たかしま‐いし【高島石】
滋賀県の高島地方で産出する粘板岩や輝緑凝灰岩。硯石(すずりいし)に用いる。
たかしま‐かえもん【高島嘉右衛門】
[1832〜1914]実業家・易断家。常陸の人。号、呑象(どんしょう)。横浜で材木商・建築請負業などを営む。東京・...
たかしまこうざき‐いせき【鷹島神崎遺跡】
長崎県松浦市、鷹島東部沖合にある遺跡。神崎港の沖約200メートル、幅約1.5キロメートルの海域で、弘安の役の際に蒙...
たかしま‐し【高島市】
⇒高島
たかしま‐しゅうはん【高島秋帆】
[1798〜1866]江戸後期の兵学者・砲術家。日本近代砲術の祖。長崎の人。名は舜臣(きみおみ)。通称、四郎太夫。...
たかしま‐たんこう【高島炭鉱】
長崎県高島町(現、長崎市)の海底炭田。慶応3年(1867)日本で最初に洋式採炭法が行われた。昭和61年(1986)...
たか‐しまだ【高島田】
髻(もとどり)の根を高く上げて結った島田まげ。御殿女中などの髪形であったが、明治以降、花嫁の正装となった。根を最も...
たかしま‐どおり【高島通り】
東京都板橋区坂下から同区三園までの道路の呼び名。国道17号・新大宮バイパスと接続している。
たかしま‐べいほう【高島米峰】
[1875〜1949]宗教家・評論家。新潟の生まれ。仏教清徒同志会(のちの新仏教同志会)を組織、仏教界の革新に努め...
たかしま‐や【高島屋】
歌舞伎俳優市川左団次・小団次、およびその一門の屋号。
たか‐し・る【高知る】
[動ラ四] 1 りっぱに建造する。「真弓の岡に宮柱太敷きいましみあらかを—・りまして」〈万・一六七〉 2 りっぱに...
たかしる‐や【高知るや】
[枕]りっぱな宮殿が日光を遮るところから、「天(あめ)の御陰(みかげ)」にかかる。「—天(あめ)の御陰天知るや日の...
タカ‐ジアスターゼ
高峰譲吉が麹(こうじ)かびから創製した消化酵素剤の商標名。
たか‐じゅせい【他家受精】
異なる個体間の受精。動物では一般的な方法。植物では異株間、さらに同一株内の異なる花の間の受精をもさし、「他花受精」...
たか‐じゅふん【他家受粉】
花粉が別の個体または別の株の花の雌しべについたときに受精できること。異花受粉。
たか‐じょう【鷹匠】
1 鷹を飼育・訓練し、鷹狩りに従うことを職とした人。鷹飼い。鷹師。《季 冬》 2 もと宮内省式部職に属し、鷹師を補...
たかすえ‐の‐むすめ【孝標女】
⇒菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ)
たかすぎ‐しんさく【高杉晋作】
[1839〜1867]江戸末期の勤王家。長門(ながと)の人。号、東行(とうぎょう)。長州藩に仕え、松下村塾に学び、...
たか‐すなご【高砂/高砂子】
小高く盛り上がった砂地。
たかす‐よしじろう【高須芳次郎】
[1880〜1948]評論家。大阪の生まれ。号、梅渓。明治文学史および水戸学の研究に業績を残した。著「東洋思想十六...
たか‐せ【高瀬】
1 川の瀬の浅い所。浅瀬。 2 「高瀬舟」の略。
たか‐せい【多化性】
昆虫の、1年に3回以上の世代を繰り返す性質。
たかせ‐がわ【高瀬川】
長野県北西部の川。槍ヶ岳に発して北流し、大町市街付近から南流して犀(さい)川に注ぐ。上流に高瀬・七倉ダムがある。 ...
たかせ‐じゅんこ【高瀬隼子】
[1988〜 ]小説家。愛媛の生まれ。令和元年(2019)「犬のかたちをしているもの」ですばる文学賞を受賞して小説...
たかせ‐じんじゃ【高瀬神社】
富山県南砺(なんと)市にある神社。祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)ほか二神を配祀。越中国一の宮。
たかせ‐ぶね【高瀬舟】
川船の一。古代から中世にかけては小形で底が深く、近世になって大形で底が平たく浅くなった。 [補説]書名別項。→高瀬舟
たかせぶね【高瀬舟】
森鴎外の小説。大正5年(1916)発表。弟殺しの罪により、高瀬舟で島流しになる喜助の、知足の境地と安楽死の問題を描く。
たか‐ぞら【高空】
空の高い部分。また、澄みきって高く見える空。
たかた【高田】
姓氏の一。 [補説]「高田」姓の人物高田早苗(たかたさなえ)高田博厚(たかたひろあつ)高田実(たかたみのる)高田保...
たか‐だか【高高】
《古くは「たかたか」》 [副] 1 ㋐きわだって高いさま。「旗を—と掲げる」 ㋑声や音が大きく響き渡るさま。「—と...
たかたか‐ゆび【高高指】
「たけたかゆび(丈高指)」の音変化。
たかた‐さなえ【高田早苗】
[1860〜1938]教育家・政治家。江戸の生まれ。大隈重信の東京専門学校(のちの早稲田大学)の創立に参画。同校で...
たか‐たぬき【韝】
鷹狩りで、鷹を腕にとまらせるときに用いた革製の手袋。
たかだのばば【高田馬場】
東京都新宿区の地名。江戸時代に馬場があり、堀部安兵衛の仇討ちの地として有名。たかたのばば。
たかた‐ひろあつ【高田博厚】
[1900〜1987]彫刻家。石川の生まれ。高村光太郎に師事し、渡仏してロマン=ロランやルオーなどと交遊。肖像彫刻...
たかた‐まつばら【高田松原】
岩手県陸前高田市にある砂浜海岸。広田湾に注ぐ気仙川が運んだ土砂と潮流の影響による、長さ2キロメートルの遠浅の砂浜。...
たかた‐みのる【高田実】
[1871〜1916]新派俳優。東京の生まれ。川上音二郎一座に入り、のち河合武雄・喜多村緑郎・井上正夫らと新派全盛...
たかた‐やすま【高田保馬】
[1883〜1972]社会学者・経済学者。佐賀の生まれ。京大教授。人々の結合を重視する立場から社会関係を分析。唯物...
たかだ【高田】
新潟県南西部、上越市の中心地区。江戸時代は松平氏、榊原氏の城下町。豪雪地帯で、日本のスキー発祥の地。旧高田市。
たかだ【高田】
姓氏の一。 [補説]「高田」姓の人物高田与清(たかだともきよ)
たか‐だい【高台】
1 周囲よりも高く、平らになっている土地。だい。 2 取引所の立会場で、指定銘柄の取引を行う係員がいる一段高い所。...
たかだ‐こうえん【高田公園】
新潟県上越市にある公園。高田城の跡を整備して開園。園内には図書館や博物館のほか、野球場や陸上競技場がある。桜の名所...
たかだ‐じけん【高田事件】
明治16年(1883)自由民権運動に対して行われた弾圧事件。新潟県高田(現、上越市)の自由党員が政府高官暗殺計画を...
たか‐だすき【高襷】
たすきで袖を高くからげること。
たかだち【高館】
衣川(ころもがわ)の館(たて)の異称。
たか‐だちん【高駄賃】
高い駄賃。高額の賃金。「—かくからは、大事の家職」〈浄・冥途の飛脚〉
たかだ‐ともきよ【高田与清】
⇒小山田与清(おやまだともきよ)
たかだ‐は【高田派】
浄土真宗十派の一。親鸞(しんらん)の弟子真仏の系統。三重県津市の専修寺(せんじゅじ)(もと下野国芳賀郡高田にあった...
たかだ‐へいや【高田平野】
新潟県南西部に広がる平野。面積280平方キロメートル。中心都市は上越市で、上越米の穀倉地帯。頸城(くびき)平野。
たか‐だま【竹玉】
細い竹を管玉(くだたま)のように輪切りにして、ひもで継ぎ合わせたもの。神事に用いる。一説に、竹につけた玉という。「...