たた【楯】
「たて」の古形。「—並(な)めて」〈記・中・歌謡〉
タタ
ハンガリー北西部の町。湖や泉が多く「水の都」と称され、14世紀以降は王侯貴族の狩猟地、保養地として知られた。ウレグ...
た‐た【多多】
[副] 1 数がきわめて多いさま。たくさん。「至らぬところが—ある」 2 多ければ多いほど。「軽蔑は—益益恬然と虚...
た‐たい【多胎】
二人以上の子供を同時に妊娠していること。
たたい‐じ【多胎児】
一人の母親から同時に生まれた複数の子供。
たたい‐にんしん【多胎妊娠】
二人以上の胎児を同時に妊娠していること。胎児の数により、双胎・品胎(ひんたい)(三児)・四胎などとよぶ。
たたい‐もんだい【多体問題】
物理学で、相互作用する3個以上の質点からなる系の運動を規定する問題。古典力学でも量子力学でも解析的に解は出ず、適切...
たた・う【称ふ】
[動ハ下二]「たた(称)える」の文語形。
たた・う【湛ふ】
[動ハ下二]「たた(湛)える」の文語形。
タタウィン
チュニジア南東部の町。古くからサハラ交易の要地として栄え、ベルベル人が多く居住する。日干し煉瓦(れんが)でつくられ...
タタウイヌ
⇒タタウィン
たたえ‐ごと【称え言/称え辞】
ほめていう言葉。賛辞。
たたえ‐な【称え名】
1 功績などをほめたたえて呼ぶ名。 2 通称。通り名。「—を小文吾となん喚(よば)れ給ふ」〈読・八犬伝・八〉
たた・える【称える】
[動ア下一][文]たた・ふ[ハ下二] 1 ほめていう。ほめる。「健闘を—・える」 2 名付けていう。称する。「大塚...
たた・える【湛える】
[動ア下一][文]たた・ふ[ハ下二] 1 液体などをいっぱいに満たす。「池に水を—・える」「目に涙を—・える」 2...
たたかい【戦い/闘い】
1 戦争。戦闘。「ゲリラとの—」 2 競争。試合。勝負。「ライバルとの—」 3 抗争。闘争。「貧困との—」「労使の—」
たたかい‐がまえ【闘い構え】
⇒闘構(とうがま)え
たたかいすんでひがくれて【戦いすんで日が暮れて】
佐藤愛子の短編小説。昭和44年(1969)刊行。同年、第61回直木賞受賞。昭和45年(1970)に映画化。
たたかい‐ぬ・く【戦い抜く】
[動カ五(四)]最後まで戦う。「諦めずに—・く」
たたかいのおわり【戦いの終わり】
《原題The End of a War》英国の詩人リードの長詩。1933年発表。
たたかい‐の‐にわ【戦いの庭】
戦争が行われている場所。戦場。「—に一人の小さき僧出で来たりて」〈今昔・一七・三〉
たたかいをこえて【戦いを超えて】
《原題、(フランス)Au-dessus de la mêlée》ロランの評論集。1915年刊行。第一次大戦に関する...
たたか・う【戦う/闘う】
[動ワ五(ハ四)]《動詞「たた(叩)く」の未然形に反復継続の助動詞「ふ」の付いたものからとも、「叩き合ふ」の音変化...
たたかうへいたい【戦ふ兵隊】
亀井文夫監督による映画の題名。昭和14年(1939)年制作。軍部による検閲で厭戦的な描写が問題となり、公開禁止とな...
たたかう‐みんしゅしゅぎ【戦う民主主義】
民主主義自体や、特定の集団の人権を否定する言論や結社を禁止する制度を持つ民主主義。またそれに基づく体制。ナチスによ...
たたかわ・す【戦わす】
[動サ五(四)]力・技などを激しくきそい合う。「意見を—・す」
たたき【叩き/敲き】
1 打つこと。また、その人。「太鼓—」 2 (「三和土」とも書く)叩き土に石灰や水をまぜて練ったものを塗り、たたき...
たたき‐あい【叩き合い】
1 互いにたたくこと。また、互いに言い合うこと。「増税を巡るマスコミどうしの—」 2 商品の値下げ争いを展開するこ...
たたき‐あ・う【叩き合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 互いにたたく。打ちあう。「肩を—・って労をねぎらう」 2 冗談などを言い合う。また、互いに...
たたき‐あげ【叩き上げ】
下積みから苦労して一人前になること。また、その人。
たたき‐あ・げる【叩き上げる】
[動ガ下一][文]たたきあ・ぐ[ガ下二] 1 たたいてつくりあげる。「漆喰(しっくい)で—・げた二坪程の土間に」〈...
たたき‐あみ【叩き網】
網を半円形に張り、水面をたたいて魚をそこに追い込んで捕る漁法。
たたき‐いし【叩き石】
1 手に直接にぎって槌(つち)(ハンマー)として使った石器の総称。 2 わらをたたいて柔らかくするための台石。
たたき‐うり【叩き売り】
1 大道商人などが、品物をのせた台などをたたいて威勢よく口上を述べながら、少しずつ値引きして売ること。「バナナの—...
たたき‐う・る【叩き売る】
[動ラ五(四)] 1 大道商人などが叩き売りをする。「安物の陶器を—・る」 2 大安売りをする。また、売ることを強...
たたき‐おこ・す【叩き起(こ)す】
[動サ五(四)] 1 戸などをたたいて、眠っている人の目を覚まさせる。「突然の来訪者に—・される」 2 眠っている...
たたき‐おと・す【叩き落(と)す】
[動サ五(四)] 1 たたいて落とす。「柿の実を—・す」 2 その地位などから力ずくで下ろす。「社長のいすから—・す」
たたき‐かえ・す【叩き返す】
[動サ五(四)] 1 たたかれた仕返しに、こちらが相手をたたく。 2 たたき付けるようにして持ち主に返す。「そんな...
たたき‐がね【叩き鉦】
仏具の一。念仏のとき、座に伏せて撞木(しゅもく)でたたき鳴らす鉦。伏せ鉦。鉦鼓(しょうこ)。
たたき‐き・る【叩き切る】
[動ラ五(四)] 1 たたいて切る。「ロープを石で—・る」 2 勢いよく切る。切ることを強調していう語。「一刀のも...
たたき‐こ・む【叩き込む】
[動マ五(四)] 1 たたいて深く入れる。勢いよく打ち込む。「楔(くさび)を—・む」 2 乱暴に中へ入れる。ぶちこ...
たたき‐ころ・す【叩き殺す】
[動サ五(四)]たたいて殺す。なぐり殺す。また、殺すことを強調していう語。ぶちころす。「棒で—・す」
たたき‐こわ・す【叩き壊す】
[動サ五(四)]たたいてめちゃめちゃに破壊する。「壺を—・す」
たたき‐ごぼう【叩き牛蒡】
牛蒡を切ってゆで、すりこぎなどでたたいて、ごま酢や甘酢で味をつけたもの。おせち料理によく用いる。《季 新年》
たたき‐ごま【叩き独楽】
白木のままの、高さ4、5センチのこま。竹または木の棒の端に細長いきれをつけ、これをむちにしてたたいて回す。
たたき‐た・てる【叩き立てる】
[動タ下一][文]たたきた・つ[タ下二]しきりにたたく。「間拍子おもしろく畳を—・てる音」〈万太郎・ゆく年〉
たたき‐だい【叩き台】
批判・検討などを加えて、よりよい案を得るための原案。
たたき‐だいく【叩き大工】
へたな大工。また、主に簡単な仕事をする大工。
たたき‐だ・す【叩き出す】
[動サ五(四)] 1 たたきはじめる。打ちだす。「太鼓を—・す」 2 たたいて追い出す。また、勢いよく追い出す。「...
たたき‐つ・ける【叩き付ける】
[動カ下一][文]たたきつ・く[カ下二] 1 激しく打ちつける。「背中からマットに—・ける」「窓に—・ける雨」 2...