つま・む【摘む/撮む/抓む】
[動マ五(四)] 1 指先ではさむ。指先や箸(はし)などではさみもつ。「鼻を—・む」「塩をちょっと—・む」 2 指...
つまむかえ‐ぶね【妻迎へ船】
妻を迎えに出る船。特に、七夕(たなばた)に彦星(ひこぼし)が乗って織女を迎えに天の川に漕(こ)ぎ出すという船。「彦...
つま‐もの【妻物】
「妻2㋐」に同じ。
つま‐もよう【褄模様】
女性の着物の褄につけた模様。また、その模様をつけた着物。
つま‐や【妻屋/嬬屋】
夫婦の寝所。ねや。「我妹子(わぎもこ)と二人我が寝(ね)し枕づく—のうちに」〈万・二一〇〉
つま‐やか
[形動ナリ]こぢんまりしたさま。「鎧かろげに着なし、小具足—にして」〈保元・上〉
つま‐ようじ【爪楊枝】
歯にはさまった物を取ったり、食物を刺したりするための小さい楊枝。こようじ。
つまよねむれ【妻よねむれ】
徳永直の長編小説。昭和21年(1946)から昭和23年(1948)にかけて、「新日本文学」誌に断続的に発表。同年刊...
つまよばらのように【妻よ薔薇のように】
成瀬巳喜男監督による映画の題名。昭和10年(1935)公開。原作は中野実の戯曲「二人妻」。出演、丸山定夫、千葉早智...
つま‐よ・る【爪縒る】
[動ラ四]矢を指先にのせ、もう一方の手の指先で回しながら、矢柄(やがら)や羽・鏃(やじり)などのぐあいを調べる。「...
つまら◦ない【詰(ま)らない】
[連語]《動詞「つまる」の未然形+打消しの助動詞「ない」》 1 おもしろくない。興味をひかない。「—◦ない映画」 ...
つまら◦ぬ【詰(ま)らぬ】
[連語]《「つまらん」とも》「つまらない」に同じ。「—◦ぬことに悩む」「—◦ぬ絵に大金を払う」
つまり【詰(ま)り】
[名] 1 物が詰まること。また、詰まっている度合い。「排水溝の—」「袖丈(そでたけ)の—ぐあい」 2 いろいろと...
つま・る【詰(ま)る】
[動ラ五(四)] 1 すきまもなく入って、いっぱいになる。「立錐(りっすい)の余地もなく—・った聴衆」「予定がびっ...
詰(つ)まるところ
いろいろと考えたあげくにたどりついたことを述べるときに用いる。要するに。結局。「失敗の原因は—資金の不足だ」
褄(つま)を取(と)・る
1 裾の長い着物の竪褄(たてづま)(襟下)を手で持ち上げて歩く。「—・って歩く」 2 《芸者が左褄をとって歩くとこ...