じん‐せい【人世】
人間の生きていく世の中。世間。
じん‐せい【人生/人世】
1 人がこの世で生きていくこと。また、その生活。「第二の—を送る」「—を左右する出来事」「—経験」 2 人の、この...
じん‐せい【人声】
人の声。ひとごえ。「四囲は寂然として—を聞かない」〈独歩・小春〉
じん‐せい【人性】
人間のもっている自然の性質。「もし単に快楽のみを目的とする人があったならば反って—に悖(もと)った人である」〈西田...
じん‐せい【仁政】
恵み深い、思いやりのある政治。「—を施す」
じん‐せい【靭性】
固体のもつ性質の一。材質の粘り強さ。外力によって破壊されにくい性質。
じん‐せい【塵世】
汚れた世の中。俗世間。
人生(じんせい)意気(いき)に感(かん)ず
《魏徴「述懐」から》人は他人の意気に感じて努力するものであり、金銭や名誉欲のためにするのではない。
じんせい‐かん【人生観】
人生に対する見方。人生の目標・意味・価値などについての全体的、統一的な見方で、人生とは何か、人生いかに生きるべきか...
じん‐せいけん【腎生検】
生体に細い針を刺して腎臓の組織を少量採取し、顕微鏡で状態を調べる検査法。
じんせいげきじょう【人生劇場】
尾崎士郎の長編小説。昭和8年(1933)に「青春篇」を発表、以後「愛欲篇」ほか6篇を同34年までに発表。義理人情に...
じんせい‐こうけつあつ【腎性高血圧】
腎臓の病気が原因で起こる二次性の高血圧。腎臓の血圧を維持するレニンの分泌が増加するため引き起こされるといわれる。
じんせい‐こうろ【人生行路】
人がこの世に生きていく道程。人生を前途の予測のできない旅にたとえていう語。「—難(かた)し」
人生(じんせい)行路(こうろ)難(かた)し
《「人生行路」は、人の一生》人の一生には、さまざまな艱難(かんなん)苦労があって、容易なものではない。
人生(じんせい)七十(しちじゅう)古来(こらい)稀(まれ)なり
《杜甫「曲江」から》70歳まで長生きする者は、昔から非常に少ない。→古希(こき)
じんせい‐せっけい【人生設計】
結婚や教育、住居、老後の暮らしなどについての計画を立てること。人生計画。ライフプラン。ライフデザイン。
じんせい‐そうだん【人生相談】
生きていく上でのさまざまな問題について相談し、助言を求めること。
じん‐せいたいシンチ【腎静態シンチ】
⇒腎シンチグラフィー1
じん‐せいたいシンチグラフィー【腎静態シンチグラフィー】
⇒腎シンチグラフィー1
じん‐せいたいシンチグラム【腎静態シンチグラム】
⇒腎シンチグラフィー1
人生(じんせい)朝露(ちょうろ)の如(ごと)し
《「漢書」蘇武伝から》人の一生は、朝日が射せばすぐに消えてしまう露のようにはかない。
じんせい‐てつがく【人生哲学】
人生をどうとらえるべきか、あるいは、どのように生きていくべきかを説く哲学。
じんせい‐にょうほうしょう【腎性尿崩症】
尿崩症の病態の一つ。腎臓が抗利尿ホルモンに反応しなくなり、多量の薄い尿が出る。先天性のものと薬剤の使用によって起こ...
じんせいのあほう【人生の阿呆】
木々高太郎のミステリー小説。昭和11年(1936)刊行。同年、第4回直木賞受賞。
じんせいのおどり【人生の踊り】
《原題、(フランス)La Danse de la vie humaine》プーサンの絵画。カンバスに油彩。縦82....
じんせいのさんか【人生の讃歌】
《原題A Psalm of Life》米国の詩人ロングフェローの詩。詩集「夜の声」(1839年刊)に収録された代表作。
人生(じんせい)のための芸術(げいじゅつ)
芸術の目的はなんらかの形で実人生に貢献することにあるとする主張。ギュイヨーやトルストイが唱えた。
じんせいのミサ【人生のミサ】
《原題、(ドイツ)Eine Messe des Lebens》ディーリアスの合唱曲。2部構成全11曲。1904年か...
じんせい‐は【人生派】
「人生のための芸術」を主張する人々。また、特に文学で、芸術的完成よりも人生いかに生きるべきかの問題を重視する傾向。
じんせいはいちどだけ【人生は一度だけ。】
唯川恵のエッセー集。恋愛をテーマとする。平成12年(2000)刊行。
じんせいはゆめ【人生は夢】
《原題、(スペイン)La vida es sueño》カルデロンによる哲学的戯曲。1635年の作。
じんせい‐もよう【人生模様】
人生のありさまを、織物などの模様に見立てていう語。
人生(じんせい)僅(わず)か五十年(ごじゅうねん)
人生の短いことのたとえ。人間僅か五十年。
じんせいをよりよくいきるぎじゅつ【人生をよりよく生きる技術】
モーロアのエッセー「生活の技術」の別邦題。
じん‐せき【人跡/人迹】
人の足跡。人の通った跡。「—まれな深山」
じん‐せき【衽席】
しきもの。ねどこ。また、寝室。「北条は—の上に源氏の国を簒(うば)うたる者なりとて憎むこと甚だしく」〈福沢・福翁百話〉
じんせき‐みとう【人跡未踏】
人がまだ足を踏み入れたことがないこと。「—の地」
じん‐せん【人選】
[名](スル)多くの中から、ある仕事をするのに適した人を選ぶこと。「候補者を—する」
じんせん【仁川】
⇒インチョン
じんせんおき‐かいせん【仁川沖海戦】
明治37年(1904)2月9日に、朝鮮半島西部に位置する仁川港の沖合で行われた日本とロシアとの戦闘。旅順港への第一...
じん‐せんぷう【塵旋風】
強い日射で地表付近の温度が上がることにより上昇気流が発生し、旋風となって地面の砂や塵を舞い上げる現象。ダストデビル。