じゃ‐し【邪侈】
よこしまな心を持ち、おごりたかぶること。
じゃ‐し【邪視】
1 物事を正面からとらえないで、ねじけて見ること。 2 《evil eye》にらむだけで他人に害を与えたり不幸をも...
じゃ‐しゅう【邪宗】
1 人心を惑わす、有害な宗教。邪教。 2 江戸時代、キリシタン宗をさしていう。邪宗門。→キリシタン
じゃ‐しゅう【邪執】
正しくない執着心。邪念。「—を対治し、異見を掃蕩するの勤め」〈太平記・二四〉
じゃしゅう‐もん【邪宗門】
「邪宗2」に同じ。 [補説]書名別項。→邪宗門
じゃしゅうもん【邪宗門】
北原白秋の第1詩集。明治42年(1909)刊。官能的で異国情緒にあふれた象徴詩を収める。 芥川竜之介の未完の小説。...
じゃ‐しょう【邪正】
よこしまなことと正しいこと。不正と正。悪と善。正邪(せいじゃ)。「政を正して—を教へ」〈太平記・四〇〉
じゃしょう‐いちにょ【邪正一如】
仏語。邪と正とはもとを正せば一つの心から出ていて、結局同一のものであるということ。善悪不二。
じゃ知(し)ら◦ぬ
(疑問を表す語を受けて)…であるか。…だかわからない。「その深い男は、誰—◦ぬが」〈浄・生玉心中〉
じゃ‐しん【邪心】
よこしまな心。悪心。
じゃ‐しん【邪神】
邪悪な神。悪神。「悪鬼—」
じゃ‐しん【蛇心】
蛇のように執念深くて陰険な心。
じゃ‐しん【蛇身】
蛇のからだ。蛇体。
じゃしん‐ぶっこう【蛇心仏口】
執念深く陰険な心を持ちながら、口先だけは仏のように親切であること。