たいじ【大治】
《「だいじ」とも》平安後期、崇徳天皇の時の年号。1126年1月22日〜1131年1月29日。
だい‐じ【大士】
《(梵)mahāsattvaの訳。「だいし」とも》仏語。 1 仏・菩薩(ぼさつ)の尊称。摩訶薩(まかさつ)。 2 ...
だい‐じ【大字】
1 大きな文字。大文字。 2 漢数字の「一・二・三」などの代わりに用いる「壱・弐・参」などの文字。証書などで用いる...
だい‐じ【大寺】
規模の大きな寺院。主に維持費などが国から支給された官寺をいう。大刹(たいさつ)。おおでら。
だい‐じ【大事】
[名] 1 重大な事柄。容易でない事件。「国家の—」 2 大がかりな仕事。大規模な計画。「—を成す」「—を企てる」...
だい‐じ【大慈】
仏語。仏・菩薩(ぼさつ)が衆生(しゅじょう)をいつくしみ苦しみを救う、その広大な慈悲。
だい‐じ【台辞】
「台詞(せりふ)」に同じ。
だい‐じ【題字】
1 書物の表題の文字。 2 書物の巻頭や画幅・石碑の上部に書き記す文字。題辞の文字。
だい‐じ【題辞】
書物の巻頭や画幅・石碑の上部に記す言葉。題詞。題言。
ダイジェスティブ‐ビスケット
麦粉を使って作る、甘みを抑えた、やわらかくて消化のよいビスケット。
ダイジェスト
[名](スル)書物などの内容を、わかりやすく要約すること。また、要約したもの。「論文を—した記事」「—版の映画」
ダイジェスト‐アクセスにんしょう【ダイジェストアクセス認証】
《digest access authentication》⇒ダイジェスト認証
ダイジェスト‐さいせい【ダイジェスト再生】
録音・録画の短縮再生の一。音声の盛り上がりや映像の切り替えを検出し、自動的に抜粋してまとめるもの。→倍速再生
ダイジェスト‐にんしょう【ダイジェスト認証】
《digest authentication》インターネット上で利用者を識別して正当性を検証する方式の一。アクセス...
だいじおん‐じ【大慈恩寺】
中国、唐の高宗が648年、長安に建立した寺。玄奘(げんじょう)を首座(しゅそ)とし、翻経院を設けて仏典の漢訳を行い...
だい‐じざい【大自在】
1 仏語。思いのままに自利他利の行を行えること。また、その人。 2 少しの束縛も障害も受けないで、思いのままであ...
だいじざい‐てん【大自在天】
《(梵)Maheśvaraの訳。音写は摩醯首羅(まけいしゅら)》もとヒンズー教のシバ神の異称。仏教に入り仏法守護神...
だい‐じしん【大地震】
揺れが激しく、被害の大きい地震。地震学ではマグニチュード7以上の規模の地震をいい、マグニチュード8以上のものは特に...
だいじ‐じ【大慈寺】
熊本市にある曹洞宗の寺。山号は大梁山。弘安元年(1278)寒巌義尹(かんがんぎいん)の開山。戦国時代、一時衰退した...
だいじ‐だいひ【大慈大悲】
仏語。一切衆生の苦を取り除き、楽を与える広大無辺な慈悲。特に、観世音菩薩(ぼさつ)の広大な慈悲。また、観世音菩薩。
だいじっきょう【大集経】
「大方等(だいほうどう)大集経」の略。だいしゅうきょう。
だいじ‐な・い【大事ない】
[形][文]だいじな・し[ク]《「ない」は意味を強める接尾語。近世語》きわめて大切である。「これは近頃—・いものと...
だいじ‐な・い【大事無い】
[形][文]だいじな・し[ク]あまり心配することはない。さしつかえない。たいしたことはない。「さあ、どんな事するの...
大事(だいじ)に懸(か)・ける
大切にする。丁重に扱う。「八円を—・けて、世の中に巡査ほどのものはないと済ましているのが」〈鏡花・夜行巡査〉
大事(だいじ)の中(なか)に小事(しょうじ)なし
大事の場合には、小事を顧みる余裕がない。
大事(だいじ)の前(まえ)の小事(しょうじ)
1 大事をなすには、小事にも気をつけ油断してはならない。 2 大事をなそうとするときは、小事にかまってはいられない。
だい‐じほう【大字報】
中国で、大型の壁新聞のこと。1957年の反右派闘争以降発展、文化大革命のなかで定着した。
だい‐じゃ【大蛇】
大きなへび。おろち。
大蛇(だいじゃ)を見(み)るとも女(おんな)を見(み)るな
女性は人を惑わして修行の妨げとなるから、大蛇よりもおそるべきものであるという戒め。
だい‐じゅ【大綬】
《「たいじゅ」とも》勲章を身につける綬の、最も大きなもの。肩から斜めに掛けるようにした幅の広い飾り帯で、大勲位菊花...
だい‐じゅう【台十】
「台十能(だいじゅうのう)」の略。
だいじゅうよん‐じゅんかん【第十四循環】
⇒だらだら陽炎(かげろう)景気
だい‐じゅうのう【台十能】
置くのに便利なように下部に台をとりつけた十能。台十。
だいじゅうはち‐がん【第十八願】
阿弥陀仏のたてた四十八願中の18番目の願。内容から念仏往生の願とも、最も重要なので王本願ともいう。
だいじゅうろくぞく‐げんそ【第十六族元素】
⇒カルコゲン
だいじゅ‐しょう【大綬章】
大綬のついている勲章。「菊花(きっか)—」
だいじゅ‐じ【大樹寺】
愛知県岡崎市にある浄土宗西山派の寺。山号は成道山。開創は文明7年(1475)、開基は松平親忠。徳川氏の祖、松平家の...
だい‐じゅんかん【大循環】
1 ⇒体循環 2 ⇒大気大循環 3 ⇒海洋大循環
だい‐じょ【大序】
義太夫節で、時代物の第一段の最初の部分。特に、「仮名手本忠臣蔵」の第一段「鶴ケ岡」の段をさし、歌舞伎でもこの場の通...
だい‐じょう【大乗】
《(梵)mahāyānaの訳。理想に達するための大きな乗り物の意》 1 仏教の二大流派の一。自己の解脱だけを目的と...
だい‐じょう【大嘗】
「大嘗祭(だいじょうさい)」に同じ。
だい‐じょう【台状】
台のような形をしていること。小高くて上部が平らな形。
だい‐じょう【大判官】
律令制で、判官(じょう)のうちの上位の官。少判官(しょうじょう)の上。
だいじょう‐いん【大乗院】
奈良興福寺の門跡。寛治元年(1087)隆禅が開創。代々摂関家の子弟が入り、一乗院と交互に興福寺別当職に就いた。明治...
だいじょういん‐じしゃぞうじき【大乗院寺社雑事記】
大乗院の第19世門跡である尋尊の日記。宝徳2年(1450)から永正5年(1508)に至る。応仁の乱前後の政治・経済...
だいじょう‐え【大乗会】
三会の一。五部の大乗経を講説賛嘆する法会。承暦3年(1079)に始まり、毎年10月に京都法勝寺で行われる。
だいじょう‐え【大嘗会】
大嘗祭に行われる節会(せちえ)。
だいじょう‐かい【大乗戒】
⇒菩薩戒(ぼさつかい)
だいじょう‐かん【太政官】
1 律令制で、神祇官(じんぎかん)と並ぶ中央の最高行政機関。八省以下を統轄して政務を行った。長官は太政大臣で、これ...
だいじょうかん‐さつ【太政官札】
⇒だじょうかんさつ(太政官札)