せっ‐か【石化】
1 [名](スル)地中に埋まった生物の遺体の有機物が、入り込んだ炭酸カルシウムや珪酸(けいさん)などと置換され、化...
せっ‐か【石火】
火打ち石を打って出す火。きわめてわずかの時間、はかないこと、すばやい動作などのたとえに用いる。「電光—」「兄の事や...
せっ‐か【石果】
《「せきか」とも》「核果(かっか)」に同じ。
せっ‐か【石貨】
石でつくった貨幣。ミクロネシアのヤップ島で用いられた。パラオ諸島産の石を円盤状に加工したもので、大きなものでは直径...
せっ‐か【赤化】
[名](スル)《「赤」はプロレタリア革命の旗色》共産主義思想や機構を認め、受け入れること。また、その思想に染まること。
せっ‐か【赤禍】
資本主義社会などからみて、共産主義化されることによるわざわい。
せっ‐か【拙家】
自分の家をへりくだっていう語。せっけ。
せっ‐か【拙歌】
へたな歌。自分の作った歌をへりくだっていう語。
せっ‐か【接架】
「開架(かいか)」に同じ。「—式閲覧法」
せっ‐か【雪加/雪下】
セッカ科セッカ属の鳥。スズメより小形で、体のわりに尾が大きい。背面は黄褐色に黒い縦斑があり、腹面は白っぽい。ユーラ...
せっ‐か【雪花/雪華】
雪の結晶、または雪の降るのを花にたとえたもの。《季 冬》
せっ‐かい【狭匙/切匙】
すり鉢の内側についたものをかき落とすのに用いる、木製の道具。
せっ‐かい【切開】
[名](スル)切り開くこと。特に、治療のために医者が患部をメス、はさみなどで切り開くこと。「患部を—する」
せっ‐かい【石灰】
生石灰(せいせっかい)(酸化カルシウム)のこと。また、消石灰(水酸化カルシウム)のこと。いしばい。
せっ‐かい【石階】
石で造った階段。石(いし)段。
せっ‐かい【石塊】
石のかたまり。石ころ。
せっ‐かい【雪塊】
雪のかたまり。
せっ‐かい【節介】
[名・形動] 1 節操を堅く守り、世俗に流されないこと。 2 ⇒お節介(せっかい)
せっ‐かい【説戒】
「布薩(ふさつ)」に同じ。
せっ‐かい【摂海】
《摂津の海の意》大阪湾のこと。
せっかいいおう‐ごうざい【石灰硫黄合剤】
農薬の一。有効主成分は多硫化カルシウムで、ハダニ・カイガラムシやうどんこ病・銹(さび)病の殺虫・殺菌、およびミカン...
せっかい‐か【石灰化】
血液中のカルシウムが組織に沈着すること。脊椎動物では燐酸(りんさん)カルシウム・炭酸カルシウムが沈着して骨ができる...
せっかい‐か【石灰華】
湯の花の一。温泉・鉱泉の湧出口などにできる炭酸カルシウムの沈殿物。
せっかい‐かいめん【石灰海綿】
海綿動物のうち、骨格が炭酸カルシウムからなるもの。体内の構造は比較的簡単で、浅海に多い。アミカイメン・クダカイメンなど。
せっかいか‐だんきゅう【石灰華段丘】
石灰華による小さな池が、階段状に積み重なった地形。湧泉や地下水に含まれる炭酸カルシウムが析出・沈殿して形成される。...
せっかい‐がん【石灰岩】
炭酸カルシウムを主成分とする堆積岩(たいせきがん)。主に方解石からなり、ふつう白色や灰色。貝殻・サンゴ・有孔虫など...
せっかいがん‐しょくぶつ【石灰岩植物】
石灰岩地域によく生育する植物。クモノスシダなど。
せっかい‐さつざい【石灰擦剤】
石灰水とごま油などの植物油を等量に混ぜ合わせた、やけどや皮膚・粘膜のただれに塗布する薬剤。
せっかい‐しつ【石灰質】
石灰を主要な成分とする物質。貝殻や鶏卵の殻など。
せっかい‐すい【石灰水】
水酸化カルシウムの飽和水溶液。強いアルカリ性を示し、二酸化炭素を通じると炭酸カルシウムを生じて白濁する。
せっかい‐せき【石灰石】
セメント・肥料などの工業用原料として利用される場合の石灰岩のこと。
せっかい‐そう【石灰藻】
藻類のうち、石灰質を体壁に沈着するものの総称。サンゴモ科の紅藻などがある。熱帯地域でサンゴ礁の形成に関係する。
せっかい‐ちっそ【石灰窒素】
高温にした炭化カルシウムに窒素ガスを通じて得られる灰黒色の粉末。カルシウムシアナミドと炭素との混合物。窒素肥料のほ...
せっかいちんちゃくせい‐けんばんえん【石灰沈着性腱板炎】
肩の腱板にリン酸カルシウムの結晶が沈着することによって起こる急性の炎症。
狭匙(せっかい)で腹(はら)を切(き)る
木製である狭匙で腹を切る。できないことをするたとえ。
せっかい‐どう【石灰洞】
⇒鍾乳洞(しょうにゅうどう)
せっかい‐にゅう【石灰乳】
消石灰(水酸化カルシウム)の懸濁液。強アルカリ性で、消毒剤として用いる。
せっかい‐ひりょう【石灰肥料】
カルシウム分を主成分とする肥料。土壌の酸性化防止のためにも用いられる。生石灰・消石灰・炭酸石灰・石灰窒素など。
せっかい‐モルタル【石灰モルタル】
消石灰に砂・水を加えて練ったもの。煉瓦・石材の接着、壁・天井を塗るのに用いる。
せっ‐かく【尺蠖】
尺取虫(しゃくとりむし)の別名。
せっ‐かく【石核】
石器をつくるとき、剝片(はくへん)をはぎとった残りの芯(しん)の部分。コア。
せっ‐かく【石槨】
石でつくった、棺を入れる外箱。日本では古墳時代にみられる。
せっ‐かく【刺客】
⇒しかく(刺客)
せっ‐かく【接角】
平面上において2本の直線が一点で交わるとき、中線と各外線との間に形づくられるそれぞれの角。切角。
せっ‐かく【雪客】
鷺(さぎ)の別名。
せっ‐かく【折角】
[副] 1 いろいろの困難を排して事をするさま。無理をして。苦労して。わざわざ。「—来てくれたんだから、ゆっくりし...
せっかく‐せっき【石核石器】
打製石器の一種。石核から仕上げた石器。
せっか‐さい【雪花菜】
おから。うのはな。きらず。
せっか‐さい【石花菜】
テングサの別名。
せっかずせつ【雪華図説】
雪の結晶図説集。古河(こが)藩主土井利位(どいとしつら)著。天保4年(1833)正編、同11年続編刊。顕微鏡で観察...