じょう‐えん【情炎】
激しく燃え上がる欲情。「—に身を焦がす」
じょう‐えん【情縁】
男女の間をつなぐ縁。「友の言に従いて、この—を断たんと約しき」〈鴎外・舞姫〉
じょうえんかほう‐ふん【上円下方墳】
方形の上に円形を重ねた墳丘をもつ古墳。7世紀後半に発達。京都山科(やましな)の天智天皇陵がその例。
じょうえん‐けん【上演権】
著作権に含まれる権利の一つ。戯曲などの著作物を公衆に直接見せたり聞かせたりすることを目的として上演する権利。
じょうえんもくろく【上演目録】
《原題、(フランス)Répertoire》ビュトールの評論集。1960年の第1巻刊行から20年以上をかけて全5巻を...
しょうおう【承応】
《「じょうおう」とも》江戸前期、後光明天皇・後西天皇の時の年号。1652年9月18日〜1655年4月13日。
じょう‐おう【女王】
⇒じょおう(女王)
じょうおう【貞応】
鎌倉前期、後堀河天皇の時の年号。1222年4月13日〜1224年11月20日。
じょうおう【紹鴎】
⇒武野紹鴎(たけのじょうおう)
じょうおう‐しがらき【紹鴎信楽】
武野紹鴎が好んで焼かせた信楽焼の茶陶。
じょうおう‐だな【紹鴎棚】
茶の湯に用いる棚の一。武野紹鴎の好みと伝える、炉専用の大きな棚。檜(ひのき)材の春慶塗で、下に2枚引きのふすまのあ...
じょう‐おく【場屋】
1 昔、中国で、官吏採用試験を行った場所。挙場。 2 芝居小屋。演芸場。
じょう‐おん【上音】
1 高い調子の声。高声。 2 ある発音体の発する音のうち、基音よりも振動数の多い音。倍音など。
じょう‐おん【常温】
1 常に一定した温度。恒温。「—を保つ」 2 熱したり冷やしたりしない自然な温度。ふつう、セ氏15度をいう。「—で...
じょう‐おん【畳音】
同じ音または音節が重なって、一つの語となったもの。「みみ」「たたく」「めきめき」など。
じょうおんアスファルト‐こんごうぶつ【常温アスファルト混合物】
常温で混合・施工するアスファルト混合物。簡易的な道路舗装や補修の材料として用いられる。常温アスファルト合材。常温混...
じょうおんアスファルト‐ごうざい【常温アスファルト合材】
⇒常温アスファルト混合物
じょうおん‐かくゆうごう【常温核融合】
室温程度の常温で生じるとされる核融合反応。低温核融合の一つ。1989年に米国の研究者らが、パラジウムやチタンを電極...
じょうおん‐かこう【常温加工】
⇒冷間加工
じょうおん‐ごうざい【常温合材】
⇒常温アスファルト混合物
じょうおん‐ようゆうえん【常温溶融塩】
⇒イオン液体
じょう‐か【上下】
1 上と下。また、上級と下級。じょうげ。 2 二院制議会で、上院と下院。「—両院」
じょう‐か【条下】
文章の、そのことに該当する部分。「彼はこの—で地の球形説に対して」〈寅彦・ルクレチウスと科学〉
じょう‐か【城下】
1 城の下。城のそば。 2 城下町。
じょう‐か【浄化】
[名](スル) 1 きれいにすること。清浄にすること。「空気を—する」 2 心身の罪やけがれを取り除くこと。社会の...
じょう‐か【浄火】
神聖な火。神仏にささげるけがれのない火。
じょう‐か【情火】
火が燃えるように激しく高ぶる情欲。「—に身を焦がす」
じょう‐か【情歌】
1 恋の思いを詠んだ歌。恋歌。 2 都々逸(どどいつ)の異称。
じょう‐か【醸家】
酒・醤油(しょうゆ)などを醸造する家。
じょう‐か【上科】
生物分類学上の単位の一。必要な場合に、目と科の間に設けられる。
じょう‐か【錠菓】
錠剤に似た形状の菓子。砂糖に香料・着色料を加え、粒状に圧縮したもの。ラムネなどの清涼菓子に多い。タブレット。
じょう‐かい【上界】
1 仏語。 ㋐天上の世界。天上界。下界に対していう。 ㋑色界と無色界。欲界に対していう。 2 数学で、実数の集合の...
じょう‐かい【上階】
1 建物の上のほうの階。 2 位階で、上下階のあるうちの上の階。
じょう‐かい【浄戒】
仏語。仏によって制せられた、清浄で正しい戒。
じょう‐かい【浄界】
1 清浄な地域。寺院・霊地など。 2 清浄な世界。浄土。
じょう‐かい【常会】
1 (「定会」とも書く)時期を決めて開く会合。定期的な会合。 2 「通常国会」に同じ。
じょう‐かい【情懐】
心の中に思うこと。所懐。「捨て去る時には、かえって生じなかった—に利休をひき入れた」〈野上・秀吉と利休〉
じょう‐かい【蒸解】
化学パルプを製造するため、木材のチップを加熱・加圧し、硫化ナトリウムなどの薬剤で木材に含まれるリグニンを溶解・除去...
じょうかい‐ぼん【浄海坊】
1 ジョウカイボン科の昆虫。体長1.5センチほどで黄褐色。カミキリに似て細長いが前翅は柔らかい。4〜8月ごろにみら...
じょう‐かく【上客】
⇒じょうきゃく(上客)
じょう‐かく【定格】
[名・形動ナリ] 1 格式を正しく守ること。かたくるしいこと。また、そのさま。「そんな—なことを言はず」〈伎・夢物...
じょう‐かく【乗客】
⇒じょうきゃく(乗客)
じょう‐かく【城郭/城廓】
1 城の周囲に設けた囲い。城壁。「—を巡らす」 2 城と外囲い。 3 外敵を防ぐための防御施設。とりで。「天然の—」
じょう‐かく【城閣】
城の物見。城楼。また、城。
じょう‐かく【娘核/嬢核】
細胞分裂における核分裂でできた二つの核。もとの核を母核(ぼかく)とよぶのに対していう。むすめかく。
じょう‐かく【常客】
⇒じょうきゃく(常客)
じょうかく‐とし【城郭都市】
周囲を城壁で取り囲んだ都市。中国や古代・中世のヨーロッパに多くみられる。
じょうか‐そう【浄化槽】
1 河川・湖沼の水や地下水を浄化して、飲料水とするための水槽。 2 下水処理場につながらない地域で、水洗便所の汚物...
じょう‐かた【城方】
⇒八坂流(やさかりゅう)
じょうか‐の‐ちかい【城下の盟】
《「春秋左伝」桓公一二年から》敵に首都まで攻め入られてする、屈辱的な降伏の約束。じょうかのめい。