しん‐し【神使】
《「じんし」とも》神のつかい。ふつう、その神に縁故のある鳥獣虫魚である場合が多い。例えば、稲荷神の狐、八幡神の鳩、...
じん‐し【人士】
地位や教養のある人。「各界の—が会集する」
じん‐し【尋思】
[名](スル)思いをめぐらすこと。
じん‐し【塵滓】
ちりとかす。けがれ。また、俗世間のけがれ。
じん‐しつ【迅疾】
[名・形動]非常に速いこと。また、そのさま。迅速。「此情勢は—の速度を以て増加せんこと」〈島田三郎・条約改正論〉
じん‐しゃ【人車】
1 人力で動かす車。人力車。 2 人車鉄道の車両。 3 人と車。「—分離」
じん‐しゃ【仁者】
1 情け深い人。 2 儒教の説く仁徳を備えた人。仁人。
じん‐しゃく【人爵】
人から与えられた爵位・官位など、人間が定めた栄誉。⇔天爵。「—が猶(なお)俗眼を惑わすを幸いとし」〈魯庵・社会百面相〉
じんしゃ‐てつどう【人車鉄道】
軌道を設け、人力で押して走らせ、人や貨物を輸送した鉄道。日本では明治末期から大正時代に使われた。
仁者(じんしゃ)は憂(うれ)えず
《「論語」子罕(しかん)から》仁者は心がおおらかで天命に安んじているから、何事にも心配することがない。
仁者(じんしゃ)は敵(てき)なし
《「孟子」梁恵王上から》仁者は深い愛情をもって人に交わるから、敵となる者はない。
仁者(じんしゃ)は山(やま)を楽(たの)しむ
《「論語」雍也(ようや)から》天命に安んじて欲に動かされることのない仁者は、不動の山を見て楽しむ。
しん‐しゅ【神主】
《古くは「じんしゅ」とも》 1 もののたましい。 2 儒教の葬礼で、死者の官位・姓名を書く霊牌。仏教の位牌にあたる...
じん‐しゅ【人主】
人君。君主。きみ。
じん‐しゅ【人種】
1 人類を骨格・皮膚・毛髪などの形質的特徴によって分けた区分。一般的には皮膚の色により、コーカソイド(白色人種)・...
じんしゅう【神秀】
[606?〜706]中国、唐代の禅僧。開封(河南省)の人。初め儒学を学び、のち、出家して禅宗第五祖の弘忍に師事。慧...
じんしゅかくり‐せいさく【人種隔離政策】
⇒アパルトヘイト
じんしゅ‐がく【人種学】
人類学の一部門。人種の分類や起源・変化・体質などを研究する。
じんしゅ‐さべつ【人種差別】
人種的偏見によって、ある人種を社会的に差別すること。
じんしゅさべつてっぱい‐じょうやく【人種差別撤廃条約】
《「あらゆる形態の人種差別の撤廃に関する国際条約」の通称》人種・皮膚の色・血統・民族・部族などの違いによる差別をな...
じんしゅさべつにはんたいする‐せかいかいぎ【人種差別に反対する世界会議】
⇒人種差別反対世界会議
じんしゅさべつはんたい‐せかいかいぎ【人種差別反対世界会議】
「人種主義、人種差別、外国人排斥及び関連する不寛容に反対する世界会議」の略称。人種差別撤廃条約の実効性を確保するた...
じんしゅ‐しゅぎ【人種主義】
人種間には本質的な優劣の差異があるとする見解に基づく態度や政策。19世紀末のヨーロッパで広まり、優秀民族支配論・有...
じんしゅふびょうどうろん【人種不平等論】
《原題、(フランス)Essai sur l'inégalité des races humaines》ゴビノーによ...
じん‐しょ【甚暑】
はなはだしい暑さ。酷暑。「善悪を—甚寒の両極と為して」〈福沢・文明論之概略〉
じん‐しょ【陣所】
陣営。陣屋。
じん‐しょう【人証】
「人的証拠」の略。にんしょう。
じん‐じょう【尋承】
《「じんしょう」とも》案内すること。また、その人。嚮導(きょうどう)。尋所(じんしょ)。「鷲尾—にて下り上り打つほ...
じんしょうこうせい‐しゅっけつねつ【腎症候性出血熱】
ハンタウイルスの一種が感染して起こる病気。野ネズミにつくダニに媒介される。5日ほど続く高熱、皮膚の発赤や出血斑、た...
じん‐しょうたい【腎小体】
腎臓の皮質内に多数散在している、直径0.1ミリほどの球状の小体。糸球体とそれを包む糸球体嚢(のう)からなり、血液か...
じん‐しん【人心】
人間の心。また、世の人々の考えや気持ち。「—を掌握する」「—を惑わす」
じん‐しん【人臣】
家来。臣下。「位(くらい)—を極める」
じん‐しん【人身】
1 人間のからだ。人体。 2 個人の身分や身の上。
じん‐しん【仁心】
人を思いやる心。
じん‐しん【壬申】
干支(えと)の一。みずのえさる。
じん‐しん【甚深】
《古くは「じんじん」とも》非常に奥が深いこと。意味・境地などが深遠であること。深甚。
じん‐しん【深心】
仏語。 1 ひたすら仏道を求めようとする心。深く仏に帰依(きえ)する心。 2 三心の一。阿弥陀仏の本願の救いを深く...
じん‐しん【塵心】
俗塵に汚れた心。俗世間の名利をむさぼる心。俗心。
じんしん‐いっしん【人心一新】
人々の気持ちを入れ替えて、まったく新しくすること。「配置転換で—を図る」
じんしん‐きゅうり【人身究理】
江戸時代の蘭学で、生理学のこと。
じんしん‐くぎ【人身供犠】
人をいけにえに捧げること。人身御供(ひとみごくう)。
じんしん‐けん【人身権】
人格権と身分権との総称。
じんしん‐こうげき【人身攻撃】
個人の身の上や私行などを取り上げて、その人を非難すること。
じんしん‐こせき【壬申戸籍】
《壬申にあたる年に作られた戸籍の意》明治政府による最初の全国的な戸籍。明治5年(1872)作成。身分によらず、居住...
じんしんしょうがい‐ほけん【人身傷害保険】
自動車事故により運転者や同乗者が死亡・けが・後遺傷害を被ったとき、過失の有無や割合にかかわらず保険金が支払われる自...
じんしんしょうがいほけんのとうじょうちゅうのみほしょう‐とくやく【人身傷害保険の搭乗中のみ補償特約】
自動車保険における特約の一。人身傷害保険に付けることができ、人身傷害保険の補償範囲を被保険自動車に搭乗中の場合のみ...
じんしんしょうがいほしょう‐ほけん【人身傷害補償保険】
⇒人身傷害保険
じんしん‐じこ【人身事故】
交通事故などで、人が負傷したり死亡したりする事故。
じんしん‐せい【人新世】
2000年にドイツの大気化学者P=クルッツェンが地質時代の区分の一として提唱した時代。完新世後の人類の大発展に伴い...
じん‐シンチ【腎シンチ】
⇒腎シンチグラフィー