すみ‐さし【墨差(し)/墨刺(し)】
大工や石工などが、線を引いたり文字を書いたりするのに用いる箆(へら)状の竹筆。墨壺(すみつぼ)に添えて用いる。
すみ‐さす【隅扠首】
縁側の隅から縁桁(えんげた)に45度の角度で突き出した材。縁隅木。
すみ‐ざけ【清み酒】
濁りのない澄んだ酒。清酒(せいしゅ)。
すみ‐じ【墨字】
点字に対して、普通に書かれた文字や印刷された文字。
スミス
[1723〜1790]英国の経済学者。古典派経済学の創始者。スコットランドの生まれ。主著「国富論」は経済学を初めて...
スミス
[1826〜1883]英国の数学者。整数論・近世幾何学の研究に貢献。
スミス
[1846〜1894]英国の聖書学者。聖・俗の観念を社会的立場から考察し、宗教の比較研究法を開拓。著「セム族の宗教...
スミス‐タワー
米国ワシントン州シアトルにある高層ビル。市街中心部のパイオニアスクエアに位置する。1914年建造。完成当時は西海岸...
スミス‐トロピカルパラダイス
米国ハワイ州、カウアイ島東部にある植物園。ワイルア川沿いに位置する。広大な敷地に熱帯の草花や果樹が植栽されており、...
スミス‐フォールズ
カナダ、オンタリオ州南東部の都市。リドー運河の起終点であるオタワとキングストンのほぼ中間点に位置し、運河開通にとも...
すみ‐すまし【済み済まし】
結末。しめくくり。始末。「おれが—を付けたから、けちりんも間違(まちげ)えはねえ」〈滑・浮世風呂・四〉
すみ‐す・む【住み住む】
[動マ四]住み続ける。続けて住む。「世の中の繁き仮廬(かりほ)に—・みて至らむ国のたづき知らずも」〈万・三八五〇〉
すみ‐すり【墨磨り】
1 墨をすること。また、その人。 2 硯(すずり)の古称。〈和名抄〉
スミスロック‐しゅうりつこうえん【スミスロック州立公園】
《Smith Rock State Park》米国オレゴン州中央部の都市レドモンドの北郊にある州立公園。クルークト...
す‐みず【角水】
大工道具の一。水平度を測る器具。水盛(みずもり)。
すみ‐ずきん【角頭巾】
袋形で、かぶると耳の上で角状になり、後ろに錏(しころ)のような垂れのある頭巾。寛永(1624〜1644)のころ、老...
すみ‐ずみ【隅隅】
すべての隅。方々の隅。また、あらゆる方面。「—までくまなく探す」
すみ‐ずり【墨摺り】
1 木版画を墨1色だけで摺ること。また、その版画。墨摺り絵。 2 更紗(サラサ)模様の線描を彫刻板で摺り、筆で彩色...
角水(すみず)を突(つ)・く
《角水をあてて正確に水平度を測る意から》こまかく吟味したり、わずかな欠点でもとがめたりする。〈日葡〉
すみ‐せん【須弥山】
⇒しゅみせん
す‐みそ【酢味噌】
味噌に酢・砂糖などを加えたもの。野菜・魚介・海藻などをあえる。
スミソニアン‐きょうかい【スミソニアン協会】
《Smithsonian Institution》米国の国立学術文化研究機関。1846年、英国の化学者スミソンの遺...
スミソニアン‐きょうてい【スミソニアン協定】
《Smithsonian agreement》ニクソンショックにより混乱に陥った外国為替市場を安定化するため、19...
スミソニアン‐ごうい【スミソニアン合意】
⇒スミソニアン協定
スミソニアン‐たいせい【スミソニアン体制】
《Smithsonian monetary system》1971年12月にG10で締結されたスミソニアン協定、お...
スミソニアン‐はくぶつかん【スミソニアン博物館】
《Smithsonian museums》米国のスミソニアン協会が運営する博物館・美術館・動物園などの総称。航空宇...
すみ‐ぞめ【墨染(め)】
1 墨で染めること。また、そのような黒い色または、ねずみ色。 2 「墨染め衣」の略。 3 僧。「その身を—になして...
すみぞめ‐ごろも【墨染(め)衣】
黒色の僧衣やねずみ色の喪服。
すみぞめ‐ざくら【墨染桜】
1 桜の一品種。花は白色で単弁。 2 京都の伏見墨染にあったという伝説上の桜。上野岑雄(かみつけのみねお)の「深草...
すみぞめ‐の【墨染めの】
[枕]墨染めの色が暗いところから、「ゆふべ」「たそがれ」「くら」などにかかる。「—夕べになれば」〈古今・雑体〉 「...
すみぞめ‐の‐ころも【墨染(め)の衣】
「墨染め衣」に同じ。
すみぞめ‐の‐そで【墨染めの袖】
墨染め衣の袖。また、僧衣や喪服。「おほけなく浮世の民におほふかな我が立つ杣(そま)に—」〈千載・雑中〉
すみた‐さとし【澄田智】
[1916〜2008]官僚・銀行家。群馬の生まれ。大蔵省で銀行局長や事務次官を歴任。退官後は日本輸出入銀行総裁など...
すみだ【墨田】
東京都の区名。昭和22年(1947)向島・本所の両区が合併して成立。隅田川と荒川との間の低地にあり、商工業地帯。人...
すみだ‐がわ【隅田川】
東京都東部を貫流する荒川の分流。北区岩淵で荒川から分岐する。墨田区鐘ヶ淵から下流をいうこともある。吾妻(あずま)橋...
すみだがわごにちのおもかげ【隅田川続俤】
歌舞伎狂言。世話物。4幕。奈河七五三助(なかわしめすけ)作。天明4年(1784)大坂角の芝居初演。破戒僧法界坊のこ...
すみだがわせきやのさと【隅田川関屋の里】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。隅田川上流の関屋の里を、3騎の馬で走り抜ける旅姿の侍た...
すみだがわはなのごしょぞめ【隅田川花御所染】
歌舞伎狂言。世話物。6幕。4世鶴屋南北作。文化11年(1814)江戸市村座初演。「清玄桜姫物」の一つで、主役の清玄...
すみだがわ‐もの【隅田川物】
歌舞伎・浄瑠璃などの一系統で、謡曲「隅田川」の梅若伝説を主題としたもの。浄瑠璃「双生(ふたご)隅田川」、歌舞伎狂言...
すみだ‐く【墨田区】
⇒墨田
すみだ‐こうえん【隅田公園】
東京都の台東区と墨田区にまたがる公園。隅田川沿いに位置し、桜の名所として知られる。夏には隅田川花火大会が開催される。
すみ‐だし【墨出し】
建築現場で、柱・梁・壁面などの構造体に工事の基準となる線を、設計図面通りに墨やインクで記すこと。→墨壺 →レーザー...
すみだ‐すいぞくかん【すみだ水族館】
東京都墨田区にある水族館。平成24年(2012)開館。屋内のプール型水槽にペンギンとオットセイを展示するほか、小笠...
すみ‐だわら【炭俵】
炭を詰める俵。また、炭の詰まった俵。わら・あし・かやなどで作る。《季 冬》「薄雪や簷(のき)にあまりて—/波郷」 ...
すみだわら【炭俵】
江戸中期の俳諧集。2冊。志太野坡(しだやば)・小泉孤屋・池田利牛共編。元禄7年(1694)刊。芭蕉晩年の「軽み」の...
すみ‐ちがい【隅違い】
方形の隅から隅へわたした線。対角線。すじかい。すみちがえ。
すみ‐ちょう【済み帳】
1 支払い帳。「一銭も残らず—付けて」〈浮・永代蔵・五〉 2 帳面に棒を引くこと。帳消し。「物の見事に請け取り渡し...
すみっ‐こ【隅っこ】
すみ。すみの方。「部屋の—で遊ぶ」
スミッシング
SMSを用いたフィッシング詐欺。スマートホンに偽のメッセージを送り、クレジットカードの暗証番号などの個人情報を不正...
す‐みつ【巣蜜】
ミツバチの巣の、蜂蜜の貯蔵されている部分を切り取ったもの。そのまま食用とする。コムハニー。