ちゅうへん‐しょうせつ【中編小説】
長編小説・短編小説に対して、中間の長さの小説。
ちゅう‐べい【中米】
中央アメリカ。
ちゅうべい‐かいこう【中米海溝】
東太平洋のメキシコ南部からコスタリカにかけての南西沖に位置する海溝。最深部6662メートル。中央アメリカ海溝。
ちゅう‐べん【中弁/中辨】
律令制の弁官のうち、大弁の下位、少弁の上位のもの。正五位上相当官。なかのおおともい。→弁官
ちゅう‐ほうしょ【中奉書】
《「ちゅうぼうしょ」とも》中判の奉書紙。縦約36センチ、横約50センチ。
ちゅうほ‐しゃ【仲保者】
⇒仲介者(ちゅうかいしゃ)
ちゅう‐ぼん【中本】
《「ちゅうほん」とも》江戸時代の書籍の名称の一。美濃紙二つ切りを二つ折りにした本で、半紙本と小本との中間の大きさの...
ちゅう‐ぼう【厨房】
1 食物を調理する所。台所。調理場。くりや。「—に入る」 2 インターネット掲示板などでの俗語で、中学生のこと。ま...
ちゅうぼうえん‐レンズ【中望遠レンズ】
標準レンズと望遠レンズの中間にあたる焦点距離をもつ写真レンズ。
ちゅうぼう‐し【紬紡糸】
絹糸紡績の際に生じるくずを集めて、紬糸(つむぎいと)のようにつくった太糸。
ちゅう‐ぼく【忠僕】
忠実なしもべ。
ちゅう‐ぼそ【中細】
中くらいの太さであること。また、そのもの。「—の毛糸」
ちゅう‐ぼん【中品】
1 仏語。三品の中位。上品と下品の間。また、九品(くほん)のうち、中品上生・中品中生・中品下生の総称。 2 程度が...
ちゅう‐ま【中馬】
江戸時代、信濃で行われた馬による荷物運送業。また、その馬。農家の副業として、伊那街道を中心に発達、江戸や名古屋とも...
ちゅう‐ま【中間】
「中京間(ちゅうきょうま)」の略。
ちゅうま‐かのえ【中馬庚】
[1870〜1932]野球選手・教育者。鹿児島の生まれ。旧姓、今藤。一高野球部で二塁手として活躍。明治28年(18...
ちゅう‐みず【宙水】
地下水面より上に局部的に存在する地下水。透水層の中に小範囲に不透水層がある場合に生じる。ちゅうすい。
ちゅう‐みつ【稠密】
[名・形動](スル)一つのところに多く集まっていること。こみあっていること。また、そのさま。「人口の—な都市部」「...
ちゅう‐むかし【中昔】
上古と近古との間。なかむかし。中古。
ちゅうむ‐しょう【中務省】
⇒なかつかさしょう
ちゅう‐めつ【誅滅】
[名](スル)罪ある者を討ち滅ぼすこと。「残党を—する」
ちゅう‐めん【柱面】
ある平面上の一つの曲線に沿って、この平面に垂直な直線が一定方向を保ちながら運動するときにできる曲面。柱体の側面にあ...
ひる‐めん【昼面】
惑星や衛星などの、恒星を向いている半球。⇔夜面。
ちゅう‐もく【注目】
[名](スル) 1 注意して見つめること。「目の前の舞台を—する」 2 関心をもって見守ること。「—に値する意見」...
ちゅうもく‐の‐まと【注目の的】
多くの人が関心をもって見守る対象の事柄・出来事・人。「彼の去就は今や—だ」
ちゅう‐もとゆい【中元結】
⇒平元結(ひらもとゆい)
ちゅう‐もの【中物】
1 形や質が中等のもの。 2 高野紙(こうやがみ)の異称。
ちゅう‐もん【中門】
1 仏教寺院で、南大門の次にある門。回廊の前面中央に設けられる。 2 寝殿造りで、中門廊の途中に設けられた門。 3...
ちゅう‐もん【注文/註文】
[名](スル) 1 種類・寸法・数量・価格などを示して、その物品の製造や配達・購入などを依頼すること。また、その依...
ちゅうもん‐きき【注文聞き】
「注文取り」に同じ。
ちゅうもん‐しょ【注文書】
注文の条件を書き記した書類。注文状。
ちゅうもんしよう‐せいさん【注文仕様生産】
⇒シー‐ティー‐オー(CTO)
ちゅうもん‐じゅうたく【注文住宅】
建築主があらかじめ取得した土地に、建築主の依頼に応じて建築士や施工業者が設計・建設する住宅。→建売住宅
ちゅうもん‐ずもう【注文相撲】
有利な体勢にもち込むために、なりゆきではなく特に策を用いた相撲。
ちゅうもん‐せいさん【注文生産】
顧客の注文に応じて、その後に生産すること。
ちゅうもん‐ちょう【注文帳】
注文先の氏名・住所・注文品目・数量などの必要事項を記載した帳面。
ちゅうもん‐づくり【中門造(り)】
民家の形式の一。母屋(おもや)に中門とよばれる突出部をもち、先端に馬の出し入れ口を設けて内部を厩(うまや)などにし...
ちゅうもん‐とり【注文取り】
得意先などを回り、注文を受けること。また、その人。御用聞き。注文聞き。
ちゅうもん‐ながれ【注文流れ】
客の注文によって製作・仕入れなどをした品物が、注文主に引き取られないままになること。また、その品物。
ちゅうもん‐ふく【注文服】
注文してつくった衣服。既製服に対して、顧客に合わせてあつらえたものをいう。
ちゅうもん‐ろう【中門廊】
寝殿造りで、東西の対の屋から南方にのびて釣殿(つりどの)に通じる渡殿(わたどの)。途中に中門を設ける。門廊。
注文(ちゅうもん)を付(つ)・ける
1 自分の希望や条件を相手に言う。「材料にいちいち細かく—・ける」 2 相撲で、有利な体勢に持ち込むために工夫した...
ちゅう‐や【中夜】
1 よなか。夜半。 2 六時の一。亥(い)の刻から丑(うし)の刻まで。現在の午後10時ころから午前2時ころ。半夜。...
ちゅう‐や【昼夜】
1 ひるとよる。「—を問わず二四時間営業する」 2 (副詞的に用いて)昼夜を通して。ひるもよるも。いつも。日夜。「...
ちゅうや‐おび【昼夜帯】
表と裏を異なる布で仕立てた女帯。もと、黒ビロードと白繻子(しろじゅす)とを合わせて作られたところから、白と黒を昼と...
ちゅうや‐けんこう【昼夜兼行】
昼も夜も休まず道を急ぐこと。また、昼夜の区別なく、物事を続けて行うこと。「—の突貫工事」
ちゅうや‐ふう【昼夜風】
昼と夜と吹く方向が逆になる風。谷風・山風、海風・陸風の類。
昼夜(ちゅうや)を舎(お)かず
《「論語」子罕(しかん)から》昼も夜も休みなく。絶えず。「—街の復興に努める」
昼夜(ちゅうや)を分(わ)かたず
昼夜の区別をしないで。絶えず。「—研究に励む」
ちゅう‐ゆ【中油】
コールタールを蒸留するとき、セ氏170〜230度で得られる留分。ナフタリンやフェノール・クレゾールなどが含まれている。