じ‐ぶん【耳聞】
[名](スル)耳に聞くこと。また、聞いて得た知識。「屡々—する所なり」〈西村茂樹・日本道徳論〉
じ‐ぶん【時分】
1 おおよその時期・時刻。ころ。「そろそろ着く—だ」「若い—」 2 適当な時期。ちょうどよいころあい。好機。「—を...
じ‐ぶん【時文】
1 その時代の文。また、当代に通用している文。 2 中国で、その時代に一般に用いられている文体。特に明代の科挙の答...
じ‐ぶん【自分】
[代] 1 反射代名詞。その人自身。おのれ。「—を省みる」「—の出る幕はない」「君は—でそう言った」 2 一人称の...
じぶん‐あきない【自分商ひ】
1 番頭や手代が、主人の指図を受けないで自分の判断で行う取引。「見るを見まねに、—を仕掛け」〈浮・永代蔵・一〉 2...
じぶん‐かって【自分勝手】
[名・形動]《「じぶんがって」とも》他人の事は考えず、自分の都合だけを考えること。また、そのさま。身勝手。手前勝手...
じぶんかつせいぎょでんそう‐ほうしき【時分割制御伝送方式】
⇒ピンポン伝送方式
じぶんかつ‐そうほうこうでんそう【時分割双方向伝送】
⇒ティー‐ディー‐ディー(TDD)
じぶんかつ‐たげんせつぞく【時分割多元接続】
⇒ティー‐ディー‐エム‐エー(TDMA)
じぶんかつ‐たじゅう【時分割多重】
《time division multiplexing》⇒ティー‐ディー‐エム(TDM)
じぶんかつ‐ふくしん【時分割複信】
⇒ティー‐ディー‐ディー(TDD)
じぶん‐がみ【自分髪】
髪結いに頼まないで自分で結った髪。
じぶん‐がら【時分柄】
[名]その時分にふさわしいこと。時機に相応していること。時節柄。「定規通り—の口儀などあるべし」〈逍遥・当世書生気...
じぶん‐ごと【自分事】
自分に関係のあること。我が事。 [補説]近年、「他人事(たにんごと)」に対してできた語か。
じぶん‐さがし【自分探し】
それまでの自分の生き方、居場所を脱出して新しい自分の生き方、居場所を求めること。「—の旅に出る」
じぶん‐し【自分史】
自分自身の歴史。著名人などの自叙伝や立志伝に対し、世間一般の人が自分の半生について振り返り、まとめたものをさすこと...
じぶん‐じしん【自分自身】
[代]反射代名詞。「自分1」を強めていう語。自分みずから。「—の問題」
じぶん‐そう【自分葬】
死者が生前に自分の葬式の執行について指定しておく葬儀。家族葬、無宗教葬、音楽葬など。
じぶんだけのへや【自分だけの部屋】
《原題A Room of One's Own》⇒私だけの部屋
自分(じぶん)と
1 ひとりでに。自然と。「穏かな空が…—薄くなって行く所であった」〈漱石・門〉 2 みずから進んで。「—自分の心を...
じぶん‐どき【時分時】
その物事にふさわしい時刻。特に、毎日の定まった、食事の時刻。めしどき。「—にお伺いして申し訳ございません」
じぶん‐どり【自分撮り】
⇒自撮り
自分(じぶん)ながら
自分のしたことを振り返って感心したりあきれたりする気持ちを表す。自分のことながら。われながら。「—よくやったと思う」
自分(じぶん)の首(くび)を絞(し)・める
悪い結果となる原因をみずから作る。墓穴を掘る。
じぶん‐の‐はな【時分の花】
能で、年齢の若さによって現れる、芸以前の一時的な面白さ。⇔真(まこと)の花。「三十以前の—なれ」〈花伝・一〉
じぶんはみた【自分は見た】
千家元麿の第1詩集。大正7年(1918)刊。装丁は岸田劉生。
じぶん‐ぶれ【時分触れ】
集会・食事などの、時間を知らせて回ること。また、その役目。「—戻りに辛味さげて来る」〈柳多留・二〉
じぶん‐めんきょ【自分免許】
他人は認めないのに、自分だけが得意になっていること。ひとりよがり。「—の芸でおだてられているうちはよいが」〈谷崎・...
じぶん‐もち【自分持(ち)】
自分で支払いまたは負担をすること。自弁。
じぶんるいしゅう【事文類聚】
中国の類書。170巻。宋の祝穆(しゅくぼく)編。1246年成立。「芸文類聚」の体裁に倣い、古典の事物・詩文などを分...