せん‐け【千家】
千家流のこと。また、その宗家。
せんげ【千家】
《「せんけ」とも》姓氏の一。 [補説]「千家」姓の人物千家尊福(せんげたかとみ)千家元麿(せんげもとまろ)
せん‐けい【尖形】
先端がとがった形。
せん‐けい【扇形】
⇒おうぎがた
せん‐けい【船型】
船の形。また、船の外形を示す型。船の模型。
せん‐けい【箭形】
葉の形で、基部の両側が下方に伸び、先端がとがっているもの。ヒツジグサ・コウホネなどにみられる。矢尻形。
せん‐けい【線形/線型】
1 線のように細長い形。 2 葉や花びらなどの形で、幅が狭く細長いもの。シュンランの葉など。 3 数学で、一次式で...
せんけい‐えんざんし【線形演算子】
あるベクトル空間の元xと他のベクトル空間の元yに対し、y=Lxとする演算子Lのうち、任意の数a、bに対して、L(a...
せんけいかいどく‐ほう【線形解読法】
暗号解読の手法の一つ。暗号化に使われた関数を、より簡単な関数に置き換える線形近似を行い、近似させた関数を解読するこ...
せんけい‐かそくき【線形加速器】
多数の電極を直線上に並べ、適当な高周波電圧を加えて次々と荷電粒子を加速する装置。直線型加速器。リニアアクセレレータ...
せんけい‐きんじ【線形近似】
一般的な関数を、数学的に扱いやすい一次関数に置き換えて近似すること。
せんけい‐くうかん【線形空間】
⇒ベクトル空間
せんけい‐グラフ【扇形グラフ】
⇒円グラフ
せんけいけいかく‐ほう【線形計画法】
一次の不等式または一次式で表される制約条件のもとで、一次式で表される目的関数を最大または最小にする値を求める数学的...
せんけい‐コンジローマ【尖圭コンジローマ】
ヒト乳頭腫ウイルスの感染によって性器の周辺に生じるいぼ状の腫瘍。性行為感染症の一つ。良性の腫瘍だが、まれに癌に移行...
せんけい‐さようそ【線形作用素】
⇒線形演算子
せんけいさようそろん【線形作用素論】
《(ポーランド)Teoria operacji liniowych/(フランス)Théorie des opéra...
せんけい‐しゃぞう【線形写像】
ベクトル空間から別のベクトル空間への写像fで、次の二条件を満たすもの。f(a+b)=f(a)+f(b), f(λa...
せんけい‐しゃぞう【線型写像】
⇒一次変換
せんけい‐そし【線形素子】
電圧をかけるとその大きさに比例した電流が流れる素子の総称。抵抗器、コンデンサー、インダクターなどがある。これらの素...
せんけい‐だいすうがく【線形代数学】
ベクトル空間およびその一次変換に関する理論を扱う代数学の一部門。
せんけい‐ちゅう【線形虫】
線形虫綱の袋形動物の総称。幼虫は昆虫・甲殻類に寄生し、成熟後は水中で自由生活をする。ハリガネムシなど。
せんけい‐どうぶつ【線形動物】
古い分類体系による動物群の名称。円形動物ともいった。現在では袋形動物門とし、線虫・線形虫・鉤頭虫(こうとうちゅう)...
せんけい‐へんかん【線形変換】
⇒一次変換
せんけい‐ほうていしき【線形方程式】
2次以上の項を含まない方程式。未知の関数およびその導関数が一次式であるものを指し、通常、厳密解が得られる。→非線形方程式
せんけい‐モデル【線形モデル】
目的変数と説明変数の間にある線形の関係を説明する数理モデル。正規分布を前提とする一般線形モデルや、これを拡張した一...
せんけ‐じっしょく【千家十職】
千家の茶道具を調製する10種の家柄。明治以後指定されたもので、陶工の楽家、塗師(ぬし)の中村家、茶杓師(ちゃしゃく...
せんけっせつ‐じんたい【仙結節靭帯】
骨盤の坐骨結節(ざこつせっけつ)と仙骨および尾骨の側縁をつなぐ強大な靭帯。
せん‐けつ【先決】
[名](スル)先に決めること。他に先立って解決すべきこと。「—すべき課題」
せん‐けつ【専決】
[名](スル)その人だけの考えで決裁すること。勝手に取り計らうこと。「知事が案件を—する」
せん‐けつ【潜血】
肉眼では見分けられない微量の出血。糞便(ふんべん)中に混入している消化管からの出血をいうことが多い。生化学的な検査...
せん‐けつ【鮮血】
生々しい血。いきち。「傷口から—がふき出す」
せんけつ‐しょぶん【専決処分】
地方公共団体の議会が議決または決定すべき事項を、特定の場合に限り、地方公共団体の長が議会に代わって処理すること。
せんけつ‐もんだい【先決問題】
先に解決しておく必要がある事柄。
せんけつもんだいようきゅう‐の‐きょぎ【先決問題要求の虚偽】
論証において、結論を証明するための前提を証明なしに採用している誤り。前提自身の証明が先決問題として要求される。例え...
せんけ‐りゅう【千家流】
千利休を祖とする茶道の流派。裏千家・表千家・武者小路(むしゃのこうじ)千家に分かれる。千家。
せん‐けん【先見】
[名](スル)将来どうなるか、あらかじめ見抜くこと。「世界経済の動向を—する」
せん‐けん【先遣】
[名](スル)先に派遣すること。また、その人。「準備要員を—する」「—隊」
せん‐けん【先賢】
昔の賢人。前賢。「—に学ぶ」
せん‐けん【専権】
1 好き勝手に権力をふるうこと。擅権(せんけん)。「地方豪族の—」 2 その物事を思いのままにできる権利。「人事権...
せん‐けん【浅見】
あさはかな見識や考え。また、自分の意見をへりくだっていう語。
せん‐けん【擅権】
「専権1」に同じ。「其巧は即ち—の巧にて」〈福沢・文明論之概略〉
せん‐けん【嬋娟/嬋妍】
[ト・タル][文][形動タリ]容姿のあでやかで美しいさま。「都育ちの—たる手弱女(たおやめ)を」〈太宰・右大臣実朝〉
せん‐けんえき【銭謙益】
[1582〜1664]中国、明末清初の学者・詩人。常熟(江蘇省)の人。字(あざな)は受之(じゅし)。号は牧斎。明・...
せんけん‐てき【先験的】
[形動]《(ドイツ)transzendental》 1 カント哲学で、対象にかかわるのではなく、先天的に可能な限り...
せんけんてき‐いしき【先験的意識】
《(ドイツ)transzendentales Bewußtsein》 1 カント哲学で、意識一般のこと。 2 フッ...
せんけんてき‐かんねんろん【先験的観念論】
カント哲学で、その認識論の立場。認識をすべて主観の所産とする経験的観念論に対して、空間に認識される事物の実在性を疑...
せんけん‐てつがく【先験哲学】
⇒批判哲学
せんけん‐の‐めい【先見の明】
《「後漢書」楊彪伝から》事が起こる前にそれを見抜く見識。先見の識(しき)。
せんけん‐びし【先間菱/先剣菱】
⇒幸菱(さいわいびし)