せき‐や【関屋】
関所の番小屋。「人住まぬ不破の—の板びさし荒れにし後はただ秋の風」〈新古今・雑中〉 源氏物語第16巻の巻名。光源氏...
せき‐やく【関役】
1 関所を守る役目。また、その役人。 2 中世、関所で課した通行税。
せきや‐としこ【関屋敏子】
[1904〜1941]ソプラノ歌手・作曲家。東京の生まれ。三浦環(たまき)に師事。イタリアに留学し、欧米各地で活躍...
せきやど【関宿】
千葉県北西端、野田市の地名。利根川と江戸川の分流点にある。もと久世氏ほかの城下町。利根川水運の河港として繁栄。
せき‐やぶり【関破り】
1 「関所破り」に同じ。「悉く引っ捕らへ—と言ふべきか」〈浄・伊賀越〉 2 遊女が郭(くるわ)から逃げ出すこと。「...
せき‐やま【関山】
関所のある山。また、関所と山。「我(あ)が身こそ—越えてここにあらめ」〈万・三七五七〉
せき‐や・る【塞き遣る/堰き遣る】
[動ラ四]せきとめる。さえぎりとめる。「涙も—・らず言ひ続け給ふ」〈浜松・五〉