ぜったいけんきせい‐さいきん【絶対嫌気性細菌】
《「絶対嫌気性菌」とも》⇒偏性嫌気性細菌
ぜったい‐こうアルカリきん【絶対好アルカリ菌】
好アルカリ菌のうち、phが9以上でのみ生育する微生物。偏性好アルカリ菌。
ぜったいこくぼう‐けん【絶対国防圏】
太平洋戦争中に日本が絶対に確保すべき領域として定めた地域。千島列島からマリアナ諸島・カロリン諸島・西部ニューギニア...
ぜったい‐し【絶対視】
[名](スル)比較や対立を超越した存在であるとみなすこと。絶対的なものと考えること。
ぜったい‐しつど【絶対湿度】
1立方メートル中の水蒸気の質量。グラム数で表す。
ぜったい‐しゃ【絶対者】
哲学で、他の何ものにも依存せず、無制約的にそれ自身において存在する最高の超越的実在。絶対的なもの。無制約者。
ぜったい‐しゅぎ【絶対主義】
1 哲学で、絶対者または絶対的な真理や価値規準を認める立場。アブソリューティズム。⇔相対主義。 2 君主が絶対的権...
ぜったい‐しんくう【絶対真空】
⇒完全真空
ぜったい‐じょうしょうげんど【絶対上昇限度】
航空機が理論的にはそれ以上上昇できない高度。空気密度の低下により、エンジン出力が不足することによる。
ぜったい‐ぜつめい【絶体絶命】
どうにも逃れようのない、差し迫った状態や立場にあること。「—の苦境に追い込まれる」 [補説]「絶体」「絶命」はとも...
ぜったい‐たかさせいげん【絶対高さ制限】
市街地の景観や住環境を守るために建築物の高さの上限を定める規制。第1種・第2種低層住居専用地域では、建築物の高さは...
ぜったい‐たすう【絶対多数】
1 議決などにおいて圧倒的多数であること。「与党が—を占める」 2 相対多数に対して、過半数を占めることをいう。投...
ぜったい‐たんいけい【絶対単位系】
長さ・質量・時間の三つの基本単位と、それらから導かれる組立単位(誘導単位)の系列。CGS絶対単位系、MKS絶対単位...
ぜったい‐ち【絶対知】
《(ドイツ)absolutes Wissen》シェリングやヘーゲルにおいて、知識の最高段階としての哲学的知識をさす用語。
ぜったい‐ち【絶対値】
ある数aが正または零のときはa自身、負のときは負号を取り去ったもの。|a|で表す。
ぜったい‐てき【絶対的】
[形動]他の何物ともくらべようもない状態・存在であるさま。「—な信頼を得る」「—に有利な立場」⇔相対的。
ぜったいてき‐かんねんろん【絶対的観念論】
《(ドイツ)absoluter Idealismus》カントの批判哲学を主観的観念論と評したヘーゲルが、自己の哲学...
ぜったいてき‐じょうよかち【絶対的剰余価値】
剰余価値の一形態。労働日の延長によって生産される剰余価値。⇔相対的剰余価値。
ぜったいてき‐そうりきょうせい【絶対的相利共生】
相利共生の一型で、互いに相手の存在なしには生きられない関係。イチジクとイチジクコバチ、サンゴと褐虫藻などの関係が知...
ぜったいてき‐ひんこん【絶対的貧困】
⇒絶対貧困
ぜったいてき‐ひんこんりつ【絶対的貧困率】
必要最低限の生活水準を維持するための食糧・生活必需品を購入できる所得・消費水準に達していない絶対貧困者が、その国や...
ぜったいてき‐みんしゅしゅぎ【絶対的民主主義】
ネットワーク社会において、多様な価値観や利益の違いを持つ大衆が、差異を保ちながら協働し、自己統治する政治形態。グロ...
ぜったい‐とうきゅう【絶対等級】
天体を10パーセク(32.6光年)の距離から見たときの明るさを等級で表したもの。天体の真の明るさを比較するのに用い...
ぜったい‐とくひょうりつ【絶対得票率】
有権者総数に占める、ある候補者や政党の得票数の割合。→相対得票率
ぜったい‐ねんだい【絶対年代】
実際の年を単位として表した鉱物や岩石の年代。放射性同位体の壊変現象を利用して求めるので放射年代ともいう。→相対年代
ぜったい‐ばんち【絶対番地】
コンピューターの主記憶装置につけられた、記憶場所を示す物理的番地。→相対番地
ぜったい‐パス【絶対パス】
《absolute path》コンピューターのファイルシステムにおける、ファイルの所在を指定する表記法の一。階層構...
ぜったい‐ひょうか【絶対評価】
設定された教育目標に対し、個人がどれだけ達成したかを評価する方法。到達度評価。⇔相対評価。
ぜったい‐ひんこん【絶対貧困】
所得・栄養・健康・教育などの水準が著しく低く、極めて貧困な状態にあること。世界銀行は、1日1.90米ドル未満で生活...
ぜったい‐りょう【絶対量】
1 最初からある量。それ自体の量。 2 どうしても必要な数量。「—が足りない」
ぜったい‐りょういき【絶対領域】
俗に、ショートパンツ・ミニスカートと、ひざ上までの長さのあるソックス(サイハイソックス)との間から露出する太ももの...
ぜったい‐れいど【絶対零度】
絶対温度の零度。セ氏マイナス273.15度で、これ以下の温度はないとされ、熱力学第三法則によれば到達不可能。
ぜっ‐たん【舌端】
1 舌の先。舌頭。 2 口先の言葉。弁舌。舌頭。「宣教師輩を—に侮弄するようの事もあって」〈蘆花・思出の記〉
舌端(ぜったん)火(ひ)を吐(は)・く
勢い鋭く論じたてるさま。
ゼッチ
《net zero energy house》年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロになることを目指した住宅。電力...
ぜっ‐ちょう【絶頂】
1 山の頂上。いただき。 2 最高のところ。頂点。「得意の—にある」
ぜっ‐つう【絶痛】
からだや心がひどく痛むこと。「—絶苦の悶々の中に」〈紅葉・金色夜叉〉
ぜっ‐てん【絶巓】
山の絶頂。いただき。
ゼット
1 英語のアルファベットの最終の字。 2 〈z〉数学で、x、yに次ぐ第3の未知数・変数・座標軸として使われる記号。...
ゼット
フランス・アルジェリア合作映画。1969年公開。コスタ=ガブラス監督による社会派サスペンス。原作はギリシャの作家、...
ゼブ
《zero emission vehicle》有害な排気ガスをまったく出さない自動車。電気自動車や燃料電池車などが...
ぜっ‐とう【舌頭】
1 舌の先。舌端。 2 言葉。弁舌。
ぜっ‐とう【絶東】
東の果て。極東。
ぜっ‐とう【絶倒】
[名](スル) 1 笑いころげること。「抱腹—」「覚えず—し」〈志賀重昂・日本風景論〉 2 極度の驚きや悲しみなど...
ぜっ‐とう【絶島】
遠く離れた島。はなれじま。
舌頭(ぜっとう)に千転(せんてん)・する
何度も口にする。
ゼット‐エッチ‐アール
《zenith hourly rate》⇒天頂出現数
ゼットエヌディー‐りろん【ZND理論】
《Zeldovich von Neumann Doering detonation model》火薬の爆轟波面の構...
ゼット‐エム‐ピー
《zero moment point》⇒ゼロモーメントポイント
ゼット‐き【Z旗】
万国船舶信号旗のZに相当する旗。2本の対角線で4分され、黄・黒・赤・青の4色に染め分けられている。旧日本海軍では、...