じか‐じゅふん【自家受粉】
雌雄同株の植物で、花粉が同株の花の雌しべについて受粉が起こること。
じか‐じゅふん【自花受粉】
花粉が、同一の花の雌しべの柱頭につくこと。栽培植物に多くみられ、野生植物にはこれを避ける傾向がある。
じか‐せい【自家製】
自分の家で作ったもの。「—のジャム」
じか‐せん【耳下腺】
耳の前下部にある、唾液腺(だえきせん)のうちで最大のもの。導管が口腔(こうこう)に開いている。
じかせん‐えん【耳下腺炎】
耳下腺の炎症。化膿菌(かのうきん)・ウイルスなどの感染によって起こり、耳の下がはれて痛む。特にムンプスウイルスによ...
じか‐そうがく【時価総額】
上場企業の価値を表す指標の一。発行済み株式数に、その時点の株価(時価)をかけて算出する。株価に連動することから、市...
じか‐ぞうけつかんさいぼういしょく【自家造血幹細胞移植】
あらかじめ採取し保存しておいた患者自身の幹細胞を用いる造血幹細胞移植。末梢血幹細胞を用いることが多い。→自家移植 ...
じ‐かた【地方】
1 室町幕府の職名。京都内の土地・家屋に関することや訴訟などをつかさどった。 2 江戸時代、町方に対して、農村のこ...
じ‐かた【地肩】
本来もっている肩の力。野球で、投手の球速や野手の遠投力などにいう。「—が強い」
じかた‐さんちょう【地方三帳】
江戸時代、年貢徴収のうえで最も重要な3種の帳簿。郷帳・年貢割符・年貢皆済目録の三帳をいう。
じかた‐さんやく【地方三役】
江戸時代、郡代・代官の支配のもとで、村内の民政をつかさどった、名主(なぬし)(庄屋)・組頭・百姓代の総称。村方三役。
じかた‐しょ【地方書】
江戸時代の農政に関する書物の総称。農村支配の手引書として利用された。地方凡例録・地方落穂集などがある。
じかた‐ちぎょう【地方知行】
江戸時代、幕府が旗本に、あるいは大名がその家臣に一定の土地を与え、その土地と農民を直接支配させたこと。→蔵米知行(...
じかた‐とうにん【地方頭人】
室町幕府の職名。地方(じかた)1の長官。初めは引付頭人の中から選任されたが、のち摂津氏が世襲。地方奉行。
じかた‐どり【地方取り】
江戸時代、将軍・大名から一定の知行地を与えられること。また、その人。知行取り。→蔵米(くらまい)取り
じかたはんれいろく【地方凡例録】
江戸時代の地方書。11巻。大石久敬著。寛政6年(1794)成立。田制・税制をはじめ、地方制度全般にわたる体系的な農...
じか‐たび【地下足袋】
《じかに土を踏む足袋の意。「地下」は当て字》ゴム底の労働用の足袋。
じかた‐ぶぎょう【地方奉行】
1 江戸幕府初期の職名。幕府直轄地の民政を取り扱った。 2 「地方頭人」に同じ。
じかた‐もんじょ【地方文書】
江戸時代、村において行政上の必要から作成された文書・記録類。村を単位に大量の文書・記録類が作成され、今日旧名主・庄...
じか‐だき【直炊き】
⇒直煮
じか‐だのみ【直頼み】
他人を間に入れないで直接に頼むこと。すぐだのみ。
じか‐だん【直談】
[名](スル)「直談判」に同じ。「—して承知させる」
じか‐だんぱん【直談判】
[名](スル)間に人を入れないで、直接に相手と交渉すること。じきだんぱん。じかだん。「社長と—する」
じか‐ちゅうどく【自家中毒】
1 体内で代謝に異常が生じ、生成された毒物により障害が起こること。尿毒症など。 2 小児にみられる、リンゴのような...
じ‐かつ【自活】
[名](スル)人の援助を受けないで、自分の力で生活すること。「親もとを離れて—する」
じ‐かつ【自割】
「自切(じせつ)」に同じ。
じか‐つぎ【直接ぎ】
台木を植え、翌年、発芽前にその枝を切り、そこに目的の品種の穂木を接ぎ木すること。
じか‐づけ【直付け】
[名・形動] 1 直接にすること。直接であるさま。「—に病気の種類を聞きただす」〈有島・或る女〉 2 じかにつける...
じか‐とりひき【直取引】
「じきとりひき」に同じ。
じか‐どうちゃく【自家撞着】
[名](スル)同一人の文章や言動が前後食い違って、合わないこと。自己矛盾。「—に陥る」「理論が—する」
じか‐に【直煮】
食材を下茹でせずに、直接煮汁で煮ること。また、その料理。直炊き。
じか‐に【直に】
[副]間にほかのものを入れないで直接にするさま。「ワイシャツを肌に—着る」
じか‐にち【地火日】
暦注の一。地に火の気があるので、土を掘ることや植樹などを忌む日。地火。
じか‐ぬり【直塗(り)】
[名](スル) 1 下塗りをせずに塗料などを塗ること。「ペンキを—する」 2 はけやへらなどを使わずに、容器を押し...
ジカ‐ねつ【ジカ熱】
⇒ジカウイルス感染症
じか‐はっこう【時価発行】
会社が新株を発行する際、市場で売買されている株の時価を基準に、発行価格を決める方法。→額面発行
じか‐はつでん【自家発電】
[名](スル)電力会社からの供給によらず自分の所に発電装置を備えて発電すること。
じかばいよう‐なんこつ【自家培養軟骨】
患者から採取した少量の軟骨組織を培養してつくられる再生医療製品。患者本人に移植されるため免疫拒絶反応を起こす率が低...
じかばいよう‐ひょうひ【自家培養表皮】
再生医療製品の一つ。患者自身の皮膚から採取した表皮細胞を人工的に培養し、シート状にしたもの。広範囲の熱傷や先天性巨...
じか‐ばき【直穿き/直履(き)】
1 履物を素足に直接はくこと。 2 ふだんはく下駄。表(おもて)などのつかない下駄。
じか‐ばし【直箸】
盛り合わせにした料理などを、取り箸を使わずに、自分の箸で直接皿から取ること。 [補説]格式の高い日本料理の席ではマ...
じか‐び【直火】
直接に火に当てること。また、その火。「—で焼く」
じか‐ふねんせい【自家不稔性】
⇒自家不和合性
じか‐ふわごうせい【自家不和合性】
雌雄同株の植物で、自家受粉では受精しない性質。ナシ・リンゴなどにみられる。自家不稔性。
じ‐かぶき【地歌舞伎】
地方の祭礼などで、その土地の人々によって演じられる歌舞伎。
じか‐まき【直播き】
苗代や苗床を用いず、田畑に直接種をまくこと。じきまき。
じかまっしょうけつ‐かんさいぼういしょく【自家末梢血幹細胞移植】
患者自身の造血幹細胞を用いる、末梢血幹細胞移植。白血病や再生不良性貧血などの治療法の一つ。→同種末梢血幹細胞移植 ...
じか‐やき【直焼(き)】
[名](スル)直火(じかび)で焼くこと。また、その焼いたもの。
自家(じか)薬籠中(やくろうちゅう)の物(もの)
自分の薬箱の中にある薬のように、自分の思うままに使える物、または人。「数か国語を—とする」
じか‐よう【自家用】
自分の家のために使用すること。また、そのもの。「—米」「—アンテナ」