せっ‐き【夕暉】
夕日の光。夕陽。いりひ。
せっ‐き【石基】
1 石の土台。いしずえ。 2 火成岩にみられる、斑晶を取り囲んでいる細粒の結晶やガラス質の部分。マグマが地表や地表...
せっ‐き【石器】
石でつくられた器具。特に、石器時代の遺物をさす。打製石器と磨製石器に大別され、石鏃(せきぞく)・石斧(せきふ)・石...
せっ‐き【赤気】
赤い色の雲気。また、彗星(すいせい)のこと。「彗星東方にいづ。蚩尤気(しゆうき)とも申す。又—とも申す」〈平家・三〉
せっ‐き【赤旗】
「あかはた(赤旗)1」に同じ。
せっ‐き【炻器】
焼き物の分類の一。素地(きじ)が固く焼き締まった焼き物で、非透光性である点で磁器と区別し、気孔性のない点で陶器と区...
せっ‐き【殺鬼/刹鬼】
人や物などを滅ぼす幽鬼。悪鬼。羅刹(らせつ)。「無常の—をば、暫時も戦ひ返さず」〈平家・六〉
せっ‐き【雪肌】
雪のように白くきれいな肌。また、そのような肌の人。雪膚(せっぷ)。
せっ‐き【節気】
「二十四節気(にじゅうしせっき)」に同じ。
せっ‐き【節季】
《季節の終わりの意から》 1 年末。歳末。《季 冬》 2 盆や年末、または節句前の、掛け売買の決算期。
せっ‐き【積毀】
積もり重なったそしり。多くの讒言(ざんげん)。
せっ‐き【褻器】
便器。おかわ。おまる。
せっき‐じだい【石器時代】
人類文化の最も古い段階で、主に石器を用い、金属器がまだ用いられなかった時代。更新世の旧石器時代、完新世の中石器時代...
せっき‐じまい【節季仕舞(い)】
節季の決算をすますこと。《季 冬》
せっき‐ぞろ【節季候】
⇒せきぞろ(節季候)
積毀(せっき)骨(ほね)を銷(しょう)す
《鄒陽「於獄上書自明」から》讒言(ざんげん)が積み重なると、堅い骨も溶かしてしまう。人々の言う悪口の恐ろしさのたとえ。
せっ‐きゃく【赤脚】
肌をむき出しにした足。すあし。「—にして戸陰に蹰(たたず)み」〈織田訳・花柳春話〉
せっ‐きゃく【隻脚】
片足。1本足。
せっ‐きゃく【接客】
[名](スル)客をもてなすこと。「笑顔で—する」
せっきゃく‐ぎょう【接客業】
飲食店や旅館などで、客の相手をする職業。
せっ‐きゅう【石級】
石の階段。石段。「この—は羅馬(ローマ)の乞児(かたい)の集まるところなり」〈鴎外訳・即興詩人〉
せっきゅう‐ちきゅう【雪球地球】
⇒スノーボールアース
せっ‐きょう【石経】
石に刻んだ経文。経典を後世に残すことを目的としたもので、中国の隋・唐代に流行。日本では福岡県宗像(むなかた)大社の...
せっ‐きょう【石蜐】
カメノテの別名。
せっ‐きょう【石橋】
石造りの橋。いしばし。
せっ‐きょう【説教】
[名](スル) 1 宗教の教義・教典を、信者などに、口頭で説き明かすこと。また、その話。「牧師が礼拝で—する」 2...
せっ‐きょう【説経】
[名](スル) 1 僧侶が経典の意味を説いて聞かせること。 2 「説経節」の略。
せっきょう‐がたり【説経語り】
説経節を語る人。また、それを語って門付けすること。説経説き。説経師。
せっきょう‐ごうとう【説教強盗】
侵入した先で被害者に「戸締まりがいいかげんだ」「泥棒よけに犬を飼いなさい」などと説教をする強盗。 [補説]元祖は大...
せっきょう‐さいもん【説経祭文】
説経節が山伏の祭文と結びついたもの。江戸初期に成立、後期には寄席にも進出した。
せっきょう‐し【説教師】
説教を職業とする人。神仏などの教えを説く人。
せっきょう‐し【説経師】
1 《「せっきょうじ」とも》経文を説き聞かせる人。説経者。談義僧。勧化僧。 2 「説経語り」に同じ。
せっきょうしゅう【説教集】
《原題LXXX Sermons》英国の聖職者ダンの説教集。正題は「八十の説教」。著者没後の1640年に刊行。序文と...
せっきょう‐じょうるり【説経浄瑠璃】
⇒説経節
せっきょう‐だゆう【説経太夫】
説経節を語る太夫。
せっきょう‐ちょうきゅう【石鞏張弓】
⇒三平開胸(さんぺいかいきょう)
せっきょうとうぼうがい‐ざい【説教等妨害罪】
宗教上の説教・礼拝・葬式を妨害する罪。刑法第188条第2項が禁じ、1年以下の懲役もしくは禁錮または10万円以下の罰...
せっきょう‐とき【説経説き】
⇒説経語り
せっきょう‐ぶし【説経節】
説経1が、和讃(わさん)・平曲・謡曲などの影響を受けて音楽化し、語り物となったもの。初めは鉦(しょう)・簓(ささら...
せっ‐きょく【積極】
進んで働きかけること。意欲的に行動すること。⇔消極。
せっきょく‐ざいさん【積極財産】
財産を構成する土地・家屋・預金などの財産権の総体。⇔消極財産。
せっきょく‐ざいせい【積極財政】
経済の拡大や社会資本の整備のために、積極的に支出を増やそうとする財政。
せっきょく‐せい【積極性】
進んで物事を行おうとする性質。「—を養う」
せっきょく‐そんがい【積極損害】
事故などによって被害者が出費を余儀なくされる損害。治療費・入院費・葬儀費用・介護費用・通院交通費など、また、将来確...
せっきょく‐てき【積極的】
[形動]物事を進んでするさま。「—に仕事に取り組む」⇔消極的。
せっきょくてき‐あんぜんほしょう【積極的安全保証】
非核兵器国が核兵器による攻撃や威嚇を受けた場合、その国を支援することを核兵器国が約束すること。積極的安全保障。PS...
せっきょくてき‐あんらくし【積極的安楽死】
安楽死の一つ。本人の自発的な意思により、致死量の薬物の投与を受けるなどして、病苦などを避けて死に至ること。日本では...
せっきょくてき‐えきがくちょうさ【積極的疫学調査】
感染症の集団感染が発生した際に、その状況・動向・原因など集団感染の全体像を調査すること。感染症予防法に基づいて、保...
せっきょくてき‐がいねん【積極的概念】
⇒肯定的概念
せっきょくてき‐サイバーぼうぎょ【積極的サイバー防御】
⇒アクティブディフェンス