たも【攩網】
「たもあみ」の略。
たも【賜も/給も】
《動詞「たもる」の命令形「たもれ」の音変化》 1 ください。「盃こちへ—」〈浮・新色五巻書・三〉 2 (動詞の連用...
たも‐あみ【攩網】
竹や針金の枠に袋状の網を張り、柄をつけ、魚をすくうのに使う小形の網。たも。
た‐もう【多毛】
からだに毛が多いこと。毛深いこと。
たも・う【賜ふ/給ふ】
[動ハ四]⇒たまう [動ハ下二]⇒たまう
たもう‐さく【多毛作】
同じ耕地で年3回以上、作物の作付け・収穫をすること。
たもう‐しょう【多毛症】
うぶ毛が生える所に多数の硬毛を生じる状態。部分的なものと全身的なもの、先天的なものと後天的なものとがある。
たもう‐るい【多毛類】
多毛綱の環形動物の総称。体は細長く、頭部には触手・眼点があり、胴には剛毛をもった多数のいぼ足がある。多くは海産。天...
た‐もくてき【多目的】
[名・形動]同時に種々の目的をもっていること。また、そのさま。「—に利用する施設」
たもくてき‐カー【多目的カー】
⇒多目的車
たもくてき‐げんしろ【多目的原子炉】
発電のほか、熱エネルギーを多方面に利用しようとする原子炉。
たもくてき‐しつ【多目的室】
利用のしかたを限定せず、さまざまな目的で使用できるようにした部屋。
たもくてき‐しゃ【多目的車】
さまざまな用途に対応した乗用車。特に、スポーツ用多目的車(SUV)のこと。多目的カー。→エス‐ユー‐ブイ(SUV)
たもくてき‐ダム【多目的ダム】
洪水調節・発電・灌漑(かんがい)・上水道などの目的を兼ねて築造されたダム。
た‐も・つ【保つ】
[動タ五(四)]《「手(た)持つ」の意とも、「持つ」に接頭語「た」が付いたものとも》 1 ある状態を変えないで続け...
た‐もと【袂】
《「手(た)本(もと)」の意から》 1 和服の袖付けから下の、袋のように垂れた部分。 2 そば。きわ。「橋の—」 ...
たもと‐いし【袂石】
歴史上の人物の袂から落ち、成長して大きくなったといういわれのある石。
たもと‐おとし【袂落(と)し】
タバコ入れや汗ふきなどを挟む小さい袋。ひもの両端に一つずつ結びつけ、ふところを通して左右のたもとに落としておくもの。
た‐もとお・る【徘徊る】
[動ラ四]あちこちと歩きまわる。うろつく。「をみなへし咲きたる野辺を行き巡り君を思ひ出—・り来ぬ」〈万・三九四四〉
たもと‐くそ【袂糞】
たもとの底にたまるごみ。
たもと‐どけい【袂時計】
懐中時計。「秒を刻む—の音」〈漱石・道草〉
袂(たもと)に縋(すが)・る
願いを聞いてもらうまでは離すまいと、人のたもとをとらえる。転じて、相手の同情を引いて助けを求める。「—・って食いつなぐ」
袂(たもと)の露(つゆ)
たもとにかかる涙。「君のみや花の色にも立ちかへで—は同じ秋なる」〈後拾遺・哀傷〉
袂(たもと)を絞(しぼ)・る
たもとをしぼるほど涙を流す。ひどく泣く。「両親に—・らせた事は有(あっ)ても」〈二葉亭・浮雲〉
袂(たもと)を連(つら)・ねる
人と行動を共にする。「賛同者として—・ねる」
袂(たもと)を分(わ)か・つ
行動を共にした人と別れる。関係を断つ。離別する。「盟友と—・つ」
た‐もり【田守】
秋の田の番をすること。また、その人。《季 秋》「稲塚の戸塚につづく—かな/其角」
たも・る【賜る/給る】
[動ラ四]《「たまはる」が転じた「たもうる」の音変化》 1 くださる。「半分はみどもにも—・れ」〈虎明狂・連歌毘沙...
た‐もん【他門】
1 ほかの一門。自分の属する一族以外の氏族。また、芸道・学問などで、その流派以外の流派。 2 ほかの宗門・宗派。
た‐もん【多門/多聞】
1 城の石垣の上に築いた長屋造りの建物。兵器庫と防壁を兼ねる。松永久秀が大和国佐保山に築いた多聞城の形式からの名と...
た‐もん【多聞】
仏語。仏法を多く聞いて身を持すること。 「多聞天」の略。
タモン
マリアナ諸島、グアム島北西岸の町。タモン湾に面する。同島における観光業の中心地で、高級リゾートホテルや大型商業施設...
たもんいんにっき【多聞院日記】
興福寺多聞院の院主の長実房英俊ほかの日記。46冊。文明10年(1478)から元和4年(1618)に至る。戦国時代か...
たもん‐てん【多聞天】
《(梵)Vaiśravanaの訳。音写は毘沙門(びしゃもん)》四天王の一。常時、如来の道場を守り、法を聞くことが最...