そんざい‐かち【存在価値】
その存在を意義あるものとして認めるような、人や物事のもつ価値。「—を示す」「広告塔という点で、彼の—は大いにある」
そんざい‐かん【存在感】
人や物が確かな存在であると印象づける感じ。「強い—のある役者」「圧倒的な—」
そんざい‐こんきょ【存在根拠】
⇒実在理由
そんざい‐しょうめい【存在証明】
そのものが確かに存在すると証明すること。
そんざいとじかん【存在と時間】
《原題、(ドイツ)Sein und Zeit》ハイデッガーの哲学書。1927年刊。人間存在の意味を、伝統的な存在論...
そんざいとむ【存在と無】
《原題、(フランス)L'Être et le Néant》サルトルの哲学書。1943年刊。無神論的実存主義の原典と...
そんざい‐めいだい【存在命題】
「…は存在する」「…がある」という形の命題。
そんざい‐りゆう【存在理由】
⇒実在理由
そんざい‐ろん【存在論】
《(ドイツ)Ontologie》あらゆる存在者が存在しているということは何を意味するかを問い究め、存在そのものの根...
そんざいろんてき‐しょうめい【存在論的証明】
神の存在証明の一。神は最も完全なものである、その完全性には存在も含まれていなければならない、故に神は存在する、とす...
そん‐し【孫子】
孫武または孫臏(そんぴん)の敬称。 中国、戦国時代の兵法書。1巻13編。呉の孫武の著といわれる。成立年代未詳。始計...
そん‐し【尊師】
師を敬っていう語。
そん‐し【損紙】
印刷・製本で、使用に堪えない紙。また、製紙の作業工程から出る、くず紙。破(や)れ。
そん‐しつ【損失】
1 そこない失うこと。特に、財産や利益などを失うこと。「多大の—をこうむる」⇔利益。 2 電力・動力などのエネルギ...
そんしつ‐ほてん【損失補塡】
証券会社が、株式・債券など有価証券の売買で生じた顧客の損失の全部または一部を補塡すること。 [補説]かつては大口顧...
そんしつ‐よめい【損失余命】
ある病気や食事・行動などの健康リスクを、余命がどれだけ縮まるかで示したもの。世界保健機関(WHO)をはじめ、各国の...
損(そん)して得(とく)取(と)れ
初めは損をしても、それをもとに大きな利益を得るようにせよ。
そん‐しゃ【村社】
旧制度の社格の一。郷社(ごうしゃ)の下、無格社の上。多くは村の鎮守の社などが列格され、社掌(しゃしょう)が置かれていた。
そん‐しゃ【損者】
交際しても損をする人。損友。⇔益者。
そん‐しゃく【尊爵】
尊い位。栄爵。
そんしゃ‐さんゆう【損者三友】
《「論語」季氏から》損者となる3種の友人。心の正しくない友、うわべはよいが誠実さのない友、口先だけで誠意のない友。...
そん‐しゅ【村酒】
田舎でつくる酒。地酒。村醸。
そん‐しゅ【樽酒】
樽(たる)に入っている酒。たるざけ。
そん‐しゅく【尊宿】
年老いた、徳の高い僧。また、有徳の長老。「有智(うち)高行(かうぎゃう)の—たりと言へども」〈太平記・二〉
そん‐しょ【尊書】
「尊翰(そんかん)」に同じ。
そん‐しょ【損所】
こわれた箇所。破損・損傷した部分。「自分の生命とまで思っているこの学校の—を調べようともしなかった」〈上司・太政官〉
そん‐しょう【尊尚】
[名](スル)とうとぶこと。「有恩の人に相違ないから、—親愛して」〈二葉亭・浮雲〉
そん‐しょう【尊称】
尊敬の気持ちをもって呼ぶ表現。⇔卑称。
そん‐しょう【尊勝】
1 尊くすぐれていること。 2 「尊勝法」の略。
そん‐しょう【損傷】
[名](スル)人や物などが損なわれ傷つくこと。また、損ない傷つけること。「—を受ける」「車体を—する」
そんしょう‐し【損傷死】
身体に受けた損傷を直接的・間接的な原因として死亡すること。脳・心臓・肺など主要な臓器の著しい障害、損傷に続発する心...
そんしょう‐だらに【尊勝陀羅尼】
尊勝仏頂の悟りや功徳(くどく)を説いた陀羅尼。読誦(どくじゅ)すると罪障消滅や除災・延寿の功徳があるとされる。仏頂...
そんしょう‐ぶっちょう【尊勝仏頂】
胎蔵界曼荼羅の釈迦院にある五仏頂の一。釈迦如来の仏頂から現出した仏頂尊のうち、最勝のものとされ、一切の害障を除くと...
そんしょう‐ほう【尊勝法】
尊勝仏頂を本尊として尊勝陀羅尼を誦(じゅ)する、密教の修法。息災・増益・滅罪・安産などのために行われる。
そん‐しょく【遜色】
他に比べて劣っていること。見劣り。「入賞作に比べても—のない出来だ」
そん‐しん【尊信】
[名](スル)尊び信頼すること。また、尊んで信仰すること。「その住職の—する宗教のことを想像し」〈藤村・夜明け前〉
そん‐しん【尊神】
[名](スル)《「そんじん」とも》神をあがめ尊ぶこと。また、その神。「アポルローと称する有名の—にして」〈竜渓・経...
そん‐しん【尊親】
1 親を尊ぶこと。 2 尊いことと親しいこと。また、尊び親しむこと。「—ともに是をかねたるは父一人なり」〈曽我・一一〉
そん‐じ【損じ】
損じること。また、損じた箇所。「書き—の葉書」「釣道具の—を直して呉れ」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
そん‐じ【遜辞】
へりくだっていう言葉。謙辞。
そん‐じゃ【尊者】
1 目上の人。身分の尊い人。「君主一人を無上の—として之を仰ぎ」〈福沢・福翁百話〉 2 《(梵)āyuṣmatまた...
そん‐じゅく【村塾】
村の子弟を教育する塾。
そん‐じゅつ【存恤】
[名](スル)あわれみねぎらうこと。慰問し恵むこと。「他人を—する為に倹省を務むるは」〈中村訳・西国立志編〉
そん‐じょ
[語素]「そんじょう」の音変化。
そん‐じょう【村醸】
「村酒(そんしゅ)」に同じ。
そん‐じょう【尊上】
目上の人。長上。尊者。
そん‐じょう【尊丈】
手紙の脇付(わきづけ)の一。尊下。
そん‐じょう【尊攘】
「尊王攘夷(そんのうじょうい)」の略。「—派の志士」「—思想」
そん‐じょう【遜譲】
へりくだり譲ること。「—の美徳なることを知らずして」〈露伴・露団々〉
そん‐じょう
[語素]事物・場所・時・人などについて、具体的な名をあげずに示すのに用いる。「その」「それ」「いつ」「だれ」などの...