つぶ【粒】
[名] 1 小さくてまるいもの。「米—」 2 集合体を構成する個々の物や人の大きさや質。 3 小銭のこと。 4 ム...
つぶ【螺/海螺】
食用の巻き貝。ニシ類、東北地方以北でとれるヒメエゾボラや、バイの俗称。ツブ貝。
つ・ぶ【禿ぶ】
[動バ上二]毛などがすり切れる。ぬけ落ちる。はげる。ちびる。「—・びにける水茎して書き記して奉りおく」〈源順集・詞書〉
ツブアイ‐しょとう【ツブアイ諸島】
《Îles Tubuai》⇒オーストラル諸島
ツブアイ‐とう【ツブアイ島】
《Tubuai》⇒トゥブアイ島
トゥブアイ‐とう【トゥブアイ島】
《Tubuai》南太平洋、フランス領ポリネシア、オーストラル諸島の主島。マラアムとよばれる南東から吹く冷たい季節風...
トゥブアイ‐しょとう【トゥブアイ諸島】
《Îles Tubuai》⇒オーストラル諸島
つぶ‐あん【粒餡】
小豆が粒のままか、つぶしてある餡。
つぶ‐え【粒餌】
穀物の実や、その挽(ひ)き割りを原料とした家禽(かきん)の飼料。
ツブカル‐さん【ツブカル山】
《Toubkal》⇒トゥブカル山
つぶ‐がい【螺貝/海螺貝】
⇒つぶ(螺)
粒(つぶ)が揃(そろ)・う
集まった物の、大きさや質が均等である。転じて、すぐれた人や良質の物が揃っている。
つぶ‐ぎん【粒銀】
豆板銀(まめいたぎん)の俗称。
つぶさ‐に【具に/備に/悉に】
[副] 1 細かくて、詳しいさま。詳細に。「事の次第を—報告する」 2 すべてをもれなく。ことごとく。「—点検する」
つぶし【潰し】
1 つぶすこと。力を加えて形を変えること。また、そのもの。 2 金属製の器物を溶かして地金(じがね)にすること。ま...
つぶし‐あん【潰し餡】
小豆を煮てすりつぶし、こさないで砂糖を加えて作った餡。→漉(こ)し餡
潰(つぶ)しが効(き)・く
《金属製品は、溶かして別の物にすることができるところから》それまでの仕事をやめても、他の仕事ができる能力がある。「...
つぶし‐きん【潰し金】
金属性の器物を溶かしてつぶし、地金としたもの。
つぶし‐しまだ【潰し島田】
女性の髪形の一。島田まげの根もとを短くしてまげを押しつぶしたように低く結ったもの。つぶし。
つぶし‐ね【潰し値】
⇒潰し値段
つぶし‐ねだん【潰し値段】
1 金属製品の単なる地金としての値段。潰し値。 2 製品を、その用途を勘定に入れず単なる素材としてだけ見積もった値...
つぶ・す【潰す】
[動サ五(四)] 1 力を加えてもとの形を崩す。「にきびを—・す」「空き缶を—・す」 2 本来の働きができないよう...
つぶ‐ぞろい【粒揃い】
1 たくさんの中の粒の大きさや質が、良質でよくそろっていること。また、そのもの。「—の真珠のネックレス」 2 集ま...
つぶ‐だ・つ【粒立つ】
[動タ五(四)]《古くは「つぶたつ」》粒状になる。また、表面にたくさんの粒ができる。「夕立で水面が—・つ」「—・つ...
つぶ‐つぶ
[名](「粒粒」とも書く)たくさんの粒状のもの。また、その一つ一つ。ぼつぼつ。「顔に—ができる」「—のあるきゅうり...
つぶつぶ‐かん【粒粒感】
つぶつぶとした感じ。たくさんの粒の感触。「果実の—を楽しむジュース」
つぶて【飛礫/礫】
小石を投げること。また、その小石。「—をうつ」「梨(なし)の—」「紙—」
つぶ‐と
[副] 1 ずれやすきまのないさま。ぴったり。びっしり。「みちのくにがみを—おさせ給へりけるが」〈大鏡・伊尹〉 2...
つぶ‐なき【踝】
《「つぶなぎ」とも》くるぶしの古名。〈和名抄〉
つぶね【奴】
1 しもべ。召し使い。「恩愛の—となりて」〈沙石集・四〉 2 仕えること。奉仕。「朝夕の—もことにまめやかに」〈読...
つぶ‐やき【呟き】
つぶやくこと。また、その言葉。「—をもらす」
つぶやき‐サイト【呟きサイト】
⇒簡易ブログ
つぶやき‐ブログ【呟きブログ】
⇒簡易ブログ
つぶ‐や・く【呟く】
[動カ五(四)] 1 小さい声でひとりごとを言う。「ぶつぶつと—・く」 2 ツイートする。→ツイート
つぶ‐よみ【粒読み】
1 一語ずつその意味を考えながら熟読すること。 2 並んでいる数字を一つずつ読むこと。「119」を「ひゃくじゅうき...
つぶ‐より【粒選り】
多くのものの中からすぐれたものを選び出すこと。また、選び出されたもの。えりぬき。よりぬき。つぶえり。「—の品をそろえる」
つぶ‐ら【円ら】
[形動][文][ナリ]まるくて、かわいらしいさま。「—な瞳(ひとみ)」
つぶ‐らか【円らか】
[形動][文][ナリ]まるいさま。また、まるくて、かわいらしいさま。「目を—にして口をつぐむ」〈鏡花・婦系図〉
つぶら‐じい【円椎】
ブナ科の常緑高木。暖地の山中に生え、葉は楕円形。6月ごろ、雄花と雌花とをつけ、丸くて小さい実を結ぶ。実は食用。こじ...
つぶらわ・し【潰らはし】
[形シク]今にもつぶれるような感じである。「人々しげく並みゐたれば、いと胸—・しく思さる」〈源・賢木〉
つぶらや‐えいじ【円谷英二】
[1901〜1970]映画の特殊撮影監督。福島の生まれ。本名、円谷(つむらや)英一。ミニチュア撮影やスクリーンプロ...
つぶり【頭】
あたま。かしら。つむり。
つぶ・る【瞑る】
[動ラ五(四)] 1 まぶたを閉じる。つむる。「目を—・って考える」 2 見て見ぬふりをする。「失敗に目を—・る」...
つぶ・る【潰る】
[動ラ下二]「つぶれる」の文語形。
つぶれ【潰れ】
1 すりへること。また、すりへったもの。「のこぎりの歯の—」 2 その物の機能が失われること。「声の—」 3 むだ...
つぶれ‐ち【潰れ地】
江戸時代、天災などにより生産能力を失った田畑。年貢は免除された。
つぶれ‐びゃくしょう【潰れ百姓】
江戸時代、貢租の重課、負債の累積、凶作などによって破産した農民。
つぶ・れる【潰れる】
[動ラ下一][文]つぶ・る[ラ下二]《形容動詞「円(つぶ)ら」から》 1 外部からの力を受けて、もとの形が崩れる。...
粒(つぶ)を揃(そろ)・える
すぐれた人や物を集める。