絹。また、その色。 2 能装束で、白い練り絹で仕立てた小袖。 3 白い練り羊羹(ようかん)。
しろのあるふうけい【城のある風景】
⇒ドナウ風景
しろのあるまちにて【城のある町にて】
梶井基次郎の短編小説。大正14年(1925)同人誌「青空」に発表。昭和6年(1931)刊行の作品集「檸檬」に収録。...
しろ‐の‐きゅうでん【白の宮殿】
《Palazzo Bianco》イタリア北西部、リグリア州の都市ジェノバにある宮殿。16世紀にグリマルディ家のため...
しろ‐はえ【白南風】
「しらはえ」に同じ。
しろ‐はた【白旗】
「しらはた」に同じ。
しろ‐はぶたえ【白羽二重】
羽二重で地の白いもの。
しろ‐はまぐり【白蛤】
ホンビノスガイの別名。
しろ‐はら【白腹】
ヒタキ科ツグミ属の鳥。全長23センチくらい。背面が褐色、腹が白色。東アジアに分布。日本では冬鳥で、林でみられる。《...
しろ‐バイ【白バイ】
警察の交通違反取り締まりなどに使用する白塗りのオートバイ。昭和11年(1936)、赤バイが白色に塗りかえられて以来...
しろ‐ばえ【白映え】
梅雨時の、小雨が降りながら時々晴れそうになる空模様。《季 夏》
しろ‐ばかま【白袴】
1 白地の袴。 2 束帯のとき、大口袴の上に着る袴。うえのはかま。
しろ‐バス【白バス】
白ナンバーのバス。貸切観光などの営業活動を行うと道路運送法違反となる。→白タク
しろばな‐たんぽぽ【白花蒲公英】
キク科タンポポ属の多年草。3〜5月に白い花をつける、日本在来種のタンポポ。関東から四国・九州に分布。総苞片(そうほ...
しろばな‐の‐へびいちご【白花の蛇苺】
バラ科の多年草。深山の日当たりのよい所に生え、高さ10〜30センチ。匍匐茎(ほふくけい)を伸ばして増える。初夏、白...
しろ‐ば・む【白ばむ】
[動マ五(四)] 1 白みを帯びる。白っぽくなる。しらばむ。「乾いて—・んだ土」 2 夜が明けかかる。しらむ。「—...
しろ‐パン【白パン】
小麦粉で作ったパン。ライ麦の粉を混ぜて作る黒パンに対していう語。
しろ‐ひとり【白灯蛾】
ヒトリガ科の昆虫。全体が白色のガで、腹部の両側に赤色紋の列がある。夏に発生し、灯火に飛んでくる。幼虫は黒い長毛に覆...
しろ‐ひょう【白票】
⇒はくひょう(白票)
しろ‐びかり【白光り】
[名](スル)白く光ること。また、その光。
しろ‐びたい【白額】
馬の毛色の名。額の上に白色の斑点のあるもの。星月(ほしづき)。
しろびょうし‐ぼん【白表紙本】
文部科学省に検定申請をするために作る、教科書の見本。白い表紙に学年や教科など最低限の情報のみ記載されているところか...
シロフォン
《「シロホン」とも》木琴(もっきん)のこと。
しろ‐ふくろう【白梟】
フクロウ科の鳥。全長約60センチ。全身白色で、暗褐色の斑が入る。北半球のツンドラで繁殖し、主にネズミを捕食する。日...
しろ‐ふじ【白藤】
「しらふじ1」に同じ。
しろ‐ふね【白船】
1 外面を塗装してない白木のままの船。 2 中国のジャンクのこと。〈日葡〉
しろ‐ぶくりん【白覆輪】
「銀覆輪(ぎんぷくりん)」に同じ。「黄河原毛なる馬に—の鞍置いて乗り給へり」〈平家・九〉
しろ‐ぶさ【白房】
相撲で、土俵上のつり屋根の南西の隅に垂らす白い房。秋と白虎を表す。→赤房 →青房 →黒房
しろ‐ぶち【白斑】
白色のぶち。地色の中に白のまだらがあること。
しろ‐ぶどう【白葡萄】
果皮が緑色のブドウ。特に、白葡萄酒の醸造に用いられるものについていう。→黒葡萄1
しろ‐ぶどうしゅ【白葡萄酒】
透明な淡黄色の葡萄酒。主に色の淡いブドウの実を用いて果汁を絞り、発酵させてつくる。白ワイン。バンブラン。→赤葡萄酒...
しろ‐ぶな【白橅】
ブナの別名。
しろ‐へび【白蛇】
アオダイショウの白化したもの。山口県岩国市に生息するものは、神の使いとして特に昔から保護されてきた天然記念物。
しろべえ【四郎兵衛】
《総名主三浦屋四郎左衛門が遊郭内の取り締まりのため、会所を大門口に設けて、雇い人の四郎兵衛を常勤させたところから》...
シロホン
⇒シロフォン
しろ‐ぼし【白星】
1 中を塗りつぶしていない、丸または星形のしるし。 2 相撲の星取り表で勝ちを表す白い丸。転じて、試合に勝つこと、...
しろ‐ぼり【城壕】
城の周囲と内部に設けたほり。じょうごう。
しろ‐まじゅつ【白魔術】
善を目的として行われる魔術。
しろ‐まだら【白斑】
ナミヘビ科の爬虫(はちゅう)類。日本固有の無毒の蛇。全長30〜70センチで、灰褐色に黒褐色の帯状斑紋がある。夜行性...
しろ‐まなこ【白眼】
しろめの多い、にらむような目。「カツ子の—に一滴の血のしたたりを見た気がして」〈嘉村・秋立つまで〉
しろ‐まめ【白豆】
種子が黄白色のダイズ。
しろ‐み【白身】
1 肉、特に魚肉の白い部分。また、タイ・ヒラメなど、肉の白い魚。「—の魚」⇔赤身。 2 卵の中身の、黄身(きみ)を...
しろ‐み【白鑞】
1 「しろめ(白鑞)」に同じ。 2 白銅(はくどう)。「—の御鏡はとぎにくく侍る」〈七十一番職人歌合・中〉
しろ‐みがき【白磨き】
磨いて白くすること。また、その磨いたもの。「—の轡(くつわ)」