ぜん‐せ【前世】
《古くは「ぜんぜ」》この世に生まれ出る以前の世。さきの世。仏教では三世の一。過去世。ぜんせい。→現世 →来世
ぜん‐ぜい【善逝】
《(梵)Sugataの訳。音写は修加陀》仏の十号の一。煩悩(ぼんのう)を断って悟りの彼岸に去った者。
ぜんぜつ‐ぼいん【前舌母音】
母音の中で、イのように前舌面が硬口蓋に向かって持ち上がるもの。前母音。まえじたぼいん。
ぜん‐ぜん【前前】
[名]以前。かつて。「—より、ふとお見上げ申したものの言うのでは」〈鏡花・眉かくしの霊〉 [語素]日時・年月や配列...
ぜんぜん【鄯善】
中国天山南路南道の要衝にあって、前1世紀から5世紀にかけて栄えた古代オアシス国家。吐谷渾(とよくこん)に征服された...
ぜんぜん【蠕蠕】
柔然(じゅうぜん)の異称。
ぜん‐ぜん【冉冉】
[ト・タル][文][形動タリ]しだいに進んでいくさま。また、徐々に侵していくさま。「白雲の自然に岫(しゅう)を出で...
ぜん‐ぜん【全然】
[ト・タル][文][形動タリ]余すところのないさま。まったくそうであるさま。「—たるスパルタ国の属邦にあらずと雖も...
ぜん‐ぜん【漸漸】
[ト・タル][文][形動タリ]事が少しずつ進んでいくさま。「砦柵(さいさく)を構て、—と城下に逼近(ひっきん)し」...