そき【退き】
《動詞「そ(退)く」の連用形から》遠く離れた場所。遠隔の地。果て。「山の—野の—見よと伴の部を班(あか)ち遣はし」...
そ‐き【祖忌】
祖師の忌日。また、その法要。
そ‐き【庶幾】
[名](スル)「しょき(庶幾)」に同じ。「これ—するところの合戦なり」〈太平記・三四〉
そぎ【削ぎ/枌】
《動詞「そぐ」の連用形から。古くは「そき」》「削ぎ板」に同じ。
そぎ‐いた【削ぎ板/枌板】
《古くは「そきいた」》木を薄く削って作った屋根葺(ふ)き用の板。そぎ。
そき‐え【退き方】
遠く離れたあたり。「山川の—を遠みはしきよし妹を相見ずかくや嘆かむ」〈万・三九六四〉
そきだ‐く
[副]程度のはなはだしいさま。たいへん。非常に。「—もおぎろなきかも」〈万・四三六〇〉
そ‐きゃく【阻却】
[名](スル)しりぞけること。さまたげること。「刑法上の違法性を—する」
そ‐きゅう【訴求】
[名](スル)広告や販売などで、消費者の購買意欲に働きかけること。「—対象」
そ‐きゅう【遡及/溯及】
[名](スル)過去にさかのぼって影響・効力を及ぼすこと。「規定の適用を四月に—して行う」
そ‐きゅう【遡求】
手形・小切手の支払いがないとき、または支払いの可能性が減じたとき、その所持人が、振出人や裏書人などに対し、代償とし...
そきゅう‐こう【遡及効】
法律や法律要件の効力が、その成立以前にさかのぼって及ぶこと。⇔将来効。
そきゅう‐ぜんそう【遡及全喪】
厚生年金記録の改竄(かいざん)手法の一。会社が存続していて従業員が保険料を支払い続けているにもかかわらず、事業主が...
そ‐きょう【疎狂/疏狂】
そそっかしく、ひどく常識にはずれていること。
そきょう‐でん【承香殿】
「しょうきょうでん(承香殿)」に同じ。「女御更衣参り給へり。その夜は—の御とのゐなり」〈宇津保・蔵開中〉