そない
[形動](関西地方で)そのよう。そんなふう。語幹を副詞的にも用いる。「—なことはせんでも」「—言うたらあかん」
そな・う【供ふ】
[動ハ下二]「そな(供)える」の文語形。
そな・う【備ふ/具ふ】
[動ハ下二]「そな(備)える」の文語形。
そなえ【供え】
1 神仏に供えること。また、その食べ物や品物。供え物。おそなえ。 2 「供え餅(もち)」の略。
そなえ【備え/具え】
1 ある事態が起こった場合などに対する準備・用意。「万全の—で試験にのぞむ」 2 防備の態勢・陣立て。「国境の—を...
備(そな)え有(あ)れば患(うれ)い無(な)し
万一に備えて、あらかじめ準備をしておけば、事が起こっても少しも心配事がない。備えあれば憂えなし。
そなえ‐つけ【備え付け】
設備としてそこに用意されていること。また、そのもの。「部屋に—の家具」
そなえ‐つ・ける【備え付ける】
[動カ下一][文]そなへつ・く[カ下二]一定の場所に設備して、使えるようにしておく。「防犯ベルを—・ける」
そなえ‐もち【供え餅】
神仏に供える鏡餅(かがみもち)。おそなえ。
そなえ‐もの【供え物】
神仏に供える物。供物(くもつ)。おそなえ。
そな・える【供える】
[動ア下一][文]そな・ふ[ハ下二]《「備える」と同語源》神仏や高貴な人などに物をささげる。「霊前に花を—・える」
そな・える【備える/具える】
[動ア下一][文]そな・ふ[ハ下二] 1 ある事態が起こったときにうろたえないように、また、これから先に起こる事態...
そ‐ながら【其ながら】
[連語]《代名詞「そ」+接続助詞「ながら」》そっくりそのままではあるが。「かをる香は—それにあらぬかな花橘は名のみ...
ソナグラフ
音波などの周波数や強度の時間的変化を分析して記録する装置。音声の分析・発音の矯正などに用いる。商標名。
ソナグラム
ソナグラフによって記録された図形。黒白の濃淡模様として表される。
ソナタ
独奏曲または室内楽曲の形式の一。その内容は時代によって大きく異なるが、バロック期には緩‐急‐緩‐急の4楽章構成の教...
ソナタ
バリェ=インクランの長編散文詩。四部作。「秋のソナタ」「夏のソナタ」「春のソナタ」「冬のソナタ」の順で、1902年...
そ‐な‐た【其方】
[代] 1 中称の指示代名詞。話し手から遠い場所・方向などを示す。そちら。そっち。「少女は—を注視して」〈二葉亭訳...
ソナタ‐けいしき【ソナタ形式】
器楽形式の一。通例二つの主題を対比的に用い、主題の提示・展開・再現の3部から構成される。ソナタや交響曲の第1楽章な...
そなた‐ざま【其方様】
そちらのほう。「今日はなほ桂殿にとて、—におはしましぬ」〈源・松風〉
ソナタ‐ダ‐カメラ
《cameraは、部屋・室の意》室内ソナタ。バロック時代の多楽章ソナタのうち、主として舞曲楽章によるものをいうが、...
ソナタ‐ダ‐キエザ
《chiesaは、教会の意》教会ソナタ。バロック時代の多楽章ソナタのうち、一般に非舞曲形式による緩‐急‐緩‐急の4...
ソナチネ
内容・形式ともに小規模なソナタ。小奏鳴曲。
ソナチネのき【ソナチネの木】
岸田衿子の詩集。挿絵は安野光雅による。昭和56年(1981)刊。
そ‐な・る【磯馴る】
[動ラ下二]《「そ」は「いそ(磯)」の音変化》 1 潮風のために、木の枝や幹が地面をはうように延びる。「荒磯(あら...
そ‐なれ【磯馴れ】
潮風のために、木の枝や幹が地面にはうように生えていること。また、その木。「をちこちに花咲きぬれば鷺のゐる—の松に見...
そなれ‐ぎ【磯馴れ木】
潮風のために傾いて生えている木。「—のそなれそなれてむす苔のまほならずとも逢ひ見てしがな」〈千載・恋三〉
そなれ‐まつ【磯馴れ松】
潮風のために傾いて生えている松。
そなれ‐むぐら【磯馴葎】
アカネ科の常緑多年草。海岸の岩に生え、よく分枝し、高さ5〜20センチ。小さい卵形の葉が多数対生する。夏から秋、枝の...
ソナ‐ロッサ
メキシコの首都メキシコシティーにある繁華街の通称。旧市街の西部に位置する。レフォルマ通り、チャプルテペック通り、イ...
そなわ・る【備わる/具わる】
[動ラ五(四)] 1 必要なものが不足なくそろい、整っている。また、設備・装置などが用意してある。「公共施設の—・...
ソナー
《sound navigation ranging》超音波を発信し、その反射波から水中の物体や魚群を探知したり、深...