そそ
女性の陰部の異称。
そ‐そ【楚楚】
[ト・タル][文][形動タリ]清らかで美しいさま。可憐(かれん)で美しいさま。多く若い女性についていう。「—とした...
そそ
[副] 1 かすかに吹く風の音を表す語。そよ。「荻の葉に風の—吹く夏しもぞ秋ならなくに哀れなりける」〈続詞花・夏〉...
そ‐そ【其其】
[感]注意を促すときに発する声。そら。「—、来たりにたなり」〈今昔・二八・四〉
そ‐そう【阻喪/沮喪】
[名](スル)気力がくじけて元気がなくなること。「士気が—する」「意気—」
そ‐そう【祖宗】
君主の、始祖と中興の祖。また、歴代の君主。「—の偉業」
そ‐そう【粗相/麁相】
[名](スル) 1 不注意や軽率さから過ちを犯すこと。また、その過ち。「お客様に—のないように」 2 大便や小便を...
そそう‐び【粗相火】
過失から起こる火事。失火。
そそかし・い
[形][文]そそか・し[シク]《動詞「そそく」の形容詞化》「そそっかしい」に同じ。「—・い人」
そそぎ【注ぎ】
《古くは「そそき」》水などが飛び散ってかかること。「くだら川かはせをはやみあかごまのあしの—に濡れにけるかな」〈古...
そそき‐た・つ【そそき立つ】
[動タ四]せかせかと大急ぎで物事をする。「—・ちて二月つごもりに参らせ給ふ」〈栄花・輝く藤壺〉
そそぎ‐かいがん【曽々木海岸】
石川県能登半島北部、輪島市にある岩石海岸。日本海の浸食でできた窓岩を中心に、断崖・奇岩が町野川河口から垂水(たるみ...
そそぎ‐こ・む【注ぎ込む】
[動マ五(四)] 1 流し入れる。「石膏を型に—・む」 2 あることに熱中し、心を傾ける。「新製品の開発に全力を—・む」
そそ・く
[動カ四] 1 取り急ぎ事をする。「初夜(そや)おこなふとて、法師—・けば」〈かげろふ・中〉 2 落ち着かないでい...
そそ・く
[動カ下二]「そそける」の文語形。
そそ・ぐ【注ぐ/灌ぐ】
[動ガ五(四)]《室町時代ごろまで「そそく」》 1 ㋐流れ入る。流れ込む。「淀川は大阪湾に—・ぐ」 ㋑雨や雪などが...
そそ‐くさ
[副]落ち着かず、せわしなく振る舞うさま。あわただしいさま。「—(と)帰る」
そそ‐く・る
[動ラ四] 1 せわしく指先を働かせる。あれこれといじる。「めづらかなる薬玉(くすだま)せむなど言ひて—・りゐたる...
そそく・れる
[動ラ下一][文]そそく・る[ラ下二] 1 機会をのがす。仕損じる。多く動詞の連用形に付いて用いる。…そびれる。「...
そそ・ぐ【雪ぐ/濯ぐ】
[動ガ五(四)] 1 水で汚れを洗い落とす。すすぐ。「手足を—・ぐ」 2 恥や汚名を新たな名誉を得ることによって消...
そそけ
髪などがほつれること。また、その髪。「鬢の—をなでつけ」〈浮・一代女・五〉
そそけ‐がみ【そそけ髪】
ほつれて乱れた髪。
そそけ‐だ・つ【そそけ立つ】
[動タ五(四)] 1 「そそける」に同じ。「コートの裏地が—・つ」「髪の毛が—・つ」 2 鳥肌がたったようになる。...
そそ・ける
[動カ下一][文]そそ・く[カ下二]布・紙などが、けばだつ。また、髪などが、ほつれる。そそけだつ。「—・けたセータ...
そそっかし・い
[形][文]そそっか・し[シク]《「そそかしい」の促音添加》態度や行動に落ち着きがない、あわて者である。不注意で、...
そそなか・す【唆す】
[動サ四]「そそのかす1」に同じ。「家中の物を小盗みしたり、人の娘を—・したり」〈伎・幼稚子敵討〉
そそのか・す【唆す/嗾す】
[動サ五(四)] 1 その気になるように仕向ける。特に、おだてて悪いほうへ誘い入れる。「悪事を—・す」 2 早くそ...
そそ‐め・く
[動カ四] 1 《「ぞぞめく」とも》物音などがして落ち着かず、忙しそうに動く。ざわざわする。「滝口の弓鳴らし、沓(...
そそ‐や
[感]驚きや感動を示すときに発する語。それそれ。そうそう。そりゃ。「—など言ひて、灯とりなほし、格子放ちて」〈源・...
そそ‐や・く
[動カ四]《「そそやぐ」とも》声をひそめてそっと話す。ささやく。「ふと参りて—・き申して出でにけり」〈愚管抄・五〉
そそり
《動詞「そそる」の連用形から》 1 浮かれ騒ぐこと。「下京の若手どもが—に目覚めてみれば」〈浮・諸艶大鑑・一〉 2...
そそり‐あ・ぐ
[動ガ下二] 1 揺すって高く上げる。「—・げよ、揺(ゆす)り上げ」〈神楽・早歌〉 2 おだてあげる。あおりたてる...
そそり‐うた【そそり歌】
「そそり節(ぶし)」に同じ。
そそり‐きょうげん【そそり狂言】
⇒そそり芝居(しばい)
そそり‐しばい【そそり芝居】
歌舞伎で、千秋楽の日などに、配役を取り替えたり、故意に筋や演出を変えたりして、余興としてふざけて上演した芝居。そそ...
そそり‐た・つ【そそり立つ】
[動タ五(四)] 1 高くそびえる。「氷壁が—・つ」 2 心がうきうきする。「大将、雑兵—・ち」〈浄・本朝三国志〉
そそり‐た・てる【そそり立てる】
[動タ下一][文]そそりた・つ[タ下二] 1 ある気持ちをしきりに起こさせる。あおり立てる。「好奇心が—・てられた...
そそり‐ぶし【そそり節】
遊里を客がひやかしながら歩くときなどに口ずさむ流行歌。投節(なげぶし)など。そそりうた。ぞめきうた。
そそ・る
[動ラ五(四)] 1 ある感情・行動を起こさせる。さそう。「冒険心を—・る」「涙を—・る」「食欲を—・る」 2 そ...
そそろ‐か
[形動ナリ]背が高いさま。「いと白うをかしげにつぶつぶと肥えて—なる人の」〈源・空蝉〉