ぞう‐すい【雑炊】
飯に魚貝や野菜などを加え、醤油味や味噌味の汁で粥(かゆ)状に煮たもの。おじや。《季 冬》「—に非力ながらも笑いけり...
ぞう‐すい【造水】
[名](スル)海水や排水から塩分や不純物などを取り除いて、飲料水を作ること。
ぞう‐すう【増嵩】
分量・金額などがふえること。
ぞう・する【蔵する】
[動サ変][文]ざう・す[サ変] 1 おさめる。所蔵する。「万巻の書物を—・する」 2 中に含みもつ。「数多くの問...
ぞうず‐さん【象頭山】
香川県西部にある琴平山(ことひらやま)の異称。形が象の頭に似ているところからいう。標高521メートル。
ぞうず‐せん【象頭山】
インド中部の伽耶(がや)城西方の山。象の頭に似ているといわれる。釈迦(しゃか)が修行し、また説法したという所。伽耶山。
ぞうず‐め・く【上衆めく】
[動カ四]「じょうずめく」の直音表記。「上﨟中﨟のほどぞ、あまり引き入り—・きてのみ侍るめる」〈紫式部日記〉
ぞう‐せい【造成】
[名](スル)手を加えて、ある形につくること。こしらえること。「工業用に—した埋め立て地」「宅地—工事」「—地」
ぞう‐せい【増勢】
増大する勢い。
ぞうせい‐おんせん【造成温泉】
地下水・水道水と火山性ガスを混合して作る温泉。大涌谷(おおわくだに)のものが有名。 [補説]温泉法では、地中から湧...
ぞうせい‐き【造精器/蔵精器】
シダ植物・コケ植物や藻類・菌類などの雄性の生殖器官。中に精子をつくる。→造卵器
ぞうせいき‐たく【造精器托】
⇒雄器床
ぞうせいきのう‐しょうがい【造精機能障害】
精巣で精子をつくる機能に異常がみられること。無精子症・乏精子症・精子無力症などがあり、男性不妊の原因の9割以上を占める。
ぞうせいたくち‐ぼうさいくいき【造成宅地防災区域】
宅地造成工事規制区域以外で、崖崩れや土砂の流出によって多数の人に被害が及ぶ災害が発生するおそれが大きい宅地造成地。...
ぞう‐せつ【造設】
[名](スル)設備や建物をつくること。「児童公園を—する」
ぞう‐せつ【造説】
根拠のない話。「浮言—」
ぞう‐せつ【増設】
[名](スル)施設・設備などを、それまでのものに加えて設置すること。「パソコンにメモリーを—する」
ぞう‐せつ【雑説】
種々の風説。とりとめのないうわさ。ざっせつ。
ぞうせつ‐ボード【増設ボード】
⇒拡張ボード
ぞう‐せん【造船】
[名](スル)船を建造すること。「タンカーを—する」
ぞうせん‐がく【造船学】
⇒船舶工学(せんぱくこうがく)
ぞうせん‐ぎごく【造船疑獄】
昭和28〜29年(1953〜54)に起こった、計画造船による融資割当などに絡む海運・造船業界と与党自由党との贈収賄...
ぞうせん‐じょ【造船所】
船舶の建造・改造・修理などを行う工場。
ぞうせんぞうき‐とうけい【造船造機統計】
船舶や船舶用機関等の製造に関する実態の把握を目的とする、国の基幹統計。国土交通省が造船造機統計調査を行って作成する...
ぞうせんぞうき‐とうけいちょうさ【造船造機統計調査】
造船造機統計を作成するために、国土交通省が行う基幹統計調査。船舶や船舶用機関・船舶用品の製造・修繕を行う一定規模以...
ぞうせん‐だい【造船台】
海または川に面する陸地に、船体を組み立てるために設けられた台。
ぞう‐ぜい【増税】
[名](スル)税率を上げるなどして税額をますこと。「物品税を—する」⇔減税。
ぞう‐そく【増速】
[名](スル)速度を上げること。また、速度が上がること。「—機」
ぞうそく‐き【増速機】
⇒増速装置
ぞうそく‐きょうまく【臓側胸膜】
胸膜のうち、肺の表面を覆っている部分。肺胸膜。
ぞうそく‐そうち【増速装置】
ある回転軸の回転数を増加させて、他の回転軸へ伝える装置。風力発電で、風車の低速回転を高速にして発電機に伝える際など...
ぞう‐ぞう【造像】
[名](スル)彫像や塑像(そぞう)、特に仏像をつくること。
ぞうぞう‐き【造像記】
仏像製作の発願者、製作者、製作に至る事情などを記したもの。
ぞう‐たい【造替】
社寺などの建物をつくりかえること。「式年—」
ぞう‐たん【増反】
[名](スル)田畑の作付面積をふやすこと。「自給率を上げるため—する」⇔減反(げんたん)。
ぞう‐たん【増炭】
[名](スル)石炭の産出量をふやすこと。また、石炭の産出量がふえること。
ぞう‐だん【雑談】
[名](スル)《古くは「ぞうたん」》「ざつだん(雑談)」に同じ。「追懐の—は無邪気な笑い声に交って」〈藤村・破戒〉
ぞうたんしゅう【雑談集】
鎌倉時代の仏教説話集。10巻。無住一円著。嘉元3年(1305)成立。「沙石集」より滑稽譚が多いが、教理性が強い。 ...
ぞう‐だい【増大】
[名](スル)ふえて大きくなること。また、ふやして大きくすること。「不満が—する」「予算を—する」
ぞう‐ち【増置】
[名](スル)今よりもさらにふやして設置すること。「出張所を—する」
ぞう‐ち【蔵置】
倉庫などにしまっておくこと。
ぞう‐ちく【増築】
[名](スル)すでにある建物に付け加えて建築すること。建て増し。「離れを—する」⇔減築。
ぞうち‐ぜい【増値税】
中国の付加価値税。物品の売買、加工、修理役務に課税される。税率は品目により13パーセントまたは17パーセント。
ぞう‐ちょう【増長】
[名](スル) 1 《古くは「ぞうぢょう」とも》しだいに程度がはなはだしくなること。「依頼心が—する」 2 しだい...
ぞう‐ちょう【増徴】
[名](スル)税金などを、今までの額よりも多く徴収すること。「住民税を—する」
ぞう‐ちょう【象鳥】
⇒エピオルニス
ぞうちょう‐てん【増長天】
⇒ぞうじょうてん(増長天)
ぞう‐てい【増訂】
[名](スル)書物の内容を増補し、不備を訂正すること。「辞書を—する」
ぞう‐てい【贈呈】
[名](スル)人に物を贈ること。物を差し上げること。進呈。「花束を—する」
ぞう‐とう【造塔】
[名](スル)仏塔を建造すること。