シーサン‐ヤオチュー【十三么九】
《(中国語)》マージャンで、国士無双(こくしむそう)のこと。
しい‐ざかな【強い肴】
懐石料理で、基本的な献立のほかに出す肴。進め肴。
しい‐し【四至】
《「しし(四至)」の慣用読み》耕作地・所有地・寺域などの四方の境界。四辺。四境。
しい‐しい【尿尿】
小便をいう幼児語。しい。
しい‐しい【為い為い】
[連語]《動詞「する」の連用形「し」を重ねた「しし」の音変化》その動作を繰り返す意を表す。また、その動作を続けなが...
しい‐しば【椎柴】
1 椎の木の群がり生えている所。「鷂(はしたか)のとがへる山の—の葉がへはすとも君はかへせじ」〈拾遺・雑恋〉 2 ...
しい‐しゅ【旨趣】
「ししゅ(旨趣)」の慣用読み。「心の底に—を残すべきにあらず」〈高野本平家・二〉
しい‐じ【四時】
「しじ(四時)」の慣用読み。
しい・する【弑する】
[動サ変][文]しい・す[サ変]《「し(弑)する」の慣用読み》主君・父など目上の者を殺す。弑逆(しいぎゃく)する。...
し‐い・ず【為出づ】
[動ダ下二] 1 あつらえ調える。用意する。また、作り上げる。「御帳の帷子(かたびら)など、由あるさまに—・でつつ...
しい‐せい【恣意性】
《(フランス)arbitraire》ソシュールの用語。言語記号の記号表現(能記)と記号内容(所記)との結びつきが恣...
しい‐ぜん【至善】
「しぜん(至善)」の慣用読み。〈日葡〉
しい‐そさん【尸位素餐】
《「しいそざん」とも。「漢書」朱雲伝から。「素餐」は食べるばかりで何もしないこと》一定の地位に就きながら職責を果た...
しい‐そ・す【強ひ過す】
[動サ四]無理に勧める。無理強いする。「酒—・しなどして」〈源・明石〉
しいた・ぐ【虐ぐ】
[動ガ下二]「しいたげる」の文語形。
しい‐たけ【椎茸/香蕈】
ツキヨタケ科のキノコ。春・秋に、クヌギ・シイ・クリ・ナラなどの広葉樹の枯れ木や切り株に生える。傘は黒褐色か茶褐色。...
しいたけ‐たぼ【椎茸髱】
江戸時代に御殿女中の間に流行した、左右の鬢(びん)を左右に張り出した髪形。また、その髪形の御殿女中。髱の形がシイタ...
しいた・げる【虐げる】
[動ガ下一][文]しひた・ぐ[ガ下二]《「しえたげる」の音変化》むごい扱いをして苦しめる。虐待する。いじめる。「異...
シータン【食単】
《(中国語)》中国料理の献立表。菜単。メニュー。
し‐いだ・す【為出だす】
[動サ四] 1 「しいず1」に同じ。「肴(さかな)と警策(かうざく)に—・されたり」〈宇津保・内侍督〉 2 「しい...
し‐いち【視位置】
天体の、天球上における見かけの位置。観測者と天体とを結ぶ直線が天球と交わる点。
シー‐ちょう【C調】
1 音楽で、ハ調。 2 軽薄で、調子のよいこと。 [補説]2は、ハ調の音階が明るく調子のよいことから、また、「調子...
しいちろく‐じけん【四・一六事件】
⇒よんいちろくじけん
シーチン【十錦/什錦】
《(中国語)》多種類の材料を取り合わせた中国料理。「—湯麺(タンメン)」
し‐いっし【視一視】
じっとよく見ること。「襟間の時器(とけい)を出し、—して曰く」〈織田訳・花柳春話〉
死(し)一等(いっとう)を減(げん)・ずる
死罪にすべきところを許して、一段階低い刑にする。
し‐いつ【四逸】
《四つのすぐれたものの意》文人画の画題の一。蘭(らん)(菊)・蓮(はす)・椿(つばき)・葵(あおい)を描くもの。
しい‐つ・ける【強い付ける】
[動カ下一][文]しひつ・く[カ下二]無理にすすめる。「頻に五月蠅(うるさく)猪口をすすめ悪強(わるじい)に—・け...
しい‐て【強いて】
[副]《動詞「し(強)いる」の連用形に接続助詞「て」が付いてできた語》 1 困難・抵抗・反対などを押し切って物事を...
しい‐てき【恣意的】
[形動]気ままで自分勝手なさま。論理的な必然性がなく、思うままにふるまうさま。「—な判断」「規則を—に運用する」
しいな【粃/秕】
1 殻ばかりで中身のないもみ。 2 うまく実らないで、しなびてしまった果実。 3 中身のないもの。価値のないもの。...
しいな【椎名】
姓氏の一。 [補説]「椎名」姓の人物椎名誠(しいなまこと)椎名麟三(しいなりんぞう)
しいな‐まこと【椎名誠】
[1944〜 ]小説家。東京の生まれ。本姓、渡辺。「本の雑誌」を創刊、編集長を務め、同誌に掲載したエッセーをまとめ...
しい‐なり【椎様/椎形/椎像】
椎の実のように先のとがった形をした兜(かぶと)。
しいな‐りんぞう【椎名麟三】
[1911〜1973]小説家。兵庫の生まれ。本名、大坪昇。小説「深夜の酒宴」により、戦後派作家として認められた。実...
しい‐ね【瘤】
こぶの古名。〈和名抄〉
しい‐の‐き【椎の木】
シイの別名。 [補説]書名別項。→椎の木
しいのき【椎の木】
詩誌。百田宗治の主宰により大正15年(1926)10月に創刊。モダニスト詩人を多数輩出した。同人に、西脇順三郎、丸...
しい‐の‐しょうしょう【四位少将】
正五位相当の近衛の少将で、特に四位に進んだ者。名誉の地位とされた。
しい‐の‐しょだいぶ【四位諸大夫】
位は四位であるが、昇殿を許されない人。
しい‐の‐み【椎の実】
1 椎の果実。どんぐり形で、食用。《季 秋》「膝ついて—拾ふ子守かな/虚子」 2 「椎の実筆」の略。
しいのみ‐だま【椎の実弾】
椎の実のような形をした弾丸。
しいのみ‐ふで【椎の実筆】
穂の形が椎の実に似る、太書きの筆。しいのみ。
しい‐はあ
[副](スル)《「しーはー」「シーハー」とも書く》爪楊枝(つまようじ)などで歯の間をほじくるようす。また、その音。
しいば【椎葉】
宮崎県北西部の地名。耳川上流に位置し、上椎葉ダムがある。那須大八郎と鶴富姫の伝説や民謡「ひえつき節」の地。
しいば‐そん【椎葉村】
⇒椎葉
しいら【鱰/鱪】
スズキ目シイラ科の海水魚。全長約1.5メートル。体は細長く、著しく側扁し、雄は前額が大きく隆起している。体色は青緑...
しいら‐づけ【鱰漬(け)】
竹の束を海上に浮かべ、その下に集まるシイラを捕る漁法。物陰に集まる習性を利用したもので、江戸時代に始まる。
し・いる【強いる】
[動ア上一][文]し・ふ[ハ上二]相手の意向を無視して、むりにやらせる。強制する。「酒を—・いる」「予想外の苦戦を...
し・いる【誣いる】
[動ア上一][文]し・ふ[ハ上二]《「強いる」と同語源》事実を曲げていう。作りごとを言う。「吠える者は直ぐ狂犬だと...