じち【実】
真実。事実。じつ。「—には似ざらめど、さてありぬべし」〈源・帚木〉
じ‐ち【自知】
[名](スル)自分のことを自分で知ること。「—の明(めい)」「彼は死することを—するがゆえに、殺す者よりもとうとし...
じ‐ち【自治】
1 自分や自分たちに関することを自らの責任において処理すること。「大学の—」「—の精神」 2 「地方自治」の略。⇔官治。
じち‐いかだいがく【自治医科大学】
栃木県下野市にある私立大学。昭和47年(1972)の開学。地域医療に携わる総合医と総合的看護職を養成するために、全...
じち‐いき【日域】
日が照らす域内。天下。 《日の出る国の意から》日本の異称。じついき。にちいき。「汝—に渡って」〈平治・上〉
じち‐かい【自治会】
1 学生・生徒が学校生活を自主的に運営していくための組織。 2 同一地域の居住者が、自分たちの共通利益の実現と生活...
じち‐きかん【自治機関】
自治体が行政事務を行うために設けた機関。都道府県議会・市町村議会などの議決機関など。
じち‐ぎょうせい【自治行政】
地方公共団体が自治権に基づいて行う行政。
じち‐く【自治区】
1 自治を認められた区。旧市制第6条によって勅令で指定された東京・京都・大阪の3市の区をいう。現在では、特別区と財...
じち‐けん【自治権】
地方公共団体が、その区域内で自治行政を行うことのできる権能。
じち‐しょう【自治相】
自治大臣のこと。
じち‐しょう【自治省】
地方自治、公職選挙、国と地方または地方団体間の連絡・調整に関する行政事務を担当した国の行政機関。旧内務省の後身で、...
じち‐じむ【自治事務】
地方自治体が処理する事務のうち、法定受託事務以外の事務。自治体の責任において独自に執り行う事務で、小中学校の設置管...
じち‐せい【自治制】
地方公共団体や学校などにおいて、自治が認められる制度。自治制度。
じち‐たい【自治体】
国家から自治の権能を認められた公共の団体。自治団体。地方公共団体。「地方—」
じちたい‐クラウド【自治体クラウド】
地方自治体が住民情報などを民間のデータセンターに移し、クラウド上でサービスを受けられる環境のこと。複数の自治体でデ...
じちたい‐けいさつ【自治体警察】
市および人口5000人以上の町村が、国家の指揮監督を受けることなく、自己の経費で維持した警察組織。昭和22年(19...
じちたいざいせいけんぜんか‐ほう【自治体財政健全化法】
《「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」の略称》地方公共団体の財政の早期健全化と再生、公営企業の経営健全化を目...
じち‐だいがっこう【自治大学校】
地方公共団体の職員に対する高度の研修を行う、総務省の機関。昭和28年(1953)設立。所在地は東京都立川市。
じち‐だいじん【自治大臣】
自治省の長。自治相。
じち‐だんたい【自治団体】
⇒自治体
じち‐ちょうにん【自地町人】
江戸時代、自分の所有地に居住していた町人。
じちふんそうしょり‐いいん【自治紛争処理委員】
地方公共団体相互間で紛争が生じた際に、調停、審査・勧告、処理方策の提示などを行う第三者機関。事件ごとに、総務大臣ま...
じち‐め【実目】
[形動][文][ナリ]《近世語》地味で実直なさま。まじめなさま。質実。「—ナ人」〈日葡〉 「随分—な男を見立てて持...
じ‐ちゅう【寺中】
1 寺の中。寺の境内。 2 大寺の境内にある小寺。塔頭(たっちゅう)。
じ‐ちゅう【自注/自註】
自分の作品に自分で注釈を加えること。また、その注釈。「自歌—」
じ‐ちゅう【侍中】
1 中国の官名。漢代には天子の左右に侍して顧問に応ずる官。唐代以後は門下省の長官。 2 蔵人(くろうど)の唐名。
じ‐ちょ【自著】
自分が書き著した書物。
じ‐ちょう【仕丁】
《「しちょう」とも》 1 律令制で、成年の男子に課せられた力役(りきやく)。50戸ごとに二人が割り当てられ、3年交...
じ‐ちょう【次丁】
⇒じてい(次丁)
じ‐ちょう【次長】
役所や会社で、長の次の地位にあって、長を補佐する職。また、その職にある人。
じ‐ちょう【自重】
[名](スル) 1 自らを重んじること。自分の品性を保ち、卑下しないこと。自尊。「自尊—苟(いやしく)も卑劣な事は...
じ‐ちょう【自嘲】
[名](スル)自分で自分をつまらぬものとして軽蔑すること。「—するような薄笑い」
じ‐ちょう【持重】
[名](スル)大事をとって、軽々しく振る舞わないこと。慎重にすること。「氏の性、—を喜び冒険(むこうみず)の事を好...
じ‐ちょう【慈鳥】
カラスの別名。
じちょう‐けんじ【次長検事】
最高検察庁に所属して検事総長を補佐する検察官。総長に事故のあるとき、または欠けたときは、その職務を代行する。
じち‐よう【実用】
[名・形動ナリ]まじめなこと。また、そのさま。実直。律儀。「いとまめに—にて、あだなる心なかりけり」〈伊勢・一〇三〉
じち‐りょう【自治領】
ある国家の領土の一部であって、広範囲の自治権を有するもの。特に、イギリス連邦を構成する独立前のカナダ・オーストラリ...
じ‐ちん【自沈】
[名](スル)自分の乗り組んでいる艦船を自らの手で沈めること。
じちん【慈鎮】
慈円(じえん)の諡号(しごう)。
じちん‐さい【地鎮祭】
土木・建築などの起工に先だち、その土地の神を祭り、工事の無事を祈る儀式。とこしずめの祭り。土(つち)祭り。地祭り。...
じちん‐つう【児枕痛】
「後腹(あとばら)1」に同じ。
じちん‐ほう【地鎮法】
堂塔を建立するとき、土台石を置く前に、工事の無事を祈って、地神を本尊として修する法。