せた【瀬田】
(古くは「勢田」とも)滋賀県大津市の地名。琵琶湖南端の、瀬田川への流出口にある。近江八景の一つ「瀬田の夕照(せきし...
せ‐たい【世帯】
1 住居および生計を同じくする者の集まり。所帯。「一—当たりの収入」 2 一戸を構えて独立の生計を立てること。また...
せ‐たい【世態】
世の中のありさま。世間の状態。世情。せいたい。「—人情」「小説の主脳は人情なり、—風俗これに次ぐ」〈逍遥・小説神髄〉
せ‐たい【世諦】
「俗諦(ぞくたい)」に同じ。
せ‐だい【世代】
《「せたい」とも》 1 親から子、孫へと引き継がれるそれぞれの代。ふつう約30年を1世代または1代と数える。代(だ...
せたい‐ぐすり【世帯薬】
世帯を営むのに役に立つこと。「とかく年の行きたるが—とぞんじ」〈浮・文反古・二〉
せたいこうせい‐しきん【世帯更生資金】
都道府県社会福祉協議会が低所得世帯・身体障害者世帯に対し、低利または無利子で貸し付けている資金。昭和30年(195...
せたい‐しちょうりつ【世帯視聴率】
あるテレビ番組が、一定の地域内のどれだけの世帯で見られたかを示す割合。ふつう視聴率という場合はこの数値をさす。最小...
せたい‐ぬし【世帯主】
世帯の中心となる人。
せたい‐ぶっぽう【世帯仏法】
「世帯仏法腹念仏(はらねぶつ)」の略。「古人も、—と申されし事、今以てその通りなり」〈浮・胸算用・五〉
世帯(せたい)仏法(ぶっぽう)腹念仏(はらねぶつ)
仏法も念仏も、要するに現世の生活のためのものにほかならないの意。「—、口に食ふが一大事」〈浄・今宮の心中〉
せたい‐もち【世帯持(ち)】
1 一家を構えて独立の生計を立てること。また、その人。所帯持ち。 2 世帯を維持していくこと。「—のじょうずな主婦」
世帯(せたい)を破(やぶ)・る
夫婦別れをする。「世帯破る時分、暇(いとま)の状は取っておく」〈浮・五人女・一〉
せた‐おり【瀬田折り】
着物のすそをからげて帯に挟むこと。せたからげ。あずまからげ。
せた‐からげ【瀬田絡げ】
⇒瀬田折り
せたがや【世田谷】
東京都南部の区名。武蔵野台地を占め、馬事公苑・砧(きぬた)緑地公園などがある。都区中最大の人口を有する住宅地域。人...
せたがや‐く【世田谷区】
⇒世田谷
せたがや‐どおり【世田谷通り】
東京都世田谷区三軒茶屋から狛江市東和泉までの道路の呼び名。沿線に東京農業大学などがある。
せた‐がわ【瀬田川】
滋賀県、琵琶湖南端から流出する川。東岸の瀬田、西岸の石山は東海道の渡河点。京都府で宇治川、下流で淀川となる。
せた・ぐ【虐ぐ】
[動ガ下二]《「しへたぐ」の音変化という》 1 攻めたてる。攻撃する。「必ず大国から—・ぐるぞ」〈毛詩抄・七〉 2...
せ‐たけ【背丈】
1 かかとから頭頂までの背の高さ。身長。 2 洋裁で、後ろ襟中央の付け根からウエストラインまでの長さ。 3 和裁で...
せた‐しじみ【瀬田蜆】
シジミの一種。大津市瀬田など琵琶湖とその下流水系に分布。4月ごろが美味。《季 春》
セタス‐デ‐セビリア
⇒メトロポールパラソル
せた‐の‐からはし【瀬田の唐橋】
滋賀県大津市の瀬田川に架かる旧東海道の橋。「瀬田の夕照(せきしょう)」は近江八景の一。瀬田の橋。瀬田の長橋。
せた‐の‐ながはし【瀬田の長橋】
「瀬田の唐橋(からはし)」の異称。「槙のいたも苔むすばかりなりにけり幾世へぬらむ—」〈新古今・雑中〉
せた・む【責む】
[動マ下二]ひどく責める。さいなむ。「とざまかうざまに—・め給ふよ」〈狭衣・一〉
セタン
飽和炭化水素の一。セタン価の標準燃料。化学式C16H34 ヘキサデカン。
セタン‐か【セタン価】
ディーゼル燃料の着火性を示す指数。ガソリンのオクタン価に相当。数値の高いほど着火性が良好。セタンを100、α(アル...
セタール
イランのリュート型撥弦(はつげん)楽器。金属弦が4本張られている。梨(なし)形の小さな胴には響板が張られ、細長い棹...