じつぶつ‐とうえいき【実物投影機】
⇒書画カメラ
じつぶつ‐とりひき【実物取引】
決済期日に実物と代金の受け渡しをすることによって決済する取引。現物取引。→先物取引
じつぶつ‐ゆうだいみほん【実物有代見本】
発売日前に、見本として書店に少部数出荷される書籍。
じつ‐ぶん【実聞】
直接、自分の耳で聞くこと。実際に聞くこと。また、その話。
じ‐つぼ【地坪】
地面の坪数。→建坪
じつ‐ぼ【実母】
血のつながりのある産みの母。
じつぼ‐さん【実母散】
漢方の家庭薬の一。産前産後・血の道・月経不順・つわりなどに用い、江戸中橋の木谷藤兵衛店を本家として広く流行した。
じつ‐まい【実米】
⇒正米(しょうまい)
じつ‐まい【実妹】
同じ父母から生まれた妹。
じつ‐みょう【実名】
⇒じつめい(実名)
じつ‐む【実務】
実際の具体的な仕事。「—に携わる」
じつ‐む【実夢】
事実とぴったり合う夢。正夢(まさゆめ)。
じつむ‐か【実務家】
1 実務に携わる人。 2 実際の事務を要領よくこなすことにたけている人。
じつむ‐しゃ【実務者】
実際の業務に携わる人。「—間で協議する」
じつむしゃ‐かいだん【実務者会談】
交渉の過程などで、実際に業務に携わっている人どうしが会って、具体的な事柄について話し合うこと。
じ‐つめ【地詰(め)】
1 ⇒地押し 2 水に濡れると縮みやすい木綿などを、仕立てる前に布地に霧を吹き湿らせて縮めること。
じつ‐めい【実名】
仮名・通称などに対して、本当の名前。本名(ほんみょう)。じつみょう。「—を伏せる」
じつ‐めい【実銘/実明】
[名・形動]まじめで正直なこと。また、そのさま。実直。「中々温順(おとなし)やかな—な男だと云って」〈円朝・真景累ヶ淵〉
じつめい‐しょうせつ【実名小説】
モデルとする人物を、実名のまま用いて作中人物とした小説。
じつ‐もって【実以て】
[副]物事の程度を強調する語。実に。まったく。「世の中は—不思議なもので御座りますよ」〈木下尚江・良人の自白〉
じ‐つや【地艶】
日本刀の地、すなわち鎬(しのぎ)から刃までの間を研磨したあとの仕上げぐあい。
じつ‐やく【実役】
歌舞伎で、実事(じつごと)を演じる役。また、その役者。実事師。
じつ‐やく【実薬】
既に治験により効能が証明され、販売が承認された薬剤。
じつ‐よう【実用】
実際に用いること。日常生活などの場で実際に役に立つこと。「—に供する」「—品」
じつ‐よう【実葉】
シダ植物の胞子葉(ほうしよう)のこと。
じつようえいごぎのう‐けんてい【実用英語技能検定】
⇒英語検定
じつよう‐えいせい【実用衛星】
日常生活や産業に役立つことを目的とした衛星。通信衛星・気象衛星・地球観測衛星・放送衛星など。
じつようさいしょうげん‐の‐せいひん【実用最小限の製品】
⇒エム‐ブイ‐ピー(MVP)
じつよう‐しゅぎ【実用主義】
⇒プラグマティズム
じつよう‐しょ【実用書】
日常生活で役立つための技能・知識・情報などを主とした本。
じつよう‐しんあん【実用新案】
物品の形状・構造または組み合わせについて、産業上利用できる新規の考案をすること。出願によって登録を受けると実用新案...
じつようしんあん‐けん【実用新案権】
産業財産権の一。実用新案法により、実用新案を登録した物品の製造・使用などを排他的に独占できる権利。存続期間は出願の...
じつようしんあん‐ほう【実用新案法】
実用新案の考案者に一定期間の実用新案権を付与して考案の保護および利用を図り、産業の発展に寄与することを目的とする法...
じつよう‐たんい【実用単位】
絶対単位とは別に、具体的測定に便利なように設けた単位。馬力・国際温度目盛りなど。→絶対単位系
じつよう‐てき【実用的】
[形動]実際の用に適するさま。実際に役に立つさま。「—な贈り物」
じつよう‐ひん【実用品】
日常的に頻繁に使用される品物。
じつよう‐ぶん【実用文】
日常生活などで実際に用いられる文。文学作品でない文章。通知文・説明文・手紙文・新聞記事・契約書など。
じつよう‐ろ【実用炉】
実験炉・原型炉・実証炉という開発段階を経て、実用段階に達した原子炉。
じつ‐らい【日来】
日ごろ。にちらい。
じつ‐り【実利】
実際の利益や効用。実益。「虚名を捨てて—をとる」
じつ‐り【実理】
日常生活の経験から得た道理。実際に即した理論。「—に従う」
じつり‐しゅぎ【実利主義】
現実的な利益を追求するものの考え方。功利主義。
じつ‐りょく【実力】
1 実際に備えている能力。本当の力量。「—がつく」「—を発揮する」 2 目的を果たすために実際の行為・行動で示され...
じつりょく‐こうし【実力行使】
ある目的を達するために、話し合いによらず、武力や腕力などをもって実際の行動に出ること。特に、労働争議にあたり、スト...
じつりょく‐しゃ【実力者】
ある社会での影響力や支配力を実際にもっている人。「党内の—」
じつりょく‐しゅぎ【実力主義】
年齢・性別・学歴などによらず、実際の能力や仕事の成果を重視して評価を決める考え方。
じつりょく‐そしき【実力組織】
一定の武力や強制力を備えた組織。軍隊・自衛隊・警察・消防など。
じつりょく‐は【実力派】
見せかけだけでなく、実際にすぐれた能力をもっている人。「—俳優」
じつりょく‐はん【実力犯】
⇒強力犯(ごうりきはん)
じつ‐れい【実例】
実際にあった事例。「—を挙げて説明する」