せん‐ざい【千歳/千載】
1 千年。長い年月。ちとせ。「名を—に残す」 2 (千歳)能の「翁(おきな)」で、翁の露払いとして謡い舞う直面(ひ...
せん‐ざい【前栽】
1 草木を植え込んだ庭。寝殿造りでは正殿の前庭。のちには、座敷の前庭。 2 庭先に植えた草木。 3 「前栽物」の略。
せん‐ざい【洗剤】
洗浄作用をもつ、石鹸(せっけん)や合成洗剤などの表面活性剤の総称。洗浄剤。
せん‐ざい【煎剤】
生薬を精製水で浸出させて製した液剤。煎じ薬。
せん‐ざい【潜在】
[名](スル)表面には表れず内にひそんで存在すること。「—する能力を引き出す」⇔顕在。
せん‐ざい【線材】
断面が円形の鋼材で、太さが5ミリほどのもの。鋼索・金網・針金などの素材となる。
せん‐ざい【宣材】
《「宣伝材料」の略》商品の宣伝のために供される写真や、販売促進のための景品など。→宣材写真
せん‐ざい【浅在】
医学で、体や組織の浅いところにある、または生じること。表在。「—性潰瘍」→深在
せんざい‐あわせ【前栽合(わ)せ】
物合わせの一。左右二組みに分かれて、前栽や、それを詠んだ和歌の優劣を比べる遊び。
せんざい‐いしき【潜在意識】
精神分析などで、活動はしているが自覚されない意識。
せんざい‐いちぐう【千載一遇】
《袁宏「三国名臣序賛」から》千年に一度しかめぐりあえないほどまれな機会。「—の好機」
せんざい‐うり【前栽売り】
野菜を商うこと。また、その人。
せんざいかくさん‐モデル【潜在拡散モデル】
拡散モデルの一。VAEを利用し、次元圧縮された潜在空間で拡散モデルを実行するもの。これによって、計算量やメモリの消...
せんざい‐しぜんしょくせい【潜在自然植生】
ある場所において現存する植生が人為的干渉を受けている場合、その干渉を取り除いたと仮定したときに成立する植生。潜在植生。
せんざい‐しつぎょう【潜在失業】
自分の希望する職業ではなく、労働条件が著しく劣っていたり、就業が不安定であったりする職業に就いていて、外見は有業者...
せんざい‐しゃしん【宣材写真】
《「宣伝材料写真」の略》商品の宣伝のため、広告会社やマスコミなどに供される写真。特に、音楽業界・芸能界などで宣伝に...
せんざいしゅう【千載集】
「千載和歌集」の略称。
せんざい‐しゅけん【潜在主権】
外国の統治下にある地域に潜在的に有する主権。対日講和条約で、米国の信託統治下に置かれた沖縄に対し、施政権は米国がも...
せんざい‐しょくせい【潜在植生】
⇒潜在自然植生
せんざい‐じゅよう【潜在需要】
購買力の不足や商品情報の欠如などの理由により、市場に現れてこない需要。
せんざい‐ジーディーピー【潜在GDP】
一国の経済全体の供給力を表す推計値。現存する経済構造のもとで、生産要素(資本・労働力)を最大限に投入した場合、ある...
せんざいせい‐しんきんしょう【浅在性真菌症】
⇒表在性真菌症
せんざい‐せいちょうりつ【潜在成長率】
インフレやデフレを起こすことなく、中長期にわたって持続できる潜在的な国内総生産(GDP)の伸び率。供給面からの一国...
せんざいせい‐ひふしんきんしょう【浅在性皮膚真菌症】
真菌症のうち、感染が角質や表皮など皮膚の表層にとどまるもの。白癬・皮膚カンジダ症・癜風・マラセチア毛包炎など。
せんざい‐てき【潜在的】
[形動]外からは見えない状態で存在するさま。「—な勢力」
せんざいてき‐こくみんふたんりつ【潜在的国民負担率】
税金と、社会保険料などの社会保障負担に財政赤字額を加えた合計額が、国民所得に占める割合。国民負担率に財政赤字分を加...
せんざい‐ふま【千載不磨】
千年の後まで消えないこと。
せんざい‐へんすう【潜在変数】
それ自体は直接観測できないが、観測可能な他の変数から推定される変数。例えば、経済状況・健康状態・地域社会との関係な...
せんざい‐もの【前栽物】
青物。野菜。前栽。「茄子(なす)や南瓜(かぼちゃ)の—か」〈魯庵・社会百面相〉
せんざい‐らく【千歳楽】
⇒千秋楽(せんしゅうらく)
せんざいわかしゅう【千載和歌集】
平安末期の勅撰和歌集。八代集の第七。20巻。寿永2年(1183)後白河院の院宣により、藤原俊成が撰。永延元年(98...
せんざん‐こう【穿山甲】
有鱗(ゆうりん)目センザンコウ科の哺乳類の総称。家猫大で、全身が毛の変化したうろこで覆われ、敵にあうと丸くなる。歯...
せんざん‐ごりょう【泉山御陵】
京都市東山区今熊野泉山の泉涌寺(せんにゅうじ)にある陵墓の総称。四条天皇・後水尾天皇など多くの天皇の陵がある。月輪...
せんざんばんすい【千山万水】
大橋乙羽の紀行文集。明治32年(1899)刊。奈良・京都などの古都、木曽路、奥の細道、江ノ島など、国内各地への旅行...
せん‐し【千思】
[名](スル)いろいろ思うこと。また、その思い。「—万慮」
せん‐し【先史】
《prehistory》文献で知られる以前の時代。また、その歴史。史前。有史以前。
せん‐し【先師】
《古くは「せんじ」とも》 1 亡くなった師匠・先生。 2 前の時代の賢人。先賢。先哲。
せん‐し【宣賜】
勅宣によってたまわること。
せん‐し【専恣/擅恣】
ほしいままにすること。わがまま。勝手気まま。「其非横—を憤り、民心漸く起(た)つ」〈東海散士・佳人之奇遇〉
せん‐し【染指】
[名](スル) 1 物に指をつっこんでなめること。 2 物事に着手すること。
せん‐し【穿刺】
体外から血管・体腔内や内臓に注射針を刺すこと。検査のため体液などを吸い取ったり、体内にたまった体液やうみを排出した...
せん‐し【剪枝】
[名](スル)樹木の枝を切り落とすこと。「果樹を—する」
せん‐し【戦士】
1 戦場で戦う兵士。つわもの。「無名—」 2 第一線で活躍する人。主義や信念のために活躍する人。「プロレタリアの—...
せん‐し【戦史】
戦争の歴史。また、その記録。
せん‐し【戦死】
[名](スル)戦いに参加して死ぬこと。「前線で—する」「—者」
せん‐し【選士】
1 選び抜かれた人。 2 奈良・平安時代、大宰府(だざいふ)に属し、国防・警備に任じた兵士。富豪の家の子弟から選抜...
せん‐し【瞻視】
見ること。見守ること。また、その目つき。「其臉(かお)、其眸(まなじり)、其—、其形相、一として情欲に非ざるもの莫...
せんし‐がく【先史学】
先史時代のことを研究する学問。考古学を主とし、人類学・地質学・古生物学をも含む。史前学。
せん‐しき【浅識】
[名・形動]知識が浅いこと。見識の狭いこと。また、そのさま。「我(わが)—なる小説者流に」〈逍遥・小説神髄〉
せんし‐こうこがく【先史考古学】
先史時代を対象とする考古学。→歴史考古学