ぢ
「ち」の濁音。現代共通語では「じ」と発音上の区別はなく、硬口蓋の有声破擦子音[dʒ]と母音[i]とから成る音節。[...
ぢ【箇/個】
[接尾]⇒じ(箇)
じ‐かく【痔核】
直腸や肛門周辺の静脈が鬱血(うっけつ)し、いぼ状になった状態。出血や痛みを伴うことが多い。いぼ痔。
ち‐き【地気】
《「ぢき」とも》 1 大地の精気。動植物の成育を助ける地の生気。 2 地から立ちのぼる気。水蒸気。 3 土壌中の空...
じ‐けつ【痔血】
痔疾による出血。
じ‐しつ【痔疾】
肛門部の病気の総称。痔。
ち‐じん【地神】
《「ぢじん」「ぢしん」とも》 1 地の神。国つ神。地祇(ちぎ)。⇔天神(てんじん)。 2 天照大神(あまてらすおお...
ち‐す【帙簀】
《「ぢす」とも》経巻などを包む帙(ちつ)。竹のすだれを芯(しん)にして、周囲を錦(にしき)で縁どり、裏に綾をつけ、...
ち‐ふ【地府】
1 《地の府庫の意》豊かな地。また、大地。「車馬門前に群集(くんしゆ)して、—に雲を布(し)き」〈太平記・一一〉 ...
ち‐み【地味】
《「ぢみ」とも》ある土地の、生産力から見た質のよしあし。「—の肥えた土地」
ちゃく‐しん【着心】
《「ぢゃくしん」とも》執着する心。物事にとらわれてこだわる心。執心。「人間に—の深かりし咎(とが)」〈太平記・三五〉
ちゃく・する【着する/著する】
[動サ変][文]ちゃく・す[サ変] 1 ㋐目的地に行き着く。到着する。「浦賀に—・するや否や」〈福沢・福翁自伝〉 ...
ちゃく‐そう【着相】
《「ぢゃくそう」とも》特定の物事に心がとらわれている状態。「容色の妙(たへ)なるに会ひても、迷ひの前の—を哀れむ」...
ち‐ゆ【地楡】
《「じゆ(ぢゆ)」とも》ワレモコウの別名。また、漢方でワレモコウの根茎を乾燥したものをいう。
ちょう‐こう【長講】
1 (チャウカウ) 講演・講釈などを、普通より長い時間にわたってすること。また、その話。「三時間に及ぶ—」「—一席...
ちょう‐し【鑷子】
《「ぢょうし」とも》金属製の毛抜き。
ちょう‐じゃく【朝夕】
《古くは「ぢょうじゃく」とも》 1 「公人朝夕人(くにんちょうじゃくにん)」の略。 2 ⇒ちょうせき(朝夕)
ちょう‐ど【調度】
《古くは「ぢょうど」とも》 1 日常使う手回りの道具や器具類、また小型の家具。「新居にふさわしい—を揃える」 2 ...
ちょう‐ぶく【調伏】
[名](スル) 1 《「ぢょうぶく」とも》仏語。 ㋐心身をととのえて、悪行を制すること。 ㋑祈祷(きとう)によって...
ちょう‐や【長夜】
《古くは「ぢょうや」とも》 1 秋または冬の長い夜。ながよ。《季 秋》⇔短夜。 2 夜通し。「—の宴」 3 《いつ...
ち‐りゃく【治略】
《「ぢりゃく」とも》世を治める方策。治世の策。
ち‐りょう【治療】
[名](スル)《「ぢりょう」とも》病気やけがをなおすこと。病気や症状を治癒あるいは軽快させるための医療行為。療治。...
ち‐るい【地類】
《「ぢるい」とも》 1 旧制度で、地租徴収のために区別した土地の種別。 2 地上に存在するすべての物。地上の万物。...
ち‐ろ【地炉】
《「ぢろ」とも》地上または床に作った炉。いろり。
じ‐ろう【痔瘻】
肛門の周囲に管状の穴があき、膿(うみ)などの出る痔疾の一種。蓮痔(はすぢ)。穴(あな)痔。→瘻孔(ろうこう)
ぢんぢんぢん【ぢん・ぢん・ぢん】
花村万月の長編小説。平成10年(1998)刊行。新宿を舞台に、家出少年の葛藤を描く。