ぜん‐しゅ【前主】
1 前の君主。先主。 2 前の主人。 3 前の持ち主。
ぜん‐しゅ【善趣】
仏語。現世でよい行いをした人が死後におもむく世界。また、その生存のあり方。人・天・阿修羅の三つがある。善道。⇔悪趣。
ぜん‐しゅう【全州】
1 その州の全体。 2 すべての州。
ぜん‐しゅう【全集】
1 ある人物の著作をすべて集めて編集した書物。 2 同種類・同時代などの基準で、作品を広く集めて編集した書物。
ぜん‐しゅう【前週】
その週の前の週。
ぜん‐しゅう【前集】
以前に選び集めてつくった詩集・歌集・文集。⇔後集(こうしゅう)。
ぜん‐しゅう【禅宗】
仏教の一派。もっぱら座禅を修行し、内観・自省によって心性の本源を悟ろうとする宗門。達磨(だるま)が中国に伝え、日本...
ぜん‐しゅう【膳羞】
《「羞」は料理を勧める意》料理。ごちそう。
ぜん‐しゅう【全周】
[名](スル)一周のすべて。また、すべてを回ること。「地球の—」「能登半島を—する」
ぜんしゅうい‐モニター【全周囲モニター】
自動車の四方に設置したカメラの映像を合成して、あたかも車の上から見下ろしたような画像をつくり出すシステム。駐車支援...
ぜんしゅう‐カメラ【全周カメラ】
⇒全天球カメラ
ぜんしゅう‐ぎょがんレンズ【全周魚眼レンズ】
魚眼レンズの一つ。レンズを通った光がつくるイメージサークルが、焦点面のイメージセンサーまたはフィルムに収まるため、...
ぜんしゅう‐よう【禅宗様】
鎌倉時代に禅宗とともに宋から伝えられた寺院建築様式の一。全体に木割(きわり)が細く、詰め組の組み物を多く配し、木鼻...
ぜん‐しゅけいれつせい【前主系列星】
原始星から主系列星への移行段階にある恒星。牡牛座T型星など。
ぜん‐しゅつ【前出】
文章で、それより前に示してあること。また、そのもの。前掲。「—の登場人物」⇔後出。
ぜん‐しょ【全書】
ある事柄に関する著述・文献などをすべて集めた書物。「六法—」「百科—」
ぜん‐しょ【前書】
1 前に書いた文章・書物。 2 前に出した手紙。前便。 3 前に掲げた書物。「引用は—に同じ」
ぜん‐しょ【善処】
[名](スル) 1 適切に処置すること。「事情に応じて—する」 2 (「善所」とも書く)仏語。来世に生まれるべきよ...
ぜん‐しょ【善書】
1 文字を巧みに書くこと。また、その人。能書。 2 よい書物。善本。 3 中国、明・清代に民衆の間に流行した道徳書...
ぜん‐しょ【膳所】
食膳を調える所。台所。ぜんどころ。
ぜん‐しょう【全称】
論理学で、判断において主語の外延全体に論及すること。→特称 →単称
ぜん‐しょう【全章】
1 その章の全体。 2 ある作品などのすべての章。
ぜん‐しょう【全勝】
[名](スル)すべての試合・勝負に勝つこと。「リーグ戦に—する」⇔全敗。
ぜん‐しょう【全焼】
[名](スル)火事で、建物などが全部焼けてしまうこと。まるやけ。→半焼
ぜん‐しょう【前生】
仏語。この世に生まれる前の世。前世(ぜんせ)。→後生(ごしょう) →今生(こんじょう)
ぜん‐しょう【前哨】
軍隊が敵地の近くに停止するとき、警戒のために停止地点の前方に配置する部隊。また、その勤務。
ぜん‐しょう【前章】
前の章。前の箇条。
ぜん‐しょう【前檣】
船の前部にある帆柱。
ぜん‐しょう【前蹤】
「先蹤(せんしょう)」に同じ。
ぜんしょうがく‐さん【前正覚山】
インド北東部、ビハール州の仏教の聖地ブッダガヤの東郊にある岩山。釈迦(しゃか)が6年間の苦行をした場所とされる。中...
ぜんしょう‐せん【前哨戦】
1 主力の本格的な戦闘に先だって、前哨の部隊の間で行われる小戦闘。 2 本格的な活動に入る前の準備的な行動。「選挙...
ぜんしょう‐とう【前照灯】
自動車・電車などで、前方を照らすあかり。ヘッドライト。
ぜんしょう‐はんだん【全称判断】
論理学で、主語の外延全体に論及する判断。「すべてのsはpである」という形式の全称肯定判断と「すべてのsはpでない」...
ぜん‐しょく【前蜀】
中国、五代十国の一。907年、節度使の王建が四川(蜀)に建国。925年、後唐の荘宗に滅ぼされた。蜀。
ぜん‐しょく【前職】
1 以前に従事していた職業・職務。 2 以前にその職にあった人。前任者。
善書(ぜんしょ)紙筆(しひつ)を択(えら)ばず
《「後山談叢」一から》文字を巧みに書く人は紙や筆のよしあしを言わない。弘法筆を択ばず。
ぜん‐しん【全心】
心のすべて。心の全体。「僕がオーズオルスに—を打こんだのは」〈独歩・小春〉
ぜん‐しん【全身】
からだ全体。からだ中。総身(そうみ)。「—泥まみれ」「—の力をこめる」
ぜん‐しん【前身】
1 その人の以前の身分・職業。また、団体・組織などの、現在のようになる前の形。「気象庁の—は中央気象台である」⇔後...
ぜん‐しん【前信】
前に出した手紙。前便(ぜんびん)。
ぜんしん【前秦】
中国、五胡十六国の一。351年氐(てい)族の苻健(ふけん)が前燕・前涼などを滅ぼして建国。都は長安。一時華北を統一...
ぜん‐しん【前進】
[名](スル) 1 前へ進むこと。「—してフライを捕る」⇔後進/後退。 2 物事がよいほうへ動くこと。「学力に—が...
ぜん‐しん【前審】
裁判所が行う審理の前に、行政機関などが行う審理。
ぜん‐しん【前震】
大地震の数日前からその震源付近で起こる地震。数も例も少ない。
ぜん‐しん【善心】
1 人の道にかなったよい心。良心に恥じない心。 2 仏語。仏道に入り、精進する心。また、清浄な慈悲の心。
ぜん‐しん【善神】
1 よい神。 2 仏語。正法(しょうぼう)を守る神。
ぜん‐しん【漸進】
[名](スル) 1 順を追ってだんだんに進むこと。「目標に向かって—する」⇔急進。 2 少しずつ進歩すること。「—...
ぜんしんあくしん【善心悪心】
里見弴の短編小説。大正5年(1916)、「中央公論」誌に発表。
ぜんしん‐カウンター【全身カウンター】
⇒ホールボディーカウンター
ぜんしんかくとく‐ていこうせい【全身獲得抵抗性】
植物が病原菌などの侵入に対し、感染を受けた一部の組織だけでなく、植物体全体が抵抗力を持つ性質。さまざまな植物ホルモ...