たら【楤/桵】
タラノキの別名。
たら【鱈/大口魚】
タラ目タラ科の魚の総称。あごに1本のひげがあり、背びれは三つ、しりびれは二つある。日本近海にはマダラ・スケトウダラ...
たら【多羅】
《(梵)tālaの音写》 1 「多羅樹(たらじゅ)」の略。 2 「多羅葉(たらよう)」の略。
タラ
サモアの通貨単位。1タラは100セネ。
たら
[副助]《「とやら」の音変化。近世上方語から》下に「言う」「申す」などの動詞を伴って、不確かな気持ちを提示するのに...
たら
[係助]《「といったら」の音変化》名詞、活用語の終止形・命令形に付く。多く「ったら」の形をとる。 1 話題として、...
たら
[終助]《過去の助動詞「た」の仮定形「たら」の、仮定を表す「ば」を伴わない用法が固定化したもの》活用語の連用形に付...
たらい【盥】
《「てあら(手洗)い」の音変化》湯水を入れ、顔や手足などを洗うための容器。洗濯や行水などに用いる平たいおけ。洗面器...
たらい‐ぶね【盥船】
たらいを船に用いたもの。
たらい‐まわし【盥回し】
[名](スル) 1 あおむけに寝て、足でたらいを回す曲芸。 2 人や物、また権利・地位などを、ある限られた範囲内で...
たら・う【足らう】
[動ワ五(ハ四)] 1 資格や力量などが十分に備わっている。「それほど自分は—・わぬものであろうか」〈紅葉・多情多...
タラウェラ‐さん【タラウェラ山】
《Mount Tarawera》ニュージーランド北島中部にある火山。標高1111メートル。1886年の噴火によって...
タラウド‐しょとう【タラウド諸島】
《Kepulauan Talaud》インドネシア北部の諸島。スラウェシ島とミンダナオ島の間に位置し、セレベス海と太...
タラ‐えんこ【タラ塩湖】
《Salar de Tara》チリ北部、アントファガスタ州にある塩湖(塩原)。サンペドロ‐デ‐アタカマの東約90キ...
たらか・す【誑かす】
[動サ五(四)]だます。たぶらかす。「鼻毛をよまれ魂魄を—・されて」〈露伴・いさなとり〉
タラカン‐とう【タラカン島】
《Pulau Tarakan》インドネシア、カリマンタン島(ボルネオ島)北東岸沖に浮かぶ島。周辺で石油を産し、19...
たらく‐とう【多楽島】
歯舞群島北端の島。第二次大戦後はソ連、のちにロシア連邦の統治下。
たら‐こ【鱈子】
タラの卵巣。特に、スケトウダラの卵巣を塩漬けにしたもの。秋から冬にかけて最も美味とされる。《季 冬》
たらこ‐くちびる【鱈子唇】
たらこのように厚みのある唇。
たら‐こぶ【鱈昆布】
タラの身と生しいたけ・おぼろ昆布で仕立てたすまし汁。こぶだら。
タラゴナ
スペイン北東部、地中海に面した都市。ローマ帝国時代にはタラコの名で、首都ローマに次ぐ大都市として栄えた。当時の遺跡...
タラゴン
キク科ヨモギ属の多年草。シベリア原産。葉は芳香があり、タラゴンビネガーを作ったり、香味料としたりする。エストラゴン。
タラゴーナ
⇒タラゴナ
タラサ
スペイン北東部、カタルーニャ州の都市。カタルーニャ語名テラサ。バルセロナの北西約25キロメートルに位置する。隣接す...
たらし【垂らし/滴し】
液体をたらすこと。したたり。たれ。「レモン汁をひと—」「はな—」
たらし【誑し】
だますこと。あざむくこと。また、その人。「女—」「今の奴めは、—めにてありけるぞや」〈虎明狂・粟田口〉
たらし・い
[接尾]《形容詞型活用[文]たら・し(シク活)》名詞、形容詞・形容動詞の語幹に付いて、いかにもそのような感じがする...
たらし‐こみ【垂らし込み/溜込】
日本画の技法の一。色を塗って乾かないうちに他の色を垂らし、にじみの効果を生かすもの。俵屋宗達の創案と考えられ、琳派...
たらし‐こ・む【誑し込む】
[動マ五(四)]だまして自分の思うようにする。「甘い言葉で—・む」
たら◦しめる
[連語]《断定の助動詞「たり」の未然形+助動詞「しめる」》…であるようにする。「民の存在が王を王—◦しめる」
たら‐じゅ【多羅樹】
ヤシ科の常緑高木。高さ約20メートル。葉は手のひら状の複葉。インドで古くから葉を短冊状に切り、鉄針で経典を書くのに...
たら・す【垂らす】
[動サ五(四)] 1 たれるようにする。ぶらさげる。「前髪を—・す」「釣り糸を—・す」 2 液体などを少しずつ流し...
たら・す【誑す/蕩す】
[動サ五(四)] 1 ことば巧みにだます。たぶらかす。「女を—・すことがお上手ですのね」〈木下尚江・良人の自白〉 ...
シェフチェンコ
[1814〜1861]ウクライナの詩人・画家。ウクライナ国民文学の確立者。革命的傾向のため流刑。叙情詩集「コブザー...
タラスコン
フランス南部、ブーシュ‐デュ‐ローヌ県の町。ローヌ川に面する。ローマとニームを結ぶ軍事上の要地にあり、14世紀から...
タラス‐ブーリバ
ヤナーチェクの管弦楽による狂詩曲。全3曲。1915年から1918年にかけて作曲。ゴーゴリの同名の小説に基づく。
たら‐ず【足らず】
[接尾]数詞に付く。 1 その数値に満たないという意を表す。…弱(じゃく)。「一〇人—の集まり」 2 その数値にも...
たらず‐がち【不足勝ち】
[形動][文][ナリ]不足なことが多いさま。「衣食も—なれば」〈鴎外・舞姫〉
たらず‐まい【不足前】
⇒たらずまえ(不足前)
たらず‐まえ【不足前】
《「たらずまい」とも》足りない分。不足分。また、不足を補充する分。たしまえ。「稼いでも稼いでも、朝夕の出入に—を責...
タラソテラピー
海洋療法。海藻を食べたり体に塗って赤外線を浴びたりする療法や、海水プールでの弛緩(しかん)療法などさまざまな療法がある。
たら‐たら
[副] 1 液体が少しずつ続けざまにしたたり落ちるさま。「—(と)汗を流す」「インクが—(と)こぼれる」 2 好ま...
たら‐だけ【多良岳】
長崎・佐賀両県にまたがる火山群の主峰。標高996メートルで山頂付近に多良岳神社や金泉寺がある。最高峰の経ヶ岳は10...
たらち‐お【垂乳男】
《「垂乳女(たらちめ)」からの類推で生じた語》生みの父。父親。「—の帰るほどをも知らずしていかで捨ててし雁の卵子(...
たらちし【垂乳し】
[枕]「母」にかかる。語義・かかり方未詳。「—母に懐(むだ)かえ」〈万・三七九一〉
たらちし‐の【垂乳しの】
[枕]「母」にかかる。語義・かかり方未詳。「—母が目見ずておほほしく」〈万・八八七〉
たらちし‐や【垂乳しや】
[枕]「母」にかかる。語義・かかり方未詳。「—母が手離れ」〈万・八八六〉
たらちね【垂乳根】
《枕詞「たらちねの」から》 1 母。母親。「—の消えやらで待つ露の身を風より先にいかでとはまし」〈増鏡・新島守〉 ...
たらちね‐の【垂乳根の】
[枕]「母」「親」にかかる。語義・かかり方未詳。「—母が問はさば風と申(まを)さむ」〈万・二三六四〉 「—親のいさ...
たらち‐め【垂乳女】
《「垂乳根(たらちね)」からの類推で生じた語》生みの母。母親。「—や止まりて我を惜しまましかはるにかはる命なりせば...