ちつ【帙】
[音]チツ(漢) 本を包むおおい。「書帙・巻帙」
ちつ【秩】
[常用漢字] [音]チツ(漢) 1 物事がきちんと順序立っているさま。よく整った順序・次第。「秩序・秩然」 2 官...
ちつ【窒】
[常用漢字] [音]チツ(漢) 1 ふさがる。つまる。「窒息」 2 「窒素」の略。「窒化鋼」 [難読]窒扶斯(チフス)
ちつ【膣】
[音]チツ(漢) 女性生殖器の一部。ちつ。「膣炎」 [補説]「腟」は俗字。
ちつ【蟄】
[音]チツ(慣) 1 虫が土中で冬ごもりする。「啓蟄」 2 人が家の中に閉じこもる。「蟄居」
ちつ【帙】
[名]書物の損傷を防ぐために包む覆い。厚紙を芯(しん)とし、表に布をはって作る。文巻(ふまき)。文包(ふみづつみ)...
ちつ【秩】
官職。つかさ。また、その在任の期間。「予州の官二人、—満ちて」〈今昔・九・三一〉
ちつ【膣/腟】
女性生殖器の一部。陰門から子宮頸部(けいぶ)までの間。交接の際に陰茎を入れ、分娩(ぶんべん)時には産道となる。
ちつ‐いり【帙入り】
書物などが帙に入っていること。また、その書物。
ちつ‐えん【膣炎】
膣の炎症。帯下(たいげ)の増加が主症状で、カンジダ・トリコモナス・淋菌(りんきん)や大腸菌などの感染によることが多い。
ち‐づか【千束】
《「ちつか」とも》千たば。多くのたば。せんぞく。「いろいろ道ならぬ事を書きくどきて—おくりけるに」〈浮・一代男・二〉
ちつ‐かくだいきょう【腟拡大鏡】
⇒コルポスコープ
ちつかくだいきょう‐けんさ【腟拡大鏡検査】
⇒コルポスコピー
ちつがい‐しゃせい【膣外射精】
性交の際に膣外で射精を行うこと。避妊効果は低いとされる。
ち‐つけ【乳付け】
生まれた子に初めて乳を飲ませること。また、その乳母。ちちつけ。「御—は橘の三位」〈紫式部日記〉
ちつ‐けい【膣痙】
「膣痙攣」に同じ。
ちつ‐けいれん【膣痙攣】
膣および膣周囲の筋肉が不随意に痙攣を起こすこと。膣痙。
ちつ‐こう【膣口】
女性の外陰部で、左右の小陰唇の間に開く、膣の入口。
ちつ‐じょ【秩序】
1 物事を行う場合の正しい順序・筋道。「—を立てて考える」 2 その社会・集団などが、望ましい状態を保つための順序...
ちつじょ‐だ・つ【秩序立つ】
[動タ五(四)]順序や筋道が保たれている。「—・った論理」
ちつじょ‐だ・てる【秩序立てる】
[動タ下一]順序よく、筋道が通るようにする。「—・てて説明する」
ちつじょ‐ばつ【秩序罰】
行政上の義務違反行為に対する制裁として国または地方公共団体が科する過料の総称。
ちつ‐せいこう【膣性交】
膣に陰茎を入れる行為。性器を結合させない性行為に対していう。
ちつ‐ぜん【秩然】
[ト・タル][文][形動タリ]秩序が整っているさま。整然。「—と取り旁付(かたづ)いている」〈二葉亭・浮雲〉
ちつ‐ぜんてい【膣前庭】
女性の外陰部で、左右の小陰唇の間のくぼんだ部分。前端に陰核があり、中央に外尿道口、後部に膣口が開いている。
ち‐つづき【血続き】
血筋のつながりがあること。また、その間柄。血縁。「父方の—」
ちつ‐まん【秩満】
律令制で、国司などの官職が任期満了になること。
ちつ‐りょう【蟄竜】
地にひそんでいる竜。活躍する機会を得ないで、世に隠れている英雄のたとえ。
ちつ‐ろく【秩禄】
官等により支給する俸禄。特に、明治新政府が華族・士族に与えた家禄と賞典禄。
ちつろく‐こうさい【秩禄公債】
明治6年(1873)から同8年までに秩禄を奉還した士族に交付された公債。
ちつろく‐しょぶん【秩禄処分】
明治9年(1876)明治政府が秩禄奉還をすべての華族・士族に求め、金禄公債証書の交付を代償として秩禄支給を全廃した処置。
ちつろく‐ほうかん【秩禄奉還】
明治6年(1873)明治政府が実施した秩禄放棄政策。秩禄を受給していた華族・士族のうち希望者に対して、その何年か分...
帙(ちつ)を繙(ひもと)・く
書物を開いて読む。「秋夜に—・く」